ToyandDiary

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バースバイスリープ

キングダム ハーツ バース バイ スリープキングダム ハーツ バース バイ スリープ
(2010/01/09)
Sony PSP

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 とりあえず、一通りクリア。残すはシークレットEDのみ。ちまちまとプラウドモードをやり始めますかね。

 352daysがハズレだったので、今回はどうかなーと思ったんですが杞憂でした。DSとPSPでは根本的にマシンパワーが違いすぎる。戦闘システムの爽快さと練りこみ具合が段違いです。352daysの、あの単調な戦闘は一体……

 主人公は三人。ストーリーがそれぞれ独立していて、三人をクリアーすることで初めて物語の全体像が見えるというもの。一人辺りのプレイ時間は10〜13時間程度。やり込み要素が満載なので、もっとガッツリ遊べます。
 三人プレイすると飽きが来そうですが、その辺りはストーリーの描き分けと戦闘システムでテンションを保たせています。個人的に上手いなと思ったのが、戦闘難易度。アクションが苦手な人への配慮なのか、スタンダードモードだと大して強化しなくてもサクッとクリア出来てしまいます。一週目なんか、〜ガ系を殆ど合成せずにEDまで突っ走っておりましたwそれでもクリア出きるくらい(さすがに最後は苦戦するけど)の難易度なんですね。なので、ぶっちゃけ今回用意された戦闘システムを駆使しなくてもEDは見られる。
 で、次に二人目をプレイするとなると、正直ダルさがあるわけですよ。またLV1からやり直しかよ、みたいな。とはいえ、ストーリーは追いたい。そこで、一週目は放置していた戦闘システムに手を出してみると、その奥深さに気づくんです。コマンドのカスタマイズ、アビリティの付与、D-LINKの強化、フィニッシュコマンドの進化などなど。知れば知るほど、やればやるほど、面白さが増してくる見事な戦闘システムなのです。まあ、ハマるハマる。
 殆どだれることなく、ラストエピソードまで突っ走れます。

 ストーリーも一人一人は小粒なのですが、三人プレイしたのちのラストエピソードをクリアするとグッと来るものが。KHシリーズの中では一番好きなEDかもしれない。アクアがねえ、いいキャラなのですよ。彼女を主役にもう一度外伝を作って欲しいくらい。
[ 2010/01/17 23:27 ] ゲーム | TB(0) | CM(2)

今月の本 二年分、その五 謹賀新年

1.夜は短し歩けよ乙女
夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)
(2008/12/25)
森見 登美彦

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 わずと知れた、森見の代表作。妙に時代がかっているくせに、やたらとポップな文体で先輩と乙女のラブ?ストーリーが展開されていきます。とにかく話が奇天烈で、何処に着地するのか分からない(笑)現実と虚構が入り乱れた不思議な世界観を、軽妙な文章で見事に構成していて、もうお見事としか。
 あくまでポップな小説だから得るところは何もないけれど、くすりと笑いたい時に欲しい一冊かな。

2.素数たちの孤独

素数たちの孤独(ハヤカワepiブック・プラネット)素数たちの孤独(ハヤカワepiブック・プラネット)
(2009/07/16)
パオロ・ジョルダーノ

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 精神と肉体、互いにいびつさを持っているが故に惹かれ、そして反発しあう男女の物語。二人の人生が転落していく導入部のテンションは素晴らしく、映画的に魅せてくれます。出会いも、その後の交流も何だか甘酸っぱくて素敵。とか思っていたら、あれよあれよとこんがらがっていく二人の関係。最終的に二人は大人になるのだけれど、この甘くて苦い感覚は青春そのものだよなあと。二人の人生を幼少期から読まされているから、そう感じるだけかも知れないけれど。
 結末も、ちょっぴり苦め。でも、タイトル通りのラストで個人的には満足です。


3.ガラスの街

ガラスの街ガラスの街
(2009/10/31)
ポール・オースター

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 オースターのニューヨーク三部作、ガラスの街が新訳で登場。旧訳の評判がイマヒトツだったので、嬉しい限り。ただ、個人的にはニューヨーク三部作は敷居が高いなあという印象でした。メタっぽいのが、あんまり駄目な人なのですよね。予測不可能なストーリーテリングっぷりは好きなんだけどなー。まだまだついていけるレベルじゃないようです。もうちょっと時間が経ってから幽霊たちともども読み返してみたいな。

4.プリンセストヨトミ

プリンセス・トヨトミプリンセス・トヨトミ
(2009/02/26)
万城目 学

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 長い! というのが、とにもかくにも第一印象。万城目作品は大体読んでいるけれど、冗長さを感じたのはこれが初めてでした。あと、文章にもうちょっと気を使って欲しいかも。ストーリーがいつも面白いだけに、これで文章が達者ならといつも思うのですよ。あの荒唐無稽な物語を最後まで読ませるから、筆力は相当なものだとは分かっているんですが、こう、ね。そんなにサラッと流さないでもっと書いておくれよとか思ってしまうのです。

5.宵山万華鏡

宵山万華鏡宵山万華鏡
(2009/07/03)
森見 登美彦

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 表紙は綺麗なんだけどねぇ、読みやすいんだけどねぇ……
 どうしても「夜は短し〜」と比べてしまう。個人的には(森見作品としては)平凡な出来という印象でした。 
[ 2010/01/05 16:27 ] 今月の本 | TB(0) | CM(0)

今月の本二年分〜その四 終わりはいつじゃろか、編

アラビアの夜の種族

アラビアの夜の種族〈1〉 (角川文庫)アラビアの夜の種族〈1〉 (角川文庫)
(2006/07)
古川 日出男

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アラビアの夜の種族〈2〉 (角川文庫)アラビアの夜の種族〈2〉 (角川文庫)
(2006/07)
古川 日出男

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アラビアの夜の種族〈3〉 (角川文庫)アラビアの夜の種族〈3〉 (角川文庫)
(2006/07)
古川 日出男

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 ラビアンナイトを底本にした(らしい)、ファンタジー長編。一つの書物を中心に語られていく物語は圧巻。過剰とも言えるほどに言葉(そして、言葉遊び)を連ねて物語を作り出す古川作品の心地よさに存分に浸ることが出来ます。
 文章にはやや癖があり、突然語り口調が変わることに戸惑いを覚える人もいるかも。ただ、そんな欠点をかき消すほどに幻想に満ち満ちたストーリーが魅力的なので、是非とも腰を据えて読んでいただきたい一品でございます。

SOSの猿

SOSの猿SOSの猿
(2009/11/26)
伊坂 幸太郎

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 海獣の子供で知られる五十嵐大介とのコラボレーションから生まれた伊坂最新作。他人からのSOSを受信してしまう「私」や、物語をトリックスター的な立ち位置で語る孫悟空など、伊坂作品らしいヘンテコな要素が期待を煽ってくれます。実際、中盤までは広がりを見せていく世界観に胸躍らされます。この辺りの広がりは、伊坂というよりも五十嵐大介の作品が持つ懐の深さに影響を受けているのではないかな。底知れぬ世界観を持つ海獣の子供を思い出さずにはいられませんでした。
 ただ、広がりはそこでストップ。終盤になってもさしたる展開はなく、物足りなさが残ります。つまらなくはないけど、長編でやるネタでもないよね。
 もっとも、私は伊坂幸太郎は「プロットは素晴らしいけれど、膨らましきれていない作家」という認識なので、こんなものかなという感想を抱いてもいますが。
 魔王 JUVENILE REMIXのように、伊坂作品を膨らましきった傑作を見た後では尚更に。漫画や映画の原作を手がけた方が素晴らしい仕事をするのではないかなあ。

終末のフール

終末のフール (集英社文庫)終末のフール (集英社文庫)
(2009/06/26)
伊坂 幸太郎

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 ほぼ、SOSの猿と同じ感想。ワクワクさせてくれる部分はあります。読みながら、「どうなるんだろう?」という興味を抱かせてくれる作家という点では、稀有な力を持っているとは思います。ですが、やはり「他の人がこのネタやれば、もっと膨らむんじゃないかな?」という想いも同時に生まれるわけで。
 もちろん、「面白いネタ」を考えられるだけで商業作家としては一流なんです。なんですけど、終末のフールを大須賀めぐみが書いたらスゲー面白いんだろうなと思ってしまうわけです。
[ 2009/12/13 20:45 ] 今月の本 | TB(0) | CM(0)

カールじいさんの空飛ぶ家

THE ART OF カールじいさんの空飛ぶ家THE ART OF カールじいさんの空飛ぶ家
(2009/11/20)
ティム・ハウザー序文・ピート・ドクター

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 初から最後まで涙が止まらない。大切な人を失った人なら、冒頭で涙し、クライマックスで涙を流すだろう。この作品が「別離」をテーマにした他の映画と一線を画すのは、その涙がただ悲嘆に暮れるものではないという点だ。冒頭では哀しみから涙が零れるが、クライマックスでは感動に包まれて独りでに涙が流れていく。
 別離を拒絶していた老人が、愛妻の死を受け入れた時、どんな行動を取るのか。それまでの細やかな演出を気に留めながら、是非目にして欲しい。

 以下は映画の内容に触れるため、見たくない方には避けていただきたい。

 
[ 2009/12/10 22:30 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

新世紀のラブソング

新世紀のラブソング(初回生産限定盤)(DVD付)新世紀のラブソング(初回生産限定盤)(DVD付)
(2009/12/02)
ASIAN KUNG-FU GENERATION

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 ンドレスリピート中。

 ワールドワールドワールド以来、アジカンからは遠ざかっていたのだけれど、ライブDVD付属が決定打となって購入いたしました。アジカンのライブ音源は神なのです。アレンジが最高なんですよ。原曲に足りなかったところを取り入れ、時にはテンポすら変えて、1ランク上への曲へと昇華させる。おまけに、明らかにレコーディング時より歌が上手くなっていると来てる。いい音楽を創ろうという彼らの姿勢を、私は大いに支持いたします。
 古い曲も新しい曲も飽きずにipodに詰め込んであるのは、彼らくらい。最近は曲が凝り過ぎて、カラオケじゃまったく歌えなくて困っているけどね(ぇ

 新世紀のラブソングは今までのアジカンとはまったく異なる曲調で、度肝を抜かれます。え、これ、アジカンなの?みたいな。正直、最初は「やっちまった〜」と後悔したんですが、すみません(土下座しつつ)。やっぱ、アジカンは良いバンドです。
 戸惑いを越えた後に、じわじわと響いてくるリズムと歌詞。出口を求めて疾走するかのようなクライマックスが、心をがっちりと捉えて離しません。いやこれ、凄いよ。CDショップで試聴するのは止めた方がいいと思います。じっくりと何度も聞いてこそ味が出てくる曲。

 ライブDVDは鉄板。ループ&ループ、リライト好きな私にはたまらんとです。いやーしかし、ホントに歌が上手くなっていくよなあ。
[ 2009/12/09 18:01 ] 日記 | TB(0) | CM(0)