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![]() 『あれはソーじゃない。ソーと似ているけど、違うんだ。でも、クローンでもない。何でもかんでもクローンってわけじゃないんだよ。あたしたちの知っている雷神ソーが操られてるってこと。世界で……二つの世界で一番ヤバイ奴に』 ONSLAUGHT REBORN #3 ![]() 『オンスロートは別の世界にいた。あたしたちの世界とよく似たところに。あの子の話を間に受けるならの話だけど。でも、あの子は今ここにいる。 あの子、フランクリン・リチャーズは。リードとスーザンの子供らしいけど、二人は結婚もしてないし、子供も生んでない』 『どうよ、これ。頭が、こんがらがっちゃうね。 あたしの名前はリッキ・バーンズ。キャップのサイドキックだよ。へへん、凄いっしょ。 でもさ、あたしはフランクリンの世界に存在していないんだって。どうでもいいと思うでしょ。でも、これって重要なのよね。実際、あたしがどう死ぬのかってことに関係あるから』 オンスロートが操れるのは一度に一人だけ。亡霊のように精神を次から次へと移動させているのだ。オンスロートが最初に操ったのはハルクだったが、元から理性のない彼は一度戦いに巻き込めば引き下がることはない。オンスロートはハルクからソーへと乗り移り、二人に殺し合いをさせるのだった。 ![]() ミョルニルの力でハルクを圧倒するソーだったが、ミョルニルは心の清いものにしか扱えない。オンスロートに操られたソーには、ミョルニルを扱えないのだ。オンスロートはソーを早々と見限り、再びハルクの精神を乗っ取る。 「くだらぬ神を崇めるこの世界は直に、朽ち果てる。この我によってな。そして愚民どもは我に祈りを捧げるのだ。このオンスロートにな!」 そして、オンスロートはソーを宇宙にまで殴り飛ばすのだった。ミョルニルを持ち上げようとした(オンスロートはミョルニルの性質を知らない)ハルクの背中に無数の矢が突き刺さる。 アヴェンジャーズだ。 ![]() ヒューマントーチとアイアンマンを宇宙に向かわせ、キャップは残るメンバーを率いてオンスロートに立ち向かう。もはやフランクリンの言葉を疑っている暇はなかった。キャップはヒーローの精神を次々と乗っ取るオンスロートの本体を、ホークアイに探し出せと命じる。 「俺かよ!? 何だって、俺が見つけられると……」 「君のマスクの下がどうなっているのか、知らないと思うのか!? さあ、オンスロート探すんだ。ソルジャー!」 「……こいつが終わったら、俺たちは厄介な問題を抱えることになるぜ。坊や」 怪力を誇るハルクには、並大抵の力では歯が立たない。次々と仲間が倒れていく。だが、キャップは一人果敢に立ち向かうのであった。 「貴様がこの世界で何をしようとしているのかなど関係ない。だが我々は、男も女性も、子供ですらも、最後に息絶えるまで戦い続けるぞ!」 一方、アイアンマンとヒューマントーチは上空に殴り飛ばされたソー(変身が解け、人間に戻っている)を回収する。 ![]() ハルクの力はやはり尋常ではなかった。キャップをも倒したハルクはミョルニルを拾い上げる。だがもはやミョルニルはハンマーではなかった。ただの棒切れに変化していたのだ。怒ったハルクが投げ捨てたミョルニルを、海中で拾うものがあった。アトランティスのネイモア王子だ。 怒りにまかせてハルクがキャップを殺そうとしたその瞬間、ヒューマントーチにソーを預けたアイアンマンが上空から現れる。 「すまない、ブルース。いつの日か君が許してくれることを祈っている!」 アイアンマンの一撃でハルクは倒れた。 「ありがとう、トニー。君とブルースが友人であることは知っている。辛かっただろう。だからこそ我々は、この問題を解決せねばならない。オンスロートを一刻も早く見つけなければ……」 「キャップ……くだらんな」 キャップに襲い掛かるアイアンマン。その目には禍々しい光が宿っていた。 その頃、ファンタスティックフォーのホームであるバクスタービルではリード・リチャーズがフランクリン・リチャーズの話の真偽を確かめるため、DNA検査を行っていた。少年の話は突拍子もないものであったが、嘘をついているようにも思えなかったのだ。そんなリードの元に、呼吸停止した人間が担ぎこまれる。ヒューマントーチによると、この人間こそが雷神ソーだという。 ![]() 「色々しなきゃいけないことはあるけど、まずはミルクでも飲んで一息入れようよ」 アヴェンジャーズマンション。子守を任されたバッキーは少々不満ながらもフランクリンの面倒を見ていた。 「フランクリン? どうしたの。このセキュリティを破って入ってこれるやつなんていないよ」 「パ、パパとママを探さなきゃ……」 脅えるフランクリンの目の前には、五人のヴィランが並んでいた。 「我々に何をして欲しいかね、少年? よし、ではまず自己紹介だ。エクスキューゾナー、スカーレットウィッチ、エンシャントレス、ウルトロン。俺か? 俺様はロキ。ソーの腹違いの弟さ。真のアスガードの後継者だ。さてさて、我々が何故ここにいるかって? なぁに、我々の助けがいるんじゃないかと思ってね……」 ![]() オンスロート打倒を目指しているというロキたち。その頭上ではインビジブルウーマンが息を潜めていた。その肩にはアントマンもいる。 「フランクリンが私の子供かどうかなんて関係ないわ。誰にもあの子を傷つけさせない」 「俺もいるぜ、スーザン。奴らは誰にやられたかも気づかんだろうぜ!」 to be continued ONSLAUGHT REBORN #4 約一ヶ月ぶりになってしまったアメコミ紹介。スミマセン。アメコミ自体は30〜60分程度で読めるんですが、それを記事するのに倍の時間がかかってしまうので、ついつい怠ってしまいがちなのです。この調子だといつまで経っても紹介が進まないので、隔週で紹介していこうと思います。で、アメコミを紹介しない週は玩具レビューをという調子に。 さて、このオンスロートリボーンは発売時期がずれているらしく、来月にようやく#4が発売される模様(苦笑)ストーリーとしてはまだどう転がるのか分からないといったところです。まぁ、アヴェンジャーズの態度が前号と微妙に違うといった箇所も見受けられますが、バトルシーンが多いので無問題。ロブ・ライフェルドの暑苦しいアートを存分に堪能できます。インビジブルウーマンもバッキーもムキムキです。いや、ムチムチでもあるから、ムチムキみたいな(そんな言葉はない) 余談ですが、前号のジョー・ブラックネタに続いて今号ではやはり十年近く前のデンゼル・ワシントンの映画ネタを持ってきています。微妙にセンスの古いバッキーに笑ったw ←完結してませんが予約始まってます |
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