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今月の本vol.5 第三期

1.僕僕先生

 美少女仙人とニートの青年の、ちょっとした冒険譚。ヒロイン(というか、主役)の僕僕が、とにかく可愛い。大人とも少女ともつかないアンバランスな存在感があるんですよ。主人公をからかったかと思えば、やたらとベタベタしたりとか(笑)
 もう一つのポイントは、時代背景。神仙の存在が次第に忘れ去られつつあるという時代設定を持っているので、物語が後半に進むにつれ、不思議なノスタルジーが生まれてきます。僕僕と主人公の関係性にも同じことが言えて、ちょっぴり切なくなるところも。でもでも、最後は気持ちよく終わってくれるので、その辺は安心なのです。
 読後に爽やかな気分にさせてくれる良作でした。

1.文学少女と穢名の天使

 文学少女最新刊。今回は、琴吹ななせにスポットライトが当たります。全シリーズ通して、井上心葉の影とも言うべきキャラクターたちが毎回登場するのですが、今回はまさにもう一人の心葉そのものといったゲストキャラが登場して、物語を彩ってくれます。1~3巻のゲストキャラに心葉(そして、美羽)と似通った部分を持たせつつ、4巻で心葉と鏡合わせとなるキャラクターを投入、そして5巻へという構成がお見事。今回は事件がごちゃごちゃしすぎかなという印象があるのですが、それでもシリーズ通しての構成力が素晴らしいので気になりません。
 ただ、琴吹さんにはヒロインの資質はないかなぁ(コラ)遠子先輩の深い愛情(というには語弊があるけれど)と琴吹さんでは勝負にならんですわ。

1.去年ルノワールで

 妄想エッセイ集。筆者・せきしろの妄想がひたすら綴られていく、無意味・無価値・無気力の三拍子が揃った一品です。だが、それがいい(笑)気分はまるで、ファミレスでグダグダと友達と喋っているよう。どーでもいいんだけど、まあ笑えるよね……みたいな微妙な面白さが味わえます。

条件付1.ぼくらの alternative 1

 ぼくらのノベルス。原作を大胆に変更して、小説ならではの物語を作ることに成功しています。契約者の変更、キャラクターの削除、そしてキャラクターの追加。更には搭乗順まで変更。ifの世界を思う存分に楽しめます。これぞ、メディアミックス展開と拍手を送りたくなるライトノベルでした。挿絵も鬼頭莫広で雰囲気抜群。
 難点は文章力でしょうか。雰囲気はあるのですが、体言止めの多様は一部分での視点のブレなど、文章のレベルは決して高くありません。誰が喋っているのか分からなくなったりとか、結構根本的な問題を抱えてます。校正と編集、もっと仕事してよ!と言いたくなってしまう。作者の不得意なところをカバーしてあげなきゃ、可愛そうですよ。このぼくらのはガガガ文庫という新レーベルから発行されているものですが、編集部のレベルが透けて見えてしまいます。記念すべきレーベル第一弾で校正段階でのミス連発かよ、と。
 そのため、原作未読者にはあまりおススメ出来ません。特にキャラクターが口々に喋るところは原作を読んでいなければ混乱することは必至。原作読んでライトノベルという流れが理想的かと思われます。

2.龍天ノ門―居眠り磐音江戸双紙

 居眠り磐音シリーズ。ちょっと飽きてきたかも……(笑)殺陣のシーンがワンパターンなのが……

 アメコミ新刊情報は、明日。
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テーマ : ブックレビュー
ジャンル : 小説・文学

フィギュメイト ネギま!色々



 フィギュメイト・ネギま!。思えばフィギュメイトはネギま!シリーズから始まったんですよねー。ちょっと調べてみたらネギま!だけでもかなり出ている模様。し、知らなかった(汗)

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テーマ : 美少女系フィギュア
ジャンル : サブカル

フィギュメイト 涼宮ハルヒの憂鬱プチレビュー



 以前にも、ちょろっと紹介したフィギュメイトのハルヒ。みくるとシークレット以外は友人から譲り受けたので(笑)、改めてプチレビューです。

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テーマ : 美少女系フィギュア
ジャンル : サブカル

天元突破グレンラガン第九話

ヒトっていったい何ですか?

・兄貴、左遷
 OPから兄貴の姿が消えた……まさかここまで完璧に消去されるとは思わなかった。
 そんな兄貴の代わりに入ってきたのが、螺旋王の娘であるニア。一気に雰囲気が柔らかくなりました。ここまでクローズアップされるってことは、もしかしてグレンのパイロットに乗るのは彼女だったりして。

・螺旋王
 どう見ても人間、ですよね(笑)んでもって、獣人の製作者。人の心が煩わしくて、獣性に満ちた獣人を創りだしたってところでしょうか。友情が理解できないとか、人間は厄介とか発言していますしねー。ラガンの創造者も、こいつっぽい。何らかの精神的ダメージを負って、螺旋王が今週のシモンのようにラガンを扱えなくなって破棄という流れじゃないでしょうか。となると、ラガンが何のために製作されたのか。ラガンの力を必要としていた=螺旋王に敵がいたと考えることが出来ます。このアニメが宇宙規模にまで発展するのだとしたら、最終的に戦うのは螺旋王が戦っていた(かもしれない)勢力なのかもしれません。

・光るゲロ
 豪快な演出でしたねw欝状態のストーリーに息抜きを入れてくれる演出であり、シモンのドラマ上でも必要な演出であり、こういうところはやっぱり上手いです。

・ニア
 兄貴の代わりになるかどうかは現状では何とも言えませんが、ヒロインとしてはいい感じ。シモンに戦いを強要する人間ばかりなのに対し、ニアだけが「逃げてもいい」とシモンを肯定してあげている。絶望の淵に立たされた主人公が新キャラクターと出会って復帰という流れは割とよくあります。また、ニアはキャラクターの性格もそれほど突飛なものではないのですが、シモンに対する接し方が他のキャラクターが違っているので際立ってきますね。
 反面、今週ようやくキャラが立ち始めたロシューと若干被るので、彼は割を食うことになるかも。誰がどう考えてもヒロインの描写の方が重要ですからね^^;
 螺旋王に廃棄処分された理由は、判然とせず。螺旋王のキャラクターが掴めてくれば、自ずとこの理由も明かされることになるんでしょうね。

・ヨーコ
 この人もようやくキャラクターとしての肉付けが始まりました。個人的にはあんまり好きな方向じゃないかなぁ。人前では涙を見せない強い女という位置づけに持っていきたいのは何となく分かるんですが……ちょっと悟りすぎじゃないですかと(苦笑)一話こそ、オッパイ、オッパイ祭りでしたが(コラ)、キャラクターとして一向に光ってこないのが何ともかんとも。このまま目の保養係に落ち着いてしまうのでしょうか。

・四天王
 う~ん、ベタだ。だが、それがいいw

テーマ : 天元突破グレンラガン
ジャンル : アニメ・コミック

SPAWN ARMAGEDDON Prologue

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 界の天使アンジェラの協力を得てマレボルギアを倒したスポーンは、地獄の第八階層の支配権を得ることとなった。そんなスポーンに、忘れ去られし者と呼ばれる地獄の支配者の一人・マモンは地獄の新たな支配者にスポーンを据えようとする。だが、スポーンはそれと断った。地上に巣食う邪な存在を駆逐するためである。

 しかし、地球は暗黒に満ちていた。スポーン一人の力では、どうにもならないほどに。そこでスポーンは、師であるカリオストロに救いを求める。魔界の支配権を使用し、地獄を変革する……地上にはびこる哀しみと痛みを地獄へと捨て去ろうとしたのだ。だが、その過程でスポーンはカリオストロの裏切りにあい、地球へと送り返されてしまう。スポーンは力の多くを失う羽目になった。その記憶すらも。マモンによって記憶を奪われたスポーンは、放浪の最中、天界と地獄の中立的存在を無意識の内に解き放つこととなる。

 そして、スポーンは謎の世界・グリーンワールドで記憶のすべてと、新たな力を得る。かくしてスポーンは、現世へと還るのだった。すべてが始まり、そして彼自身が王国を築いた、忘れ去られた路地裏へと




 今日は、スポーンアルマゲドン編紹介のための下準備。アルマゲドン編単品でも読めないことはないのですが、一応押さえておいた方がいいかなと思いまして。ちなみにウィキペディアをざっと読んだだけなので、訳し間違えがあるかも。大まかな部分は間違っていないと思うのですが、何か間違いがありましたら、ご指摘していただけるとありがたいです。

 で、何ゆえウィキペディアに頼ったかというと、アルマゲドン編が開始されるまで、スポーンのTPBが殆ど刊行されていなかったため。公式サイト調べると、最後にリリースされたTPBが2001年のもの^^;アルマゲドン編に合わせてか、20近くものイシューを収め且つ安価(+フルカラー)のスポーンコレクションをリリースしていますが、それもまだ三巻止まり。邦訳版の最終回、#86にも追いついていないのが現状なのです。さすがに70近くもの欠けたイシューを海外通販で保管する経済力はない(苦笑)というわけで、アルマゲドン編以前のことについてはお答えできないことを、予めご了承くださいませ。アルマゲドン編以前のことには触れずとも理解できるように紹介していくつもりではありますので……

 まぁ、今回は記憶を失ったスポーンが新たな力と記憶を取り戻して路地裏に帰ってきましたということを把握してくださればいいかと。

テーマ : アメコミ
ジャンル : サブカル

CIVIL WAR FRONT LINE the accused part4&sleeper cell part2



 いぞ。奴をぶっ殺せ。
 刑務所内のリングでは、かつてのスピードボール、ロバート・ボールドウィンが敵対を続けていた囚人と殴り合っていた。誰もがボールドウィンの負けを確信していたが、彼と同じ独房にいる〝ヒッキー〟だけが、ボールドウィンの勝ちに賭けていた。
 最初こそ一方的に殴られていたボールドウィンだったが、彼はスーパーヒーローとしてのキャリアを持つ男である。殴られていたのは、相手の力量を測るためだった。
「おいおい、あんたのボクシングスキルは大したもんだな。驚いちまったぜ。あんたは正しい。俺が間違ってたさ」
 一方的に試合を展開し、ボールドウィンは敵を倒した。だが、一対一でどれだけボールドウィンが強かろうとも、この刑務所内で彼の味方をする人間はヒッキー一人のみ。ボールドウィンは観客の一人に足を刺され、苦悶するのだった。

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 ボールドウィンに変化が起きたのは、その時だった。ナイフで刺された足を踏みにじられた際……苦痛に苦痛が重なったその時に、ボールドウィンは休眠状態にあったはずの能力を目覚めさせ、リングとその周辺を破壊する。

CIVIL WAR FRONT LINE the accused part4

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「お前の足に何が起きたんだい?」
 騒動が一段落し、ボールドウィンは母と面会していた。父の姿はない。スタンフォード事件で、ボールドウィンは子供たちを殺した犯人の一人として扱われていた。かつてニューウォーリアーズと活躍していたヒーローは今や、全米で最も憎まれる罪人だった。その憎しみは家族にまで向けられ、彼らも追い詰められている。だが、それを知っても尚、ボールドウィンの主張は変わらない。
 母親が「まだ犠牲者のために出来ることがあるのよ」と説いても、子供の頃から頑固なボールドウィンには無意味だった。
「それでもね、ロビー……私はお前を愛しているのよ。何が起ころうとも、それは変わらない」
 母は去っていく。もう二度と、ボールドウィンとは会わないと言い残して。
 ボールドウィンには、うな垂れることしか出来なかった。

to be continued the accused part5

CIVIL WAR FRONT LINE sleeper cell part2

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 ジョーのマリーンマニア。事件直後から行方をくらましている店主のジョーについて、二人の現場捜査官は推論を交わす。出身、本名すら判然としない彼の狙いは保険金詐欺だとドナは考える。だが、相棒のキースは冷戦時に送り込まれたロシアのスパイではないかと冗談めかして言う。
 任務に支障を来たさぬよう、〝その時〟が来るまで、ジョーの記憶を封印。ジョーは、とある合図を受信した際にのみ、スパイとして目覚めるスリーパーエージェントだった。だが、冷戦と共に時代は変わっていった。用済みとなったはずのスリーパーエージェントはしかし、現代に起きつつある変化と共に、その存在を再び必要とされた。そして、ジョーはエージェントとしての目覚めを迎えた。
ドナ「それで?」
キース「さあな。大統領とか、その辺のお偉いさんでも暗殺するんじゃないか」
 結局、キースの推論はあまりにも飛躍しすぎているということで、保険金詐欺説に落ち着いた。二人は店の周囲に集った野次馬を遠ざけるように、消防士に言い、その場を後にする。
 だが、その消防士こそが、スリーパーエージェント・ジョーであった。ジョーは冷たい目で、二人を見据えている。

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to be continued sleeper cell part3




 The New Warriors were here.
 来月から新タイトルがスタートするニュー・ウォーリアーズ。シビルウォーを通して、最も人生を滅茶苦茶にされたヒーローの代表格である彼らの一人、スピードボールの短編を今日は紹介しました。その内、もう一人のメンバー、ノヴァが活躍するアニヒレーションシリーズも紹介したいところです。
 なお、新ニュー・ウォーリアーズと旧チームの関係は不明。恐らく新チームとは敵対関係に立つであろうスピードボールとの絡みがあるのか、楽しみ。

 もう一つの短編、スリーパーセルはプリンスネイモアが送り込んだスパイのお話。世界に起きつつある変化とはもちろん、スーパーヒューマン登録制度のこと。ネイモアもスーパーヒューマンの一人ですからね。

テーマ : アメコミ
ジャンル : サブカル

OMNIBUS

 今週のTPB(marvelのみ)

五月三十日発売予定(amazon)
Marvel 1602: Fantastick Four (Fantastick Four)
 MARVEL 1602: FANTASTICK FOUR #1-5を収録。

Spider-man Loves Mary Jane 3 (Marvel Adventures Spider-Man (Graphic Novels))
 SPIDER-MAN LOVES MARY JANE #11-15を収録。日本の単行本と同じサイズの、ダイジェスト版(中身は普通のTPBと同じです)。

六月六日発売予定
Black Panther: Civil War (Black Panther)
 BLACK PANTHER #19-25を収録。

Doctor Strange: The Oath (Doctor Strange)
 DOCTOR STRANGE: THE OATH #1-5を収録。

Hellstorm: Son of Satan - Equinox (Hellstorm)
 HELLSTORM: SON OF SATAN #1-5を収録。

Silver Surfer Omnibus 1 (Silver Surfer)
 SILVER SURFER #1-18を収録。ハードカバーです。




 アメコミアンケート公開中……なのですが、アンケート機能が上手く働いてないっぽい。機能より投票総数が減ってるwww二位のアメイジングスパイダーマンが一気に転落してしまいました。まぁ、一位がスポーンなのは相変わらずですが。

テーマ : アメコミ
ジャンル : サブカル

CIVIL WAR FRONT LINE ENBEDDED PART FOUR



 ンタムの死は、スタンフォードでの爆発事件を連想させるのに十分すぎるものだった。事件を目の当たりにしたサリーは、何もかも君が悪いほどにスーパーヒューマン登録制度施行を後押しするかのように動いていると感じていた。サリーと交友のあるデイリービューグル社のベンは、シルバーサーファーを初めて目の当たりにした時、ショック状態に陥った過去の経験から、サリーに「物事は客観的に見るべきだ」と説く。目の前の出来事に心を動かされていては、物事の本質はつかめない。
 だがサリーは、「登録法の裏にあるものを探るわ」と言って聞かないのだった。

 性急なサリーを案じつつも、ベンは冷静を保とうとする。そんな彼の車に謎の張り紙があった。

 お前が考えているよりも近くにいるぞ。彼女に聞いてみろ。

 CIVIL WAR FRONT LINE ENBEDDED PART FOUR

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 マンハッタンの某所。さしたる力も持たないヒーローたちが集っていた。彼らの議題は、キャプテンアメリカが指揮するレジスタンスに合流すべきかどうかだった。だが、そんな議題ですら、静かに潜んでいるだという意見も出て、まとまりはない。話し合いが迷走する中、ヒーローの一人、ソロが外の異変に気づく。
「こちらはS.H.I.E.L.D.のエージェントだ。動くな! 未登録の貴様ら全員を逮捕する!」
 突如として乱入してきたS.H.I.E.L.D.。混乱するサリーに、ソロが「お前が連中を連れてきたんだ!」と怒鳴る。サリーは必死に否定するが、弁解する暇もなく、いくらかのヒーローと逃げ惑うしかないのだった。

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 それから六分後……路地裏を歩くベンに、サリーからの電話がかかってくる。命からがら逃げ出した彼女は、残ったヒーローと共に身を隠していた。サリーはベンに警告する。ソロの言うとおり、自分には尾行がついていた。つまり、サリーが情報源として接している何者かが情報をリークしたのだと。
 さしものベンも同様を隠せなかった。一流のジャーナリストには、危機を察知する第六感にも似た感覚がある。それはどんなに否定しようとも確かに存在するものだった。そしてサリーは、一流のジャーナリストだった。ベンは、自分たちの周りにも不穏な空気が流れ始めていることを初めて認識するのだった。
ベン「何のジョークなんだ……?」
 ベンの危惧を嘲笑うかのように、一つの小包が突然目の前に現れる。その中に入っていたのは、パンプキン。グリーンゴブリンの象徴ともいうべきものだった。
「俺様が恋しかったか?」
ベン「お前はオズボーンじゃない! 奴は牢に入っているはずだ! お前は、オズボーンじゃない!」
 脅えるベンの襟首を掴み、グリーンゴブリンは醜く顔を歪める。
グリーンゴブリン「貴様は嘘ばかり書きたてた。真実を記録しようじゃないか」

 to be continued CIVIL WAR FRONT LINE ENBEDDED PART FIVE...




 今回のお話はシビル・ウォー真っ只中。ちと混乱しちゃいますね。スミマセン^^;今後の予定としては隔週月・火にフロントライン誌、金・土がそれ以外という形にしようと思っております。

アメコミアンケート実施中。

テーマ : アメコミ
ジャンル : サブカル

FALLEN SON THE DEATH OF CAPTAIN AMERICA CAHPTER3 BARGAINIG



 は世界中の誰もが知る、偉大なヒーローだった。
 シビルウォーでヒーローが二つの陣営に分かれ、破滅へと突き進む最中、彼は混乱を鎮めるために降伏した。
 だが、自ら犠牲を払った彼を待ち受けていたのは、暗殺者だった。
 キャプテンアメリカは、死んだ
 これは、彼の死を巡る物語である。

FALLEN SON

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 アヴェンジャーズマンション。今は廃墟と化したその地に、一人の不法侵入者が現れる。アイアンマンが駆けつけると、男はすらすらとアヴェンジャーズのコードナンバーやパスワードを並び立てた。彼の名は、クリント・バートン。かつて、ホークアイと呼ばれた男である
 スカーレットウィッチの現実改変能力に再び生を得たホークアイを目の当たりにして、アイアンマンは驚きを隠せない。キャプテンアメリカの死について話し合いに来たというクリントだったが、彼を本物だと信じられないアイアンマンは彼を気絶させ、S.H.I.E.L.D.のヘリキャリアーまで運ぶのだった。

THE DEATH OF CAPTAIN AMERICA CAHPTER3 BARGAINIG

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 DNA鑑定の結果、クリント・バートンは本人だと断定された。
クリント「スティーブに何が起こったんだ?」
アイアンマン「彼は暗殺された。スティーブ・ロジャースは死んだんだ」
クリント「あんたはそれを黙って見てたのか?」
アイアンマン「……私と来てくれないか。君に見せたいものがある」
 アイアンマンはクリントの問いかけには答えなかった。今、重要なのは、この国が何を欲しているか、だ。クリント個人の欲求など、関係ない。
 そんなアイアンマンは、クリントにスティーブ・ロジャースの遺品を見せる。それは、キャプテンアメリカを象徴する、星条旗を模したシールドだった。
クリント「これを使って何をするつもりだ?」
アイアンマン「投げてみたくはないかね?」
 親友の妻を騙しているようで気分が悪いと言いながらも、クリントはシールドを見事に操ってみせる。キャプテンアメリカのシールドの使用者を探し続けていたアイアンマンは、ようやく適格者を探り当てた。これまで77人テストしてきたが、その内の九割はシールドに打ちのめされ、一割はヘルメットをしていたためにかろうじて助かったという体たらくだったのだ。
 アイアンマンの意図は、新たなキャプテンアメリカを奉じることにあった。それを感じ取ったクリントは拒絶反応を見せる。
クリント「スティーブ・ロジャースなしで、キャプテンアメリカが成り立つものか!」
アイアンマン「そうかね。君がそのように考えていたとは知らなかったよ」
クリント「……俺が馬鹿だったんだ」
 ホークアイとしてアヴェンジャーズに所属していた頃、ホークアイはキャップよりもチームを上手く運用できると豪語したことがあった。
アイアンマン「君はかつて、ホークアイであり、ゴライアスであった。そして、再びホークアイになった。君はまるで、自分のアイデンティティを探しているようだよ。もっとも、それこそが、君が現世に復活できた理由なのではないかと私は思うがね
 そう言って、アイアンマンは〝仕事〟へとクリントを誘う。

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 アイアンマンに連れられてきたクリントが目にしたのは、バッキーやキャプテンアメリカを髣髴とさせる少年と、ホークアイの弓矢を扱う少女だった。ニューアヴェンジャーズの隠れ家を飛び出してきた、パトリオットとホークアイである。自分と同じ名を持ち、ヒーローとして活躍している二代目ホークアイを目の当たりにし、クリントは最早自分が何者にもなれないことを知るのだった。
 小悪党を片付けたヤングアヴェンジャーズの二人は、未登録のヒーローである。行いが正しくとも、法は彼らを〝悪〟と規定する。二人を逮捕しようとしたアイアンマンだったが、ホークアイがブラックパンサーから譲り受けた矢の前に機能停止してしまう。
 逃走に移る二人。そんな二人の目の前に、星条旗を模したシールドが飛来する。そして……

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ホークアイ「キャップ……?」
キャップ「俺が誰に見える?」
パトリオット「彼の名を盗むな。あんたをキャプテンアメリカだとは認めないぞ」
キャップ「ホークアイと呼ばれる、そこの少女みたいにか?」
ホークアイ「どう説明したらいいか困るけれど……私はホークアイに敬意を表して、そう名乗っているのよ。もしホークアイが生きていたなら、もっと違う名前にしてた。それに、私に名前と装備をくれたのはキャップなのよ」
 かつてのヒーローに影響を受けるのと、そのヒーロー自信に成りすますのはまったく違うことだとパトリオットが続ける。
ホークアイ「ねえ、そのシールドは彼のものじゃないんでしょ。コピーってことよ。だって、そうでなければ……あなたはとても大きな過ちを犯していることになるもの
アイアンマン「よくやってくれた、キャップ」
 そこへ、機能を復帰させたアイアンマンが現れる。だが、キャップ=クリントは若き二人を逃がすのだった。
クリント「パトリオット、ホークアイ、ここは任せろ」
アイアンマン「この国はキャプテンアメリカを必要としているのが理解出来ないのか? 君が彼になることで、キャプテンアメリカを必要とする人々に希望を与えられるのが」

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クリント「人々? 必要なのはトニー、お前だろう
 クリントはキャップの覆面を脱ぎ捨てる。
クリント「哀しみ、痛み、喪失感……そいつを持て余しているんだ、お前は。だから俺をキャップとして仕立てることで妥協しようとした。そして、失敗した。誰にも、彼の代わりは務まらないんだよ」
 クリント・バートンは去ってゆく。
 雨降る夜の街に、キャプテンアメリカのシールドを抱えるアイアンマンだけが残された。その仮面の下の顔を知る者は、いない。

to be continued chapter4...



 今回のアーティストはジョン・ロミータJr.。チャプターごとにアーティストが変わるのも、このシリーズの見所です。ただ、今回はインカーが最悪でした。いやね、アイアンマンやキャップ(クリント)は格好いいんですよ。ホークアイがね……黒すぎる(苦笑)こんなに黒くないよ、ケイトは。そりゃー、キャシーと比べれば黒いだろうけども。多分、このミスはロミータJr.のせいではなく、インカーの責任ですよね。せっかくの、二人のホークアイの絡みだったのに一人が別人のような肌の色にされたせいで、ちょっと興ざめでした。

 とはいえ、キャップを軸にして二人のホークアイを絡めるというのは、キャップと縁の深い彼らならではのもので面白かったです。

アメコミアンケート実施中。ただいま、スポーンがぶっちぎりです。

テーマ : アメコミ
ジャンル : サブカル

天元突破グレンラガン 第八話

ばよ、ダチ公

・俺を誰だと思ってる
 思えば第一話のシモンがこの台詞を口にした時から、カミナの死はほのめかされていました。何故、温厚そうなシモンがカミナと同じ言葉遣いをするのか。何故、未来のシモンがカミナとダブるのか。その答えは、カミナが死ぬから。第一話から周到に張られたカミナの死の伏線に脱帽です。

 キャラクターの位置関係でも、カミナの死は有効に働きます。シモンは確かに第一話に比べて成長しましたが、カミナというキャラクターがあまりに完成されていて、その相棒であるシモンはカミナあってのキャラクターという状態でした。つまり、それ以上の成長が望めない状態にあったわけで、事実、第四話以降はシモンのドラマが殆どありませんでした(各話脚本家の力量のなさもありますが)。シモンが主人公として成り上がるわけには、カミナが障害となってしまいます。その障害を取り除く最も単純かつドラマチックな手法は、カミナの死。物語を盛り上げる上でも、シモンのドラマを描く上でも非常に効果的に働く要素であり、相も変わらず周到な計算の上に成り立ったストーリーです(第四~五話だけ脚本家が違う。六話は第一~三・七~八の脚本家の名前もクレジットされているけど、多分ほとんど手は出してない)

・ヨーコ
 カミナが死んで、どう転がるのか一番不安なのがこの人。八話もかけて未だにお色気要員以上の存在として描かれてないんですよね。どんなに作画をムチムチさせても、キャラクターとしての肉感がまったくない。
 グレンのパイロットに仕立て上げてキャラクターを立たせるつもりなのかな? シモンとカミナのドラマが着々と進んでいるだけに、のんびりしたペースに不安を抱いてしまいます。

・ダイガンザン
 グレンラガンのように形状まで変化する変形ではなく、ただのシステム乗っ取りという感じでしたねー。ガンメンの動力が精神に大きく左右されるので、ダイガンザン側にもシモンと心の通じるキャラクターが乗っていればグレンラガンタイプの変形になるのかも

・お前、自分を誰だと思ってやがる。
 お前が信じるお前を信じろ。
 この台詞が今後のシモンの指標となっていくんでしょうね。とはいえ、シモンを引っ叩いてくれる頼れる兄貴は去ってしまったわけで。しばらくはダウナーな展開が続くかもしれません。新キャラクターの投入でその辺のバランスは取ってくれるとは思うのですが。



 悠久なる雪月花さん、リボルテック セイバーレビューです。
 レビューの紹介ありがとうございます!

 天羅ブログさん、うたたねひろゆき 天獄第3巻フィギュア付特装版 砂姫 巫女メイドレビューです。
 レビューの紹介ありがとうございます!

テーマ : 天元突破グレンラガン
ジャンル : アニメ・コミック

ペプシマン アクションフィギュア

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 ュワ~!
 まんだらけにて三百円くらいで売られていたので、ネタ要員としてゲット。どうせ大したことないだろと思っていたら、意外とそうでもなく。

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 プロポーションは劇中(CM)に忠実で、ボディのシルバーも美しく、フィギュアとして文句のつけようのない仕上がりになっています。何と言う、無駄な気合(笑)

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 オプションもやたらと豪華。ペプシ缶はもちろんのこと、つるんとした特徴的なフェイスも付属。

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 スノーボードと、それ専用の靴までついてきます。

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 こんなものまで(笑)とにかく無駄に出来がいい&凝りまくりの一品。アクションフィギュアとしても、そこそこ楽しめます。安価ながら、こいつはイイ買い物をしました。
 さて、何でこいつを紹介したかっていうと……

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 ファンタスティック4続編公開を記念し(ry
 映画が公開されたペプシマンと似てるとか言われるんだろうな、きっと……(自分でネタにしておいて言うな)

アメコミアンケート実施中! お気軽にご投票ください。

FANTASTIC FOUR フレイムオン・ヒューマントーチ

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 年はアメコミ原作映画ラッシュ。Marvelコミックスからはゴーストライダー、スパイダーマンに続いてファンタスティック4の続編が公開されます。その他には「300」なんかも控えていて、かなり熱いですねー。
 ということで、買ったはいいものの、レビューし損ねていたものを映画公開を記念(と、いう名目で)ということで、ご紹介。

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テーマ : アメコミ
ジャンル : サブカル

PARENTAL GUIDANCE

発売中
Magician Apprentice 1 Premiere (Magician Apprentice)
 収録号数明記なし。ハードカバーです。

Runaways 3
 RUNAWAYS #13-24を収録。ハードカバーです。

五月二十三日発売予定(アマゾン)
Blade 1: Undead Again (Blade)
 BLADE #1-6を収録。

War Crimes (Civil War)
 Collecting CVIL WAR: WAR CRIMES、UNDERWORLD #1-5を収録。

X-men Universe (X-Men (Graphic Novels))
  X-FACTOR #8-9、CABLE & DEADPOOL #30-32を収録。

Ultimate X-men 16: Cable (Ultimate X-Men)
 ULTIMATE X-MEN #75-80を収録。

五月三十日発売予定
Amazing Spider-girl 1: Whatever Happened to the Daughter of Spider-man Tpb (Spider Girl)
 AMAZING SPIDER-GIRL #0-6を収録。スパイダーマンではなく、彼の娘のスパイダーガールのコミックです。

Red Prophet: The Tales of Alvin Maker 1 Premiere (Red Prophet)
 収録号数明記なし。ハードカバーです。

発売時期未定
X-factor: Many Lives of Madrox Premiere
 X-FACTOR #13-17を収録。ハードカバーです。

amazon登録なし
・MARVEL MASTERWORKS: THE INCREDIBLE HULK VOL. 4




 サブのサブブログ(笑)にて、アンケートを公開しました。紹介して欲しいアメコミに投票してくださいっつーものです。来週のアメコミ紹介の参考にするかもしれません。誰でも投票できるので、気が向いたらポチっと投票してくださいませ。ちなみに現在紹介中のシリーズ(フロントラインやオンスロートリボーン)は含まれていないので、あしからず。




 話は変わって。

 祝、ターンAガンダムMG化!

 いやー、今年はDVDボックスが発売されたからもしやと思っていましたが、ついにMG化ですか。この勢いでターンAのお兄さんことターンXもMG化して欲しいですな。




 ガムの玩具店さん悠久なる雪月花さんゲーザ10歳SSさん、レビューの紹介ありがとうございます!

テーマ : アメコミ
ジャンル : サブカル

ヘルボーイ コミック版アクションフィギュア 2006コミコン限定ヘルボーイwithジャパニーズヘッド

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 ートゥーン版のヘルボーイが製作されるなど、海外ではまだまだ熱いヘルボーイ。日本でこそヒットしませんでしたが、映画の続編の企画も持ち上がっております(持ち上がっているだけ……しかも、かなり前に)。これまでヘルボーイのフィギュアはMEZCOが手がけてきたのですが、今年からはジェントルジャイアント社(以下、GG)も手がけるようで。MEZCOから新作発表もないし、もしやと思って、とりあえず原作版のフィギュアをゲットしました。コートありが欲しかったので、コミコン限定のヘルボーイ。

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テーマ : アメコミ
ジャンル : サブカル

S.I.C. vol.2 ビジンダー

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 うやく今月下旬に、S.I.C.シリーズにてキカイダー01のアクションフィギュアがリリースされます。長かった、本当に長かったよ……キカイダーや昭和ライダーのS.I.C.化を、首をながーくして待っていた私にとっては嬉しい限り。今回は、そのS.I.C.初期の作品からビジンダーをご紹介。

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テーマ : おもちゃ
ジャンル : サブカル

天元突破グレンラガン 第七話

れはお前がやるんだよ!

・ヴィラル
 何と言う噛ませ犬(笑)Aパートこそ強敵登場って感じでしたが、戦艦タイプのガンメンが登場した途端噛ませ犬化。しかも、アイスラッガーまで披露。おお、何と言う落ちっぷり。すっかり強敵というイメージは払拭されてしまいましたよw
 しかし、こいつって他の獣人とはちょっとタイプが違うような気がするんですよねー。何が違うって、毛深さが(笑)指揮官クラスの獣人は人間に近いのかと思いきや、今回登場したゴリラ司令官はまんまゴリラだし。設定とか、あるのでしょうかねぇ。

・螺旋四天王
 第一話に登場した戦艦と同タイプに見えますねー。カミナの宣言どおり、その内奪っちゃいそうです。

・逃げねえ、引かねえ、振りむかねえ!
 ピンチに次ぐピンチで、今回は挫折を味わう回かと思いきや、根性+シモンの機転で見事敵を撃破。この、ことごとく予想を裏切ってくれる感じが、たまらないです。ホント、第三話以来に面白い。ドラマの部分は一~二話に比べると弱いんですけどね。
 そして、またもや披露されるラガンの機能。精神力で機体修復。合体を解いた後、また壊れたのは「ラガンの下は何でもOK」という伏線に繋がってましたね。さりげに、戦艦タイプと合体できたら~とか言ってましたし。でも、ラガンの下=グレンがいなくなるということは、カミナがいなくなるということでもあり……

・味方登場
 展開はえー。もうちっと伏線が欲しいかなと思いつつも、新展開を感じさせる要素で面白かったです。

・ヨーコ
 やっぱり、三話のヨーコは違和感があったなというお話(笑)今回はちゃんと、カミナを案ずるヨーコという要素が1カット挿入された後に、ラスト付近のカミナとの会話に持っていってくれたので、違和感なしでした。三話は、今までシモンにいい顔してたヨーコが殆ど伏線なしに(カミナと二人きりを邪魔されたというのがあるけど、あれが伏線じゃヨーコが嫌な女すぎる^^;)、彼をどやすもんだから躓いちゃったんですよねぇ。ホントに1カット、今週みたいにシモンにいらつくヨーコを挿入するだけでよかったのに。
 彼女は未だ確固としたキャラクターが確立されていないので、これからもしっかりと描いて欲しいなと思います。

 久々に面白かった。メインの脚本家がちょっと外れただけで、あそこまでガタガタになるとは思いもしませんでしたが。ホント四~六話は、「何なの、コレ?」って状態が続いてましたからねぇ。元のペースに戻ってきてくれて、一安心。来週も脚本家は同じなので、安心して見られそうです。

テーマ : 天元突破グレンラガン
ジャンル : アニメ・コミック

CIVIL WAR FRONT LINE the accused part3&SLEEPER CELL part1



 タンフォード事件は自分の罪ではない。そう訴えてS.H.I.E.L.D.との取引を拒んだスピードボールことロバート・ボールドウィンは刑務所に収監されていた。スタンフォード事件(十六人の子供が死亡した)は刑務所内でも知られており、ボールドウィンは不当な扱いを受け続けていた。

 CIVIL WAR FRONTLINE THE ACCUESED part3

 ボールドウィンは、スーパーヒューマンでもあり弁護士でもあるシーハルク(本名:ジェニファー・ウォルターズ)と接見していた。スーパーヒューマン登録制度が施行されたのはボールドウィンが意識を失っていた頃だったため、シーハルクはその線から攻めるつもりだった。また、リードによるとボールドウィンがパワーを失ったのは電気回路がショートしたようなものだという(そして、リードはボールドウィンを調べたがっていた)。
 だが、ボールドウィンは頑なに「俺は無実だ」と主張する。テレビショーの筋書きに従ってB級ヴィランを追っていただけだと。犯人はニトロなのだと。だが、犠牲者の中には顔の判別のつかない者や、未だに治療中の者もいる。ボールドウィンの主張は、何の意味もないのだった。
ボールドウィン「もし時間を遡れるなら、俺はもっと上手くやったさ。でも、俺には過去なんて変えられない」
シーハルク「なら、〝今〟を変えることね」

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 接見を終え、独房へと戻るボールドウィンに罵声がかけられる。ボールドウィン苛めの主犯格である囚人が独房越しに「死なない程度に痛めつけてやる」とけしかけたのだ。ボールドウィンは激昂する。パワーなしでもお前程度の小悪党は打ちのめしてみせると、次のジムワークにて勝負をつけることを約束するのだった。
 独房に叩き入れられたボールドウィンは、同じ独房にいる囚人に話しかける。心神喪失状態のその囚人は、どんな言葉をかけても反応を返さない。だが、この刑務所で彼だけがボールドウィンに気概を加えない人間でもあった。虚しさを噛み締めながら、ボールドウィンは目を閉じる。

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 再びシーハルクとの接見。
 S.H.I.E.L.D.のエージェント・マーシャルから、シーハルクは折衷案を引き出してきた。それは未登録のヒーローたちを追い回すチームのアドバイザーになるというものだった。結局、最初にエージェント・マーシャルに示された条件と何も変わっていなかった。制度に登録し、政府の犬となって働く。
ボールドウィン「彼らに伝えてくれ。俺はサインする……」
シーハルク「よかった。酷い取引だとは思うけれど、きっといい方向へ……」
ボールドウィン「この地獄が終わる日にサインするってな」

to be continued the accused part4...

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 深夜、ジョーのマリーン・マニア。熱帯魚を扱うその店の女主人が遺体で発見された。店は内部から破壊されており、そんな芸当が出来るのはスーパーヒューマンのみ。店にはもう一人オーナーのジョーがいたが、事件と同時に行方をくらませていた。
 店主のジョーは、魚をこよなく愛する男だった。だが、その素性は知れず、その振る舞いはまるで魚と言葉が通じるようだった。店じまいの後、ニュースを見ていたジョーの様子がおかしくなる。そのニュースでは、鯨の異常な鳴き声が観測されたこと、そして潮流から逃れるように鯨が海岸に打ち上げられたことを告げていた。

 CIVIL WAR FRONT LINE SLEEPER CELL part1

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 浴室で注射を打つジョー。鏡に映るその姿は、もはや人間のものではなかった。

to be continued SLEEPER CELL part2...




 今回は二本立てでお送りしました。スピードボールの追い詰められっぷりが凄い。最初は状況に戸惑うだけだったのが、次第に不敵になりつつあります。そりゃー、心が捻じ曲がっても仕方がないですね^^;ちなみにこの展開はニューサンダーボルツ誌へと繋がっていくことになります。

テーマ : アメコミ
ジャンル : サブカル

CIVIL WAR FRONT LINE ENBEDDED part3

CIVIL WAR FRONT LINE ENBEDDED part3

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サリー「物事を見ようとしない人たちほど盲目ではない……私の祖母はよくそういったわ。おかしかった。祖母は鼻の先までしか見えなかったのに」
 ジャーナリストのサリーは目隠しをされ、とある場所へと案内されていた。
サリー「祖母は私に大きな影響を与えた人よ。今思い出しても、恐ろしく古臭い人だった。ドイツ人、メキシコ人、ミュータント、祖母はとにかく色々なものを嫌った。特に、スーパーヒーローを。だから私はヒーローを尊敬すると決めたの。彼女への嫌がらせのためにね」
 目隠しが取れたサリーを出迎えたのは、未登録ヒーローたちだった。さしたる力もない彼らは地下に終結し、レジスタンスを結成していた。サリーはその取材に訪れたのだ。
 彼らはプライバシーを公開せねばならない、スーパーヒューマン登録制度に強い不満を抱いていた。その中の一人、オーソリティーは尽くしてきた国に裏切られたと感じていた。プライバシーを尊重する権利すら、彼らにはもはや与えられない。
 スタンフォードの事件は確かに悲惨なものだった。だが、人々は事件に対する怒りをぶつけるスケープゴートを求めているだけなのだと、レジスタンスの一人が呟く。本当に悪いのは誰なのか、スタンフォードの事件(TVショー)を望んだのは誰なのか、考えもしないのだと

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 バクスタービルディング。デイリー・ビューグルの記者、ジョン・リッチはスーパーヒューマン登録制度に対するコメントを、リード・リチャーズに求めにやって来た。
 アイアンマンと共に登録制度施行の強硬派として知られるリード・リチャーズは、この制度こそが混乱を回避するための最良の策だと信じている。ベン・リッチは、思い込みとも言えるリードの考え方に疑問を持っていた。
 だが、リードはそんなベンに、得意げに新たなシステムを披露する。それは、登録されたすべてのスーパーヒューマンの行動をトレースするというものだった。監視としか言いようのないシステムに、ジョンは懸念を示す。リードは得意げにシステムを自慢するが、このアプローチは非常に危険なのではないかと。人間をデータとしてしか見ない価値観は間違っているのではないだろうかと。しかも今は、どちらかの陣営が完全な勝利を収めたわけではない。そんな状態でこれ以上、未登録派を刺激することは賢明とは言えなかった。
 だが、リードは考えすぎだとしてベンの意見に耳を聞き入れないのだった。

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 その晩、レジスタンスのインタビューを終えたサリーは路上で殴りあう二人の超人と遭遇する。未登録のサンダークラップと、登録制度を支持するバンタムだった。制度に従えというバンタムに、そんな考えに染まりはしないとサンダークラップは受け付けない。痺れを切らしたバンタムが殴りかかるのだが、サンダークラップの反撃にあえなく吹き飛ばされる。運の悪いことに、バンタムが吹き飛ばされた先にあったのは、ガス車だった。バンタムの体が車にめり込み、大爆発が起こる。
「ああ、何てことだ……俺は、何をした?」
 ただの小競り合いだったはずが、夜の街に突如として地獄絵図が出現する。サンダークラップは呆然となって、その場から逃げ去るのだった。
サリー「誰も考えもしない。戦争に行って、ライフルのスコープ越しに相手を見れば、そこに個人は存在しない。ただの標的だわ。だけど、死者について家族と話してみて。そこにいるのは、人間なのよ

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to be continued CIVIL WAR FRONT LINE ENBEDDED part4...




 今後のアメコミ紹介予定。現時点では週に三日、アニメ感想や新刊発売予定など固定記事があるので、アメコミ紹介に割けるのは必然的に週に四日×隔週(二週)の八回となります。その内の半分はCIVIL WARタイトルを補完していくつもりです。よって、明日はFRONT LINEの続き。タイミングを見て、アメイジングスパイダーマン誌なども、この枠で紹介していきたいと思います。
 残りの半分は自由枠というか、なるべく新刊の紹介にする予定。もしかしたら、注文してるYAの第二巻が届いたら、そっちの紹介を優先するかもしれませんが、基本的には新刊の方向で。

 さて、相変わらずくらーいFRONT LINE誌ですが(笑)、登録制度の影響を見るにはやっぱり、このコミックが一番なんですよね。登録派と未登録派の双方を描いていて、今回では登録派のリードが暴論を振りかざしたかと思いきや、後半では未登録派が殺人を犯す。混沌としていく世界を上手く表現しているのではないでしょうか。ちょっち読むのも紹介するのも大変なのですが、読み応えはあります。

テーマ : アメコミ
ジャンル : サブカル

Assemble

五月十六日発売予定
Criminal 1: Coward (Criminal)
 収録号数の明記なし。全128ページということなので、32P×4イシューだと思います。

Spider-man and Power Pack (Spiderman)
 SPIDER-MAN AND POWER PACK #1-4を収録。日本のコミックと同じサイズのダイジェスト版です。

五月二十三日発売予定
Civil War: Front Line 2 (Civil War)
 CIVIL WAR: FRONT LINE #7-11を収録。

Peter Parker, Spider-man (Spider-Man (Graphic Novels))
 CIVIL WARでのスパイダーマンの姿を追ったSENSATIONAL SPIDER-MAN #28-34を収録。AMAZING誌はCIVIL WAR本編とあまりにベッタリすぎるので、どちらか欠けても分からんという仕様なのに対して、こちらは単品で楽しめます。

五月二十五日発売予定
Essential Fantastic Four (Essential)
 白黒のエッセンシャルシリーズ。FANTASTIC FOUR #111-137を収録。

五月三十日発売予定
Spider-man 6 (Marvel Adventures Spider-Man (Graphic Novels))
 MARVEL ADVENTURES SPIDER-MAN #21-24を収録。日本のコミックと同じサイズのダイジェスト版です。

五月未定&発売中
Eternals(豪華版?)
Eternals
 ニール・ゲイマンがストーリーを担当したETERNALS #1-7を収録。ハードカバーです。アマゾンでは二種類登録されていて、片方は千円高いです。恐らくBOOK MARKET版だとは思うのですが、そうだとするとただの表紙違いで値段に違いはないはず。しかも、片方は発売中で、片方は発売日未定。例によってアマゾンのミスだと思うので、購入の際はご注意を。ちなみに発売中なのは安価な方です。




 オマケ……というか、この間のFALLEN SON CHAPTER2の感想。今、アヴェンジャーズは未登録ヒーローのニューアヴェンジャーズと登録ヒーローのマイティアヴェンジャーズに分裂していて、各々でタイトルが進行しています。この間紹介したエピソードは、その双方の視点から描いたもので、タイトル開始早々キャップの死をさらりと流しているマイティアヴェンジャーズ側から初めてきっちりと描いたものになっています。
 ニューアヴェンジャーズ誌で展開されるマイティアヴェンジャーズとの内紛よりは、こちらの方がイイですねぇ。立場の異なる両チームの比較が面白い。マイティアヴェンジャーズが戦っている間に、ニューアヴェンジャーズはポーカーですもんw

テーマ : アメコミ
ジャンル : サブカル

FALLEN SON THE DEATH OF CAPTAIN AMERICA CAHPTER2 ANGER



 は世界中の誰もが知る、偉大なヒーローだった。
 シビルウォーでヒーローが二つの陣営に分かれ、破滅へと突き進む最中、彼は混乱を鎮めるために降伏した。
 だが、自ら犠牲を払った彼を待ち受けていたのは、暗殺者だった。
 キャプテンアメリカは、死んだ
 これは、彼の死を巡る物語である。

FALLEN SON

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 アイアンマンを中心として結成された、新たなアヴェンジャーズ・マイティアヴェンジャーズ。彼らはその存在を極秘にされている核弾道ミサイル基地の周辺で暴れまわるタイガーシャークの退治に乗り出していた。タイガーシャークが基地の存在を知っているのかどうかは定かではないが、深海から連れ出した化け物と共に暴れる彼を捨て置くわけにはいかない。
 そんなマイティアヴェンジャーズだったが、アイアンマンの姿はない。チームのリーダーであるミズ・マーヴェルが操縦する飛行機に、アイアンマンが立体映像通信を送ってくる。アイアンマンはヘリキャリアーに突然現れたウルヴァリンへの対処に追われていたからだ(chapter 1 DENIAL)。
アレス「チャンスさえあれば、二人とも俺が綺麗に掃除してやるぜ」
アイアンマン「ウルヴァリンもドクターストレンジも、かつては仲間だった」
ミズ・マーヴェル「でも、彼らを逮捕しなきゃ……」
アイアンマン「それは彼が何をしようとしているのか確かめてからだ。いいな!?」
アレス「連中は自分で道を選んだ。自ら敵になるという道を!」
ブラック・ウィドウ「う、わぁ……」
ワンダーマン「そりゃ、どういう意味だい、ナターシャ?」
ミズ・マーヴェル「敵を視認したってことよ、ワンダーマン。降下するわよ! 四、三、二……アヴェンジャーズ・アセンブル!」

THE DEATH OF CAPTAIN AMERICA CAHPTER2 ANGER

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 その頃、ザ・シングはドクター・ストレンジの館を訪れていた。館では、ウルヴァリンの潜入を手伝うドクター・ストレンジが術式展開に集中していた。彼の使用人であるウォンからビールを受け取ったザ・シングはルーク・ケイジやスパイダーマンら、ニューアヴェンジャーズの面々と顔を合わせる。
シング「スパイディ。まさかずっとマスクを被っているつもりじゃあるめえな?」
スパイダーマン「ああ、うん、そう……見てよ、ベン。僕の目は真っ赤になってる。あんなことが起きるだなんて」
シング「淋しいのは皆一緒さ。来いよ、気分を変えろってんだ」
 ルークケイジ、アイアンフィスト、スパイダーウーマン、そしてスパイダーマン。現在のニューアヴェンジャーズのメンバーを集めて、ザ・シングはポーカーを始める。マスクで目線を隠すなとスパイダーウーマンをからかうシング。その話題に便乗してマスクを被りなおすアイアンフィスト。何事もなくポーカーが進んでいく。だが、テーブルには一つの空席があった。その席に座っていた人間は、もうこの世界に存在しない

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スパイダーマン「あのさ……僕たちは話し合うんだろ?」
スパイダーウーマン「何を?」
スパイダーマン「スティーブのことだよ。キャプテンアメリカの死だ」
 だが、スパイダーマンに誰も取り合わない。淡々とゲームは進んでいく。
 ゲームが進み、館の外に出ようとするパトリオットとホークアイをルークケイジが呼び止める。
ケイジ「待つんだ、パトリオット、ホークアイ! 何処へ行くつもりだ」
パトリオット「パトロールだ」
ケイジ「パトロールだと?」
パトリオット「そうさ、悪人を探しに行くんだ。ヒーロー同士で争うのではなく、昔のように
ケイジ「俺にそんな口を利くんじゃない」
パトリオット「その言葉、そのままお返しする」
アイアンフィスト「ルーク。何かあれば連絡してくるさ」
ケイジ「何様のつもりだ、あの餓鬼」
アイアンフィスト「ルーク。酷い一週間だった……いや、酷い一年だったな。さあ、今は忘れてゲームに戻ろう」

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 タイガーシャークとの交戦に入るマイティアヴェンジャーズ。タイガーシャークの目的はマイティアヴェンジャーズを倒して名声を得ることだった。呆れるミズ・マーヴェルだったが、彼の連れてきた巨大生物は脅威だった。セントリー(セラピーで治療中)とアイアンマンを欠くマイティアヴェンジャーズは苦戦を強いられ、ワンダーマンが巨大生物の一匹に飲み込まれてしまうのだった。
ワスプ「私はサイモン(ワンダーマン)のところに行くわ。ここを任せてもいいかしら?」
ブラックウィドウ「私一人で、この化け物と戦うってことね。ええ、大丈夫……死ぬかもしれないけど」
ワスプ「死んでませんように、死んでませんように……サイモン、私の声が聞こえたら反応して!」
 ワスプが巨大生物の目を攻撃すると、ワンダーマンが自力で中から出てくる。だが、その間にもう一匹の相手をしていたブラックウィドウは窮地に立たされていた。あと一歩で踏み潰されようかという時に、セントリーが現れ、一撃のもとに巨大生物を葬る。セラピーを終え、セントリーは現場に直行してきたのだ。

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「誰が勝ってる?」
 そう言いながらやって来たのは、ウルヴァリンだった。ウルヴァリンはザ・シングに薦められるままに、スティーブの椅子に座ろうとする。
スパイダーマン「その椅子はスティーブのものだ」
ウルヴァリン「彼にはもう、必要のねえものさ」
スパイダーマン「待ってくれよ、それって……」
ウルヴァリン「死体を見てきた」
スパイダーマン「何かの間違いだ。クローンだとか、S.H.I.E.L.D.の似非ロボットだとか、とにかく、彼じゃない」
ウルヴァリン「聞けよ、キャプテンアメリカは死んだんだ
スパイダーマン「畜生、畜生、黙れよ!」
ウルヴァリン「てめえ、何しやがる!」
 ウルヴァリンのぞんざいな物言いに我を忘れるスパイダーマン。だが、ウルヴァリンも黙ってはいない。白熱する二人を、ザ・シングが制止する。

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ザ・シング「どんなに怒ったって、偉大な仲間が死んじまった……その事実は変えられやしねえぞ
 冷静なザ・シングの言葉に場は静まり返る。
スパイダーマン「あ、ああ……僕は家に帰るよ」
ウルヴァリン「俺は坊やのお守りだ。まともに帰れるか見てやらなくちゃな」
 キャプテンアメリカの死で気が立っていても、二人はチームメイトだった。精神が安定しないスパイダーマンを気遣って、ウルヴァリンが後に続いて部屋を出て行く。
 もはや誰もカードをする気はなく、重い空気だけが部屋に満ちた。

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 同時刻、セントリーの帰還で戦いを有利に進めるマイティアヴェンジャーズ。ミズ・マーヴェルはタイガーシャークが戦意を失ったにも関らず、執拗に殴り続けていた。仲間のブラックウィドウですら眉を顰めたその時、騒ぎを聞きつけたプリンスネイモアが顔を見せる。
ネイモア「それ以上はやめたまえ、キャロル・デンバーズ(身ヴ・マーヴェル)。タイガーシャークを死ぬまでいたぶれば、君の心が晴れるのだろうか。怒りに任せて八つ当たりをしたところで、気分が良くなるとは思えないな」
ミズ・マーヴル「そうは言いますが、プリンス、馬鹿をしでかしたのはそいつで……」
ネイモア「海のことは海で裁く。だが、ここに隠されたミサイルがアトランティスに向けられているのを見つけたら……我々の大いなる怒りに触れることを覚えておきたまえ」
 タイガーシャークらを連れ立って、ネイモアは海へと帰っていく。
アレス「俺たちは勝ったんだろ?」
ミズ・マーヴェル「ええ」
アレス「なら、それで十分だ」

chapter2 end




 コメントは後日。

テーマ : アメコミ
ジャンル : サブカル

FALLEN SON THE DEATH OF CAPTAIN AMERICA CAHPTER1 DENIAL



 は世界中の誰もが知る、偉大なヒーローだった。
 シビルウォーでヒーローが二つの陣営に分かれ、破滅へと突き進む最中、彼は混乱を鎮めるために降伏した。
 だが、自ら犠牲を払った彼を待ち受けていたのは、暗殺者だった。
 キャプテンアメリカは、死んだ
 これは、彼の死を巡る物語である。

FALLEN SON

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 ニューヨーク東地区、寂れた床屋。キャプテンアメリカのサイドキックと活躍し、長らく死んだと思われていた男……ウインターソルジャーと、ウルヴァリンが話し込んでいた。

 ウインターソルジャー「この件で、あんたと議論する気はないよ。俺は現場にいたんだ。撃たれたところを見た。事実を受け入れてくれ、ローガン」
ウルヴァリン「おめえは理由があって目撃者にされたのさ。ニックの野朗に、現場にいるように言われなかったか? 坊や、おめえは連中の〝見せたいもの〟を見せられたんだよ」
ウインターソルジャー「誰も、あんな光景を見たくなかった。あんただって、そうじゃないのか? キャプテンアメリカの死なんて……」

THE DEATH OF CAPTAIN AMERICA CAHPTER1 DENIAL

 ウルヴァリンは物事は見た目と同じとは限らないとウインターソルジャーに言う。というのも、この古びた床屋はかつてスパイのアジトとして使われていたからだ。冗談だろと椅子を弄くり回していたウインターソルジャーは、うっかり秘密装置を作動させてしまい、床屋の地下に設けられた謎の空間に落下する羽目になる。
 ウインターソルジャーを助け起こしながら、ウルヴァリンは昔話を始める。偉大な男キャップとバッキー(ウインターソルジャーが)が第二次大戦中に死んだ話を。だが、二人は死んだと思い込まれていただけで、実際には生きていた。その方割れであるウインターソルジャーが生存していることが、何よりの証拠だ。
 キャップの死体を見るまでは、何も信じない。ウルヴァリンはウインターソルジャーにそう告げ、次の目的地に向かうのだった。

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 ニューヨーク、ヘルズキッチン。アメリカの象徴たるキャプテンアメリカを失ったニューヨークは静まり返っていた。ヘルズキッチンの万人、デアデビルは静寂の街を飛び回っていた。その静寂を切り裂いて、ウルヴァリンが現れる。
デアデビル「尾行でもしているつもりだったか? 君のビール臭い息は遠くからでも臭うんだよ」
ウルヴァリン「そうは言うがな、てめえが身代わりをおったててたことは割れてんだよ。てめえが本物のデアデビルかどうか、知る必要があったのさ」
 シビルウォーと前後して、デアデビルはそのコスチュームをアイアンフィストに託していた。ウルヴァリンはその確認のために、いきなりデアデビルに襲い掛かったのだった。
ウルヴァリン「キャップの体を調べに行く。おめえの超感覚が真実を見極めるために必要だ。ついてこい」
デアデビル「彼は死んだ。誰もが知っていることだ。そもそも、私たちは狙われているんだぞ。どうやって調べるつもりだ?」
「足は用意してある」

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 S.H.I.E.L.D.のヘルキャリアー。S.H.I.E.L.D.長官トニー・スターク……スーパーヒューマン登録制度に未登録のヒーロー(ウルヴァリンやデアデビル)にとっては最大の敵ともいえるアイアンマンの間近に、ウルヴァリンは潜んでいた。ドクター・ストレンジの力を借り、ウルヴァリンとデアデビルは十分間のみ、誰からも存在を知覚されないようになっていた。
デアデビル「待て、ウルヴァリン。キャップの遺体は下の階層に安置されていると言ったな」
ウルヴァリン「ああ、ちょいと回り道をな」
デアデビル「誤魔化しはやめろ。S.H.I.E.L.D.が誰を捕まえたのか、私には聞こえているんだ。奴を殺させるわけにはいかない」
ウルヴァリン「お前さんは嘘発見器として必要なんだ」

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 二人は、キャップの狙撃に関った重要参考人・クロスボーンズの独房に足を踏み入れる。
クロスボーンズ「ああ。あの野朗に鉛球をぶち込んでやったとも。だが、トドメは俺じゃない」
 否定するクロスボーンズの目の前に、ウルヴァリンはS.H.I.E.L.D.のエージェントから奪った銃を差し出す。デアデビル、クロスボーンズがウルヴァリンの意図を汲み取れないままに尋問は続く。クロスボーンズから有益な情報を引き出すことは出来なかった。彼は何も知らないか、それとも精神的なブロックをかけられているかのどちらかだと、デアデビルは言う。
ウルヴァリン「つーことは、てめえは狙撃者でも何でもねえってわけだ」
クロスボーンズ「そうさ」
ウルヴァリン「てめえは口も利けねえし、何も知らねえ、間抜けなクソッタレなんてオチはジョークにもならねえぜ」
デアデビル「ローガン……!」
クロスボーンズ「死にくされ!」
 クロスボーンズの銃弾がウルヴァリンの体中にめり込む。
ウルヴァリン「へっ、やりやがったな。そいつが、銃を持ってきた理由さ。もう遠慮はいらねえ! 今から三つ数える間に、誰が真犯人か吐きやがれ!」
 ウルヴァリンはクロスボーンズの首に一本ずつ爪を突き立てていく。
ウルヴァリン「一つ、二つだ」
デアデビル「もう十分だ。こいつに撃たせることで、殺しの権利が手に入るとでも思ったのか? 自己防衛だと証明させるために、弁護士である私を連れてきたのか? こいつは何も知らないんだぞ」
 クロスボーンズの尋問で、ストレンジとの約束の十分間が間近に迫っていた。逃げようというデアデビルには、ウルヴァリンはキャップの死体を確かめると譲らない。
ウルヴァリン「手伝ってくれて、ありがとよ。だが、お前さんはただでさえ厄介ごとを抱えてるんだ。これ以上は付き合わなくていい」

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 キャプテンアメリカの柩には国旗が被せられていた。柩を開けるウルヴァリンの背後から、硬質な声が響く。アイアンマンだ。
「十二秒前、君は我々のセンサーに引っかかった。ドクター・ストレンジにも困ったものだ。彼のトリックには飽き飽きしているよ。クロスボーンズは混乱している。随分とせわしなく立ち回ったものだな。他に誰を連れてきた?」
「…………」
「キャップは死んだ。君はその事実を受け入れなければならない」
「俺に言い聞かせるているのか? それとも、てめえにか? キャップのシールドを俺は見ちゃいねえ。スターク、何を企んでやがる? スティーブ・ロジャーズは死んだが、キャプテンアメリカは生きているってことなのか? それが、てめえの望みなのかよ」
「ローガン、彼は友だった。得がたい友だった」

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 アイアンマンに背を向け、部屋を立ち去ろうとするウルヴァリンを、巨大化したイエロージャケットが押しとどめる。
「どきな。どうせスタークが俺を通してくれる。スターク、てめえは連中に告げて欲しいんだろ。キャップは死んでいないと望みを抱き、彼の死を否定する連中……スパイディやルーク・ケイジに」
「ハンク……彼を行かせるんだ」
「スターク。もし、てめえがキャップの死に関っているようなら……俺はお前を殺す。必ずな

chapter 1 the end




 宣言どおり、今週はアメコミ紹介週間。といいつつも、いきなり読んで、いきなり紹介だったために、息切れしまくりです。さ、さすがに読んだ日に紹介はキツいものがありますな^^;

 さて、このシリーズはキャップの死後のお話です。ちょいと時間軸が不明なのですが、ウルヴァリンがわざわざキャップの死体を検めに来たことからすると、ニューアヴェンジャーズでのキャップの偽死体事件の後ということになるのでしょうか。アイアンマンの態度が軟化していることからしても、そう考えた方がしっくりきそうです。
 破天荒なウルヴァリンにピッタリのアートと連発される見開きが見所。デアデビルに襲い掛かるシーンは思わず噴き出してしまいましたwウルヴァリン、マジであぶねえ。なお、デアデビル入れ替わり事件は詳細を知らないので、ノータッチです。事前に情報を知っていたからいいものの、知らなかったら混乱しただろうなぁ。

 今回はキャップの死を否定するキャラクターの立場から描かれましたが、次のチャプターではどうなるのか楽しみです。さあて、積みアメコミから探さなきゃなorz

※業務連絡:MARVEL SUPER HERO ISLAND ADVENTURESをアメコミミニシリーズ別の方にまとめておきました。ゆるーいコミックを読みたいという方はドウゾ。

テーマ : アメコミ
ジャンル : サブカル

天元突破グレンラガン 第六話

めえら全員湯あたりしやがれ!

・総集編?
 えーと、今週は総集編+オマケみたいな本編ということでOKでしょうか? いきなり延々と始まった回想に朝っぱらから噴いたw約二分×二セット。左上に時計が出ているものだから、思わずチェックしてしまいましたよ。
 作画崩壊の件、プロデューサー辞任の件でグレンラガンの問題はすべて解消されたような印象がありますが、グレンラガンの抱える問題はもっと根深いような気がします。三話はオマケするとしても、四話から明らかにトーンダウンしていますよね。しかも今週はいきなり長々とした回想が挿入。一・二話はDVDを購入したくなるほどの素晴らしい出来でしたが……まさか、こんなにも早く中だるみが来るとは思いもしませんでしたよ。それとも、ガン×ソードみたいに前半は退屈だけど、その一見退屈に見えるエピソードが微かながら重なり合って、少しずつ厚みを持たせるというタイプの作品になるのかな。
 ここ三週はドラマとして単純に面白くない話が続いているので心配です。

・温泉
 ガイナックスが製作したアニメのキャラクターがカメオ出演。それが全員、獣人だったなんて、やることが悪趣味(笑)アホだなぁ。アホだけど、こーいうのは好きです。ただ、回想に尺を削られているために、イマヒトツはっちゃけられなかった感があるかな、と。作画を見る限りは現場がゴタゴタしているという印象はあまりないのですが、脚本が上がるのが遅かったんでしょうかね。もっと、お馬鹿な回になると思っていました。

・合体
 相変わらず豪快な合体で、もはや合体方法が一つの見せ場になっているようなw
 さて、グレンはカミナ以外に動かせることが示されたわけですが、ラガンの方はどうなっているのかな。何となく、シモン専用機ってイメージがあるんですよね。

・ヴィラル再び
 来週は久々に楽しめそうですね~。

テーマ : 天元突破グレンラガン
ジャンル : アニメ・コミック

SHOCKED BY DOC OCK!



 ニバーサルスタジオのMarvelキャラクターのアトラクションのお披露目と同時期に発売された、タイアップコミック。これまでファンタスティック4、ハルクのコミックを飛び飛びで紹介してきました。今回は、ユニバーサルスタジオジャパンでもアトラクションのあるスパイダーマンライドとのタイアップコミックです。

 ホブゴブリン、スクリーム、エレクトロ、ハイドロマンらシニスターシンジケイトは銀行に押し入って、四億ドルもの大金を強奪。逃走する彼らを、スパイダーマンことピーター・パーカーが追跡する。
 だが、ホブゴブリンがパンプキンボムで銀行の看板を爆破、野次馬や銀行の客でごった返す銀行前へと落下する。スパイダーマンが看板に気を取られた隙に、シニスターシンジケイトはまんまと逃げおおせるのだった。
 その一連の様子を、デイリービューグルの新米記者クリス・ピーターソンが目撃していた。ピーター・パーカーでなくともスパイディの写真は撮れるんだと息巻く彼は、スパイダーマンの姿が、随分イメージと違うことに気づくのだった。というのも、彼はスパイダーマンに一方的な敵意を抱くデイリー・ビューグルのジェイムソンの社説を読んで育ったからだ。だが、スパイダーマンはクリスの目の前で、自らの危険を顧みずに看板を受け止め、盲目の老人を救った。

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 スパイダーマンの写真をデイリー・ビューグル社に持ち帰るクリスだが、待ち受けていたのはジェイムソンの怒号だった。彼が求めるのは、スパイダーマンの活躍ではないのだ。シニスターシンジケイトとスパイダーマンが組んで銀行強盗を演じたのだと鼻息を荒くするジェイムソンのオフィスに、ピーターが自前の写真を持って現れる。だが、クリスの写真があるからお前のはいらんと、ジェイムソンは無下に跳ねつけるのだった。
 ジェイムソンはシニスターシンジケイトが研究所を襲い、フュージョンジェネレーターを盗んだこと、パワーテック社が関連していることを告げ、クリスにより詳細な調査を命令するのだった。一方、ピーター=スパイダーマンはフュージョンジェネレーターを使って何をするつもなのか、スパイダーマンとして調査しなければならないと決意する。

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 ジャーナリストとして数々の取材方法をクリスは学んでいたが、最も好んだのはダイレクトアプローチ……彼の担当教官が言うところの不法侵入であった。
 パワーテック社に侵入した目論見どおり、シンジケイトの一員であるドクター・オクトパスを発見する。
 フュージョンジェネレーターを入手したドック・オクはパワーテックは用済みとして、施設内で暴れまわっていた。
 そこにスパイダーマンが颯爽と現れ、ドック・オクの両目をスパイダーウェブで塞ぐのだった。その弾みにドック・オクの銃が暴発、クリスの足場が揺らいでしまう。そんなクリスを救ったのはスパイダーマンだった。だが、スパイダーマンが蹴り飛ばした銃が付近の装置を直撃。クリスを守るために、スパイダーマンは落下してくる装置を受け止めた。その隙に、ドック・オクはフュージョンジェネレーターの一部を持って逃走。またもやシニスターシンジケイトを取り逃がす。

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 満身創痍のスパイダーマンを気遣うクリスだが、スパイダーマンはすぐさまドック・オクの追跡に移る。彼らの悪事を止めるために。
 そんな彼の姿にクリスは感銘を受け、彼こそ真のヒーローだと認識を改めるのであった。




 約八年越しに、よーやくこのコミックを読み終わりました(笑)内容としてはまあ……あまり大したことはありませんね。あくまでオマケ。
 ただ、デイリー・ビューグルでのクリス・ジェイムソン・ピーターのやり取りが、微妙にスパイダーマン3のエディ・ジェイムソン・ピーターのやり取りに似てて、思わずにやり。まぁ、エディとクリスの性格がまったく違うので、似ているのはピーターに対抗心を抱く新米カメラマンという部分だけなのですがw
 アートは、日本人にも人気がある(と、思う)クリス・バチャロ。スパイダーマンがやたらと格好いいです。これを購入した時はクリス・バチャロが誰かなんて知らなかったものですが……いやはや、まさか誰か理解する日が来ようとは(ぇー




 ガムの玩具店さん、バンダイキャンディトイ ミニプラ ゲキレンジャーパワーアームズ ゲキエレファントレビューです。
 レビューの紹介ありがとうございます!

 ゲーザ10歳SSさん、レビューの紹介ありがとうございます!

 the other sideさん、マテル DCSH パラサイトレビューです。
 レビューの紹介ありがとうございます!

テーマ : アメコミ
ジャンル : サブカル

海洋堂 リボルテックセイバー

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 月からスタートするリボルテック第二世代。その目玉の一つ、ヤマグチシリーズ以外のリボルテックにFate/stay nightからセイバーが登場。この枠は通常のリボルテック枠を消化しないそうですが、二弾がいきなりリペイントと大差がない罠w別のキャラがよかったよ。第二世代もいきなりエヴァから始まるし、少しの間、リボのラインナップはマンネリ気味かもしれません。
 アッセンブルボーグの発売が待たれますな。

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テーマ : おもちゃ
ジャンル : サブカル

plus extras

 週発売予定のTPB。今週は四冊のみ。その内三冊がCivil Warのtie inタイトルとなっております。

五月十六日発売予定

Wolverine (Wolverine)
 WOLVERINE #42-48を収録。

Young Avengers & Runaways (Civil War)
 CIVIL WAR: YOUNG AVENGERS & RUNAWAYS #1-4、plus extrasを収録。当ブログにて紹介済みです。plus extrasが気になるw買っちゃおうかな。

五月発売予定(詳細な発売日の表記なし)

Civil War: Captain America Tpb
 CAPTAIN AMERICA #22-24、WINTER SOLDIER: WINTER KILLS one-shotを収録。キャップ死亡の#25は収録されていません

Fantastic Four Visionaries: Walter Simonson Volume 1
 FANTASTIC FOUR #334-341を収録。

テーマ : アメコミ
ジャンル : サブカル

スパイダーマン3

 パイダーマン3、見てきました。

 率直な感想としては、素直に面白いとは言えないかなと。ヴィランが三人もいて大丈夫なのかという不安がそのまま的中してしまったというか。物語が何とかパンクしないように必死に製作者側がコントロールしている様がありありと(汗)実際、ちょっと物語としてはパンクしています。三部作?完結ということで、1を意識させるようなシュチュエーションが次々と出てくるだけに、完成度の高い1とどうしても比べることになってしまい……スパイダーマン2が続編ものとは思えないほど面白かったので3も期待していたのですが、残念です。

 最大の問題点は1・2が無私の人になるべくピーターがスパイダーマンとして活動し、その最中でそれでも捨てきれない私生活への憧れと葛藤していく様が素晴らしかったのに対し、3は無私どころか私闘ばかりなんですよね(前作、前々作では私生活とメインヴィランを直結させいてた。無私の部分はその他のシーンで見せている)。で、1を意識させるシーンを盛り込むものだから、尚更その差が浮かび上がってくるという構造に。今までのスパイダーマンと同じ感覚で見に行くと痛い目に合う可能性は高いので、検討中の方はご注意を。

 ただ、アクション映画として見る分には面白かったですよ~。ヴェノムの出番が意外に多くて満足でしたwただ、性格的にはカーネイジっぽかったかな。デザインは最初不安だったんですが、無問題です。思ったよりも原作に近いイメージでした。で、映画を見ながら思ってたんですけど……

 ハズブロのフィギュア、酷すぎる

 ヴェノムが映画版とまったくデザインが違います。顎が外れるかと思ったw何が違うかと言いますと、まずは色、それから顔の造形、それから体形……ぶっちゃけ、全部違います。いや、これ冗談じゃないんですよ。大マジです。つーか、色が違うって何なんだよ! これでまたハズブロは糞メーカーへの階段を一歩進めたわけですね(ニッコリ)
 フィギュアの購入を検討している方は、映画を見てから店頭に赴くことをおススメします。もしくはフィギュアだけにしておくか。もはやサイズが違う云々の問題じゃないですわ(苦笑)

テーマ : アメコミ
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