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弱さ
・三人目の操縦者△ 原作ではナカマ、そして大地が三番目・四番目の操縦者でした。ですがアニメでは三人目の操縦者が加古に変更。それに伴って、今週のエピソードは加古を掘り下げるものになっていました。原作での加古は下半身と脳が直結しているような子供という印象しかなかったのですが、アニメでの荒れっぷりはより人間性を深めるものになっており、面白かったです。また、前回のコダマ編で描かれなかった大地の「家族のためなら死ねる」発言に似たニュアンスの台詞も挿入されていました。ただ、やはり原作のタイミング・台詞の方が勝っている感は否めません。 操縦者の順番変更で気になるのは、「ぼくらの」が単なる欝アニメだと見られやしないかということです。原作ではワク、そしてコダマで陰惨すぎるゲームを描ききりました。しかし、その後の大地・ナカマと家族のために戦う少年少女の命の煌きが「ぼくらの」という作品を、鬱々としているだけでなく、切なさも内包したものへと昇華させていたのです。 原作でも陰鬱(というか、チヅ編と関連して欝)な加古編をこのタイミングで挿入する。それは、「ぼくらの」という作品のカラーを大きく変えてしまう可能性を秘めています。もしくは、この方向性こそがアニメ版ならではのカラーということなのかもしれませんが……視聴者の感情をコントロールし、陰惨な物語を少しでも見やすくするためには原作どおりの順番にした方がよかったのでは?と思います。 ・加古とチヅ△ 加古に関しては原作よりも描写に厚みがあって面白いです。この調子だと、想像の中で暴れまくるシーンは削除されそう。 チヅは何とも判断しがたい。加古をからかうのは、己の穢れを自嘲しているようにも見えるんですよね。ただ、もしも彼女が原作どおりの扱いを受けているのだとしたら、第一話の感想でも書いたようにセックスアピールに走るとは考えにくい。それとも、穢れているのだから、どーでもいいという諦観なのでしょうか。それだと、この変更は凄く効果的になりそうです。 ・自衛隊 加古編が早まるのと合わせて、自衛隊の介入が早まりました。今週は国会の模様をニュースで見せ、そのニュースを加古の姉が見ていて、さらに加古のシーンに移行するというスムーズなシーン展開を見せてくれました。このおかげで、自衛隊介入が自然な形で挿入できたと思います。これまでの、ぎこちない政治関連のシーンが嘘みたい(笑)今週の脚本家はワク編で引き算を思いっきりミスった張本人ですが(苦笑)、今週はそれなりにいい仕事してます。コエムシを呼ぶシーンは原作よりコミカルで面白かったし。 原作との大きな変更点は腕をちょん切られるのが関さんに、田中さんの子供がいる発言の削除。まぁ、あまり影響はなさそうです。関さん、原作でもあんま目だってないし(笑) ・ロシアンルーレット ようやくアニメオリジナルのタトゥーが活きた(笑) 総じて、今週は見られる出来だったかなと思います。エピソードの挿入順は激しく不安ですが…… 原作単行本 ぼくらの 1 (1) ぼくらの 2 (2) ぼくらの 3 (3) ぼくらの 4 (4) ぼくらの 5 (5) ぼくらの 6 (6) 主題歌 アンインストール |
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