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今月の本vol.10 第三期

1.GOTH 夜の章・僕の章


 何故か時折やってくる乙一ブーム。今回は前々から気になっていたGOTHを購入してみました。かなり頭のネジが飛んだ少年が主人公の連作短編シリーズです。乙一の悪趣味な面が前面に押し出されていて、結構えぐい話が展開。かなり好みが分かれるかも。
 あと、叙述トリックが多用されるので、その方面が苦手な方にもおススメ出来ませんねぇ。ちょっと使いすぎじゃない?ってくらい短編一つごとに叙述トリックが使われてますから。
 そんなわけで人を選びますが、ツボにはまる人ははまるはず。サクサク読めてしまうのも魅力の一つです。

2.ばいばい、アース


 過去に単行本として発売されたものを文庫化。マルドゥック以前の作品なので荒削りなところもありますが、読んでいく内に独特の世界観に魅了されていきます。マルドゥックのバロットにも通じるところのある主人公を見ていると冲方作品のルーツが見えてきて、それもまた面白い。
 続刊が楽しみです(といっても、既に二巻が発売されてるんですけど)

3.遠まわりする雛


 古典部シリーズ第四弾。買ったはいいけど、第三弾を読んでないんですよねぇ。まあ、古典部シリーズはそれほど各エピソードごとの関係が密ではないので、連続して読む必要もないのですが。
 本作は短編集で、過去に他の媒体で発表されたものばかりなので、そういった意味での新鮮味はないかも。書き下ろしはタイトルにもなっている「遠まわりする雛」のみ。個人的に面白いと感じたのも、「遠まわりする雛」くらいかなぁ。どうにも古典部シリーズとは波長が合わないみたいです。

4.神様のパズル


 面白くなりそうな題材を扱っているのに、膨らまずにしぼんでしまったという印象しかない作品。正直、読むだけ無駄かも。
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Marvel Lgendary Heroes MONKEY MAN Series Marv



 今回はマーヴェルレジェンダリーヒーローズ第二弾から、マーヴをピックアップ。シリーズ第一弾のピットはもうちっとお待ちください。でか過ぎて撮影が大変なのでw
 さて、モンキーマンシリーズと銘打たれたこのシリーズは、第一弾以上にマニアックなキャラが目白押し。今回紹介するマーヴはSIN SITYに登場するキャラクターで、映画化もされたから知名度はあるのかな? ミッキー・ロークが演じたゴツイキャラクターです。

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テーマ : アメコミ
ジャンル : サブカル

Marvel Lgendary Heroes Pitt Series JUDGE DREDD



 ジェンダリーヒーローズ、トリはこの人。ジャッジ・ドレッドです。シルベスタ・スタローンの映画が日本でも公開されたので、知名度はそこそこあるんじゃないでしょうか。

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テーマ : アメコミ
ジャンル : サブカル

ジャイアント・ロボ THE ANIMATION -地球が静止する日 完全設定資料集

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 ャイアントロボ~地球が静止する日版の設定資料集が発売されてたので買って来ました。お値段二千五百円也。正直、ちとお高い値段設定ですがジャイアントロボフリークとしては押さえておかねばなるまいということで。

 内容はカラー十数ページに、残りがすべて白黒という淋しい仕様。他のアニメの設定資料集も出しているようだけど、他もそんな感じなのかな? せっかくの大判なのにカラーが殆どないのは勿体無いなと個人的には思ってしまいます。もちろん、設定画なんだから白黒なのは当たり前なんですが、もう少し華が欲しいというか。作品への愛が欲しいというかw

 まぁそれでも考えうる限りの設定資料は詰め込んである感じなので、満足度はそれなりに高いかな。ターゲットが完全に限られてますしね。

STREET FIGHTER LEGENDS SAKURA STAGE:1

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見事です、かりんお嬢様!」
 神月家所有の道場で、賞賛の声が響く。神月かりんが取り巻きに持たせているのは、「春日野さくら」の写真を貼ったサンドバックだ。ストリートファイトでさくらに負けてからというもの、かりんの頭には「さくらさんを倒すこと」しかない。
 だが、さくらとは一度戦ったきりで、再戦する機会はなかった。それを、かりんはさくらが怖気づいているからだと決め付けていた。
「次に戦えば私が勝つと、さくらさんは知っているんですわ。試験? 宿題? そんな言い訳で私が誤魔化されると思って? さくらさんは神月の血を恐れているんですわ。どんな言い訳を用意しようと、必ず私と戦ってもらいますわ!」

STAGE1:SCHOOL DAYS

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「さくら。君はまだまだ学ぶことがある。師匠である俺から!」
 日本。春日野さくらを追い求める人間がここにも一人。その名も火引弾。サイキョー流の使い手、ダンである。ダンの脳裏には女子高生ストリートファイター・さくらの姿が焼きついていた。初めて彼女と戦った日、ダンはさくらに底知れない可能性を見出したのだ。
 そのスピード、敏捷性は、ダンを遥かに凌駕していた。といっても、さくらが勝てたのはダンが手加減していたからであり、さくらにはまだまだ修行が足りない……と、ダンは一人で思い込んでいる。

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 もちろん、ファイトのあとに病院送りにされたことすら、脳天気なダンの頭からは吹き飛んでいる。それどころか、さくらこそ「サイキョー流の弟子」に相応しいと、意気込む始末。
ダン「目下のところ、俺の望みは……おっと、義務は彼女ともう一度ファイトして、スピードと敏捷性を確かめることだな」
「なあ、オッサン。誰と話してんの?」
 脳天気な男、ダンは言葉と思考が直結している。つまり、考えが外にダダ漏れなのだ。通りがかった子供に胡散臭い顔をされながらも、ダンはめげない。めげるはずがない。偉大なるサイキョー流の使い手が子供に馬鹿にされるなんてことは、有り得ないのだから。
ダン「俺の名前は火引弾! サイキョー流スクールの師範だぜ!」
「はあ? サイキョー流なんか聞いたことないよ」
ダン「サイキョー流は真の力を秘めた弟子しか取らないのだ。坊主が自分に才能があると思うなら、サイキョー流道場の扉を叩くがいい。それまで、さらばだ!」

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 かりんとダン。厄介な二人に魅入られた当の本人は、何も知らずに高校生活を送っていた。といっても、「強くなること」に夢中のさくらの興味はもっぱらトレーニングと、憧れの人とのチャットだけ。学校では当然のごとく居眠りし、親友のケイに迷惑をかける毎日だった(無論、さくらは気にしていない)。
ケイ「さくら、あんたってどうかしてるわ。ファイトのことより、どうやったら彼氏が出来るのかとか考えなさいよ。どうやって相手を倒すかじゃなくてさあ。リュウって奴もいい加減に……」
さくら「そうだ! リュウさんにトレーニングのコツを聞いてみればいいんだよ!」
 ケイの呆れ顔にも構わず、さくらは早速、リュウにアドバイスを仰ぐ。

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 チャットは殆ど、さくらの一方的な会話だった。というのも、さくらの砕けた会話にリュウがついていけなかったためだ。それでもリュウは三十分間キーボードと格闘し、さくらにアドバイスをするのだった。
さくら「多くの武術から優れた点を学ぶことで、真の格闘家への道は開かれる……そうだ!」
 さくらは早速、友人のひなたに電話をかける。目的はもちろん、他の武術から技を学ぶこと。東京ドームで開催される女子プロレスラー・レインボーミカの試合を見るのだ。そうと決めたからには、さくらの目には他の何も目に入らない。果たし状を持ってやってきたダンを自転車で轢いたことも気づかずに、東京ドームへと爆走するのだった。

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 東京ドームでは、ひなたが一人の男と格闘していた。ケン・マスターズの空手通信教育を習うひなたは多少なりとも武術の心得がある。彼女はその腕を活かして、偽のチケットを売りさばく男に戦いを挑んでいたのだ。とはいったものの、ひなたは非力で、相手とは五分五分。助っ人に入ったさくらとのツープラトン攻撃を決め、ひなたは勝利を収めるのだった。
さくら「ねえ、ひなた。どうしてこの人と戦ってたの?」
ひなた「こいつ、偽のチケットを売ってたの。なのに、お金を返さなかったんだ。はい、君たちのだよ」
子供「ありがとう!」

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 悪者退治の後は、試合観戦。「プロレスから技を学ぶ」という目的はもちろんのこと、レインボーミカの大ファンでもあるさくらは大はしゃぎ。試合もレインボーミカの勝利で終わり、さくらは大満足だった。
レフェリー「ザンギエフVSレインボーミカ。勝者はレインボーミカ! ご来場の皆さん、本日はお越しいただきありがとうございます。この後、レインボーミカとの撮影会を予定しておりますので、ご希望の方は特設会場までお越しください」
さくら「ひなた、聞いた? 撮影会だって! 向こうにレプリカのベルトがあったから買って持っていこうよ。一緒に撮ってもらうの」
ひなた「あたしもそうしたいんだけど、ごめんね。宿題やらなくちゃ。でも、ケイがきっと付き合ってくれるよ。じゃあね!」
さくら「本当に?」
ケイ「あー、はいはい。分かりましたよ」
さくら「やった!」

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ケイ「プロレスなんかの何処がいいんだか」
さくら「ちょっと、ここでそんなこと言わないでよ」
「お次の方、どうぞ」
さくら「ミカさんに会えて、すっごく嬉しいです。私、大ファンなの!」
ミカ「こちらこそ。あなたみたいな子に会えて嬉しいわ。そのベルトにサインしましょうか? 名前は?」
さくら「さくらって言います。一応、ストリートファイトしてます」
ミカ「本当に? スタイルは?」
さくら「自己流です! 私の師匠いわく、多くの武術から優れた点を学ぶべし。だからミカさん……その、怒らないで欲しいんですけど、ミカさんの技を使ってもいいですか?」
ミカ「ええ、構わないわよ」
 憧れのミカからのお墨付き。大喜びのさくらは、ミカの前だからと張り切ってケイに技をかけるのだった。夢中になると物事が見えないという点では、かりんとダンとも変わらぬさくらであった。

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ミカ「まだまだアマチュアだけど、悪くないわ。私がタッグを組む時は、あなたにパートナーをお願いしようかしら」
さくら「ほ、本当ですか!」
 喜ぶさくらを尻目に、会場内にどよめきが走る。レインボーミカに倒されたザンギエフがサイン待ちの観客を掻き分けて、猛進してきたのだ。
ザンギエフ「お前に再試合を申し込む!」

to be continued STAGE:2

←このコミックを紹介してます

テーマ : アメコミ
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FOUR THE HARD WAY

 Marvel今週の新刊。

十月三十一日発売予定(amazon)
Legion of Monsters
 DEAD OF NIGHT #11, MARVEL SPOTLIGHT #26、MARVEL TWO-IN-ONE #18、LEGION OF MONSTERS #1、MARVEL PREMIERE #28を収録。ハードカバーです。

十一月七日発売予定
Avengers Assemble 5 (Avengers Assemble)
  AVENGERS #41-56 and AVENGERS ANNUAL 2001を収録。ハードカバーです。

Black Panther: Four the Hard Way (Black Panther (Unnumberd))
 BLACK PANTHER #26-30を収録。

Marvel Zombies: The Covers (Marvel Zombies)
 マーヴェルゾンビーズのカバーアートを収録した変り種。

She-hulk 5: Planet Without a Hulk (She-Hulk)
 SHE-HULK #14-21を収録。

X-factor 3: Many Lives of Madrox (X-Factor (Graphic Novels))
 X-FACTOR #13-17を収録。

・amazon取り扱いなし
 
・MARVEL MASTERWORKS: THE FANTASTIC FOUR VOL. 6 HC
 相変わらず登録なし。FANTASTIC FOUR #51-60 and ANNUAL #4を収録。ハードカバーです。


テーマ : アメコミ
ジャンル : サブカル

SPAWN #156



 ンダ・ブレイクの眼前には信じがたい光景が広がっていた。ケイティの手には血まみれのバットが握られ、ジェイクの頭部は砕け散り、脳漿が飛び散っている。ワンダは我が子の死に悲しむことすら出来なかった。
 ワンダには、いずれこうなることが分かっていた。ワンダの夫であるテリーがたまたま留守にした際、ワンダは何者かに「種子」を植えつけられた。その者が人間であったのか、それともまったく別の何かであったのか、ワンダには知る由もない。だが、その後に生まれた双子を見てワンダは確信したのだ。
 私は化け物を孕まされた、と。

SPAWN #156

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 異常な状況に戸惑うワンダは、救急車を呼ぶ。自分の子供が、子供を殺したのですと。そんなワンダの苦悩をよそに、ケイティはカーペットクリーナーで掃除を始める。ジェイクの血を拭き取るためだ。しかも、脳を吹き飛ばされたはずのジェイクまで一緒に、「自分の血痕」の後始末を始める。常軌を逸した双子の行動に、ワンダは恐れを抱くしかないのだった。
 だが、双子は救急隊員の前ではいかにも普通の子供を装った。頭蓋骨が砕かれたはずのジェイクの頭部はいつの間にか、「すり傷」になっており、ワンダが動揺しすぎだと救急隊員に窘められる始末。夫のテリーもワンダの言葉を間には受けない。
 それでもワンダは、呟かずにはいられないのだった。
あの子達は怪物なんじゃないかと恐ろしくなるのよ……

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 北インド、ベンガルでは人外の存在が激突していた。破壊神カーリーと、ヘルスポーンの戦いである。復活を果たしたスポーンはマモンにも匹敵する力を誇っていたが、相手は神。スポーンは瞬く間に劣勢に追い込まれるのだった。
カーリー「貴様の虚無を感じるぞ、ヘルスポーンよ。貴様の体内に閉じ込められた魂の叫びが聞こえる。彼らは自由を、死を求めている。ならば私がその望みを叶えてやろうぞ」
スポーン「やめろ! 彼らは俺の一部だ!」
カーリー「お前はアルマゲドンを止めようとしているらしいな?」
スポーン「そうだ、この世界をアルマゲドンから守らねばならない」
カーリー「何ゆえにアルマゲドンの回避を望む? お前はヘルスポーンではないのか? ヘルスポーンにとって、戦いこそがすべて」
スポーン「誰と戦うかは、俺が決める。もしアルマゲドンが起きたら、全人類が滅びる。そんなことをさせるわけにはいかん!」
カーリー「死は我らにとって祝福。嘆きに満ちたこの世界を離れ、より良き世界へと生まれ変わるのだ」
スポーン「人間はそんなこと望んではいない。死と新生の環はここで終わらせる」
カーリー「それもまたよし。地球が平和になろうて」
 スポーンとカーリーの会話が一段落したところで、アマルが口を挟む。スポーンの内より出でたヒンドゥー教徒だ。アマルはカーリーにスポーンを助けてくれるよう懇願する。スポーンの存在がアルマゲドン回避の鍵を握っているのだと、直感的に悟っていたからだ。
 カーリーは神をも恐れぬアマルの勇気を評価し、代償を求めた。スポーンと匹敵するほどの、生贄を

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 アマルが差し出したのは、妻のシャンティが抱きかかえる赤子だった。二人はシャンティが身ごもった直後に他界した。つまり、ここにいる子供はシャンティの過去と、そして決して訪れない未来が交錯した存在なのだ。誰もが二人の子供を認識できるが、彼が決して生まれることはない。生まれることなく死んでいながらも尚、両親の愛で存在しつづける赤子。
 スポーンは二人の告白を聞きながら、ワンダとの結婚生活を思い出す。子供を成す、その喜びを享受することなく終わってしまった過去を
 大いなる矛盾を抱えた無垢な魂は、カーリーを満足させた。
スポーン「感謝する。あんたたちには借りが出来た……」
アマル「気にしないでください。私たちの子供は、ここにはいなかった。我が子と共にありたいと願う心が、赤子を存在させていたのです。どうして我々が選ばれたのかは分かりませんが、準備は出来ました。我々はあなたの一部となりましょう」
 スポーンはアマルとシャンティの痛みと喪失感、そして喜びを分かち合った

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 ジェイクとケイティの双子を精神鑑定医に診せるワンダだったが、鑑定医は二人を「普通の子供」と診断した。双子は決して、人前では尻尾を出さないのだ。となれば、我が子を異常だと恐れるワンダこそが、異常だということになる。
 精神鑑定医からも、そして夫のテリーからもワンダは異常視される羽目となってしまった。だがワンダは、双子の異常さを信じて疑わなかった。テリーは必死に忘れようとしているが、双子は一歳にも満たない内にアルファベットを自由自在に使いこなしていたのだ。
 KILL MOMMY
 ママを殺せ。

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 ベンガルでの敗北を経て、スポーンはサムとトゥイッチの元へと戻ってきた。サムの事務所にはテネシー州でのゾンビ事件を解決したヒロシとクミコがいた。
ヒロシ「よく戻られました、シモンズさん」
トゥイッチ「アル。インドで何があったのですか? 本当にカーリーが? 彼女を倒したのでしょうか?」
スポーン「倒すだと? 俺は思い知らされただけだ。神の前では未だにゴキブリのようなくだらん存在にすぎんと。この程度の力では、誰も救えん」
トゥイッチ「なるほど……ところで、面白いことが分かったんです。ヒロシとクミコ、そしてクリストファーには共通点があるのです。もしかしたらそれが、あなたの身に起きたことを解く鍵になるかもしれません」

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 一方その頃、テリーとワンダの家では双子が暇つぶしと称して、両親を拘束していた。もちろん、彼らの姉であるサイアンも遊び相手の一人。
 シナリオはこうだ。精神の安定を欠いた母親が夫と子供を惨殺。我に返った母親は後悔のあまり、自殺する。誰も双子の反抗だとは思わない。
 ケイティーはワンダに銃口を向けながら、醜く顔を歪めた。

to be continued SPAWN #157



 ストーリーがますますカオスになっていくアルマゲドン編。正直、カーリーのくだりはよく分かりませんwだって、キリスト教世界観をベースにしているのに異教の神様を出されても……ねえ。天界と魔界の戦いから明らかに浮いちゃってます。

←今日からvol.2に突入

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カテゴリ分け

 メコミのどのタイトルをどこまで紹介したのかと管理画面から確認してみたら、これがまー、見づらいことこの上なくてですね。最近、記事の数が増えてきたのである程度予測はついていたんですが、アメトイ・アメコミ・アメコミ情報と記事が入り乱れて想像以上にカオスw

 なので、非常に大雑把ですがカテゴリを分けてみました。

CIVIL WAR
 CIVIL WAR関連タイトルが分類されています。スパイダーマンのタイトルは今のところ、すべてこちらに収めてあります。

Marvel
 Marvelコミックスのタイトルはこちら。CIVIL WARと分けたのは、CIVIL WAR関連タイトルがあまりに膨大だからです。WWHはそれほどタイトル数が多くないのでこちらに分類予定。

SPAWN
 現在紹介中のスポーンはこちら。

Others
 その他の出版社のコミックスをこちらに分類。といっても、四つしかありませんがw

 分類したのは基本的に一記事として成り立っているもの。力を入れていない記事はカテゴリ分けの必要を感じませんでしたので、保留しました。
 80の記事をカテゴリ分けしたので、多少は見やすくなったんじゃないでしょうか。これで心置きなく自分のコミック紹介状況を把握できますよ(ぇ
 ではでは、今日はこの辺で。明日からはスポーンのコミック紹介を再開予定です。

Marvel Lgendary Heroes Pitt Series WICTH BLADE



 ジェンダリーヒーローズより、ウィッチブレイド。ピットシリーズの中では一・二を争う知名度の持ち主で、TOPCOW系のヒーローフィギュアには欠かせない存在ですが、その出来は……

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SECRET LIVES

Marvel、今週の新刊。

十月三十一日発売予定(amazon)
Spider-girl 9: Secret Lives (Spider-Girl)
  Spider-Girl #45-50を収録。ダイジェストサイズです。

amazon登録なし
・MARVEL MASTERWORKS: NICK FURY, AGENT OF S.H.I.E.L.D. VOL. 1
 STRANGE TALES #135-153, TALES OF SUSPENSE #78 and FANTASTIC FOUR #21を収録。ハードカバーです。

・MARVEL MASTERWORKS: THE AVENGERS VOL. 7
 THE AVENGERS #59-68 and MARVEL SUPER-HEROES #17を収録。ハードカバーです。

 相変わらずマスターワークスの取り扱いなしですね。

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Diseney Magical Collection FUTURE MICKEY RETRO



 今日は軽めに。ディズニーマジカルコレクションのフューチャーミッキーのレトロバージョン。他にも二つほどバリエーションがあるようですが、見たことないので何とも言えず。とりあえず、このデザインが気に入った&投売りされていたので買ってみました。
 このシリーズは地味に出来がいいんですけど、地味に高いんですよねぇw

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 なかなかイイ出来。両腕と首が動きます。

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 フューチャーミッキーでした。出来は悪くないのでデザインがツボったら摘んでみるのもいいかも。

←アマゾンで買えます

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トランスフォーマームービー ファストアクションバトル  Disc Blast DECEPTICON FRENZY



 画トランスフォーマーの影の主役フレンジー。日本ではトイホビーマーケット限定で発売されました。お値段3300円なり。送料を入れると、ぶっちゃけ並行版と変わりませんwというわけで、ウチでは並行版を購入。買おうと思えば、まだまだ買えちゃいますね。

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COMPARISON

 と思い立って、アメコミ単行本のサイズ比較コーナー。確か、今まで一度もハードカバーとTPBの違いを説明していなかったような……



 というわけで、まずはハードカバーサイズが最も大きく、値段も高価。その分、紙質もいいです。(出版社によりますが)オマケページも、それなりに充実していて満足度は高し。ただし、日本のコミックスと同じ感覚でベロっと広げるとページが外れてしまいそうな恐怖感もあり。読みやすさでいえば、最低ランクですね。

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 TPB。値段、紙質ともに中レベル。読む分にはまったく問題ないです。サイズはハードカバーより二周り小さい。ページが外れそうで気軽に読めないのはハードカバーと同じ(笑)まあ、こちらの方が安価な分、思い切って読めるのは確かです。
 ちなみに邦訳版のアメコミは、TPBよりも横幅があります。縦幅は同じなんですけど、微妙にサイズが違う。

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 日本の青年コミックとのサイズ比較。TPB、ハードカバー共にかなりデカイのがお分かりになるかと思います。尚、リーフはTPBと同じサイズ。

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 ダイジェストサイズ。日本のコミックを読んでいる層を取り込むために刊行されたサイズ。ティーン向けの作品がこのサイズで発売されることが多いです。
 値段は安いですが、紙質は最低。オマケページもありません。話だけ追えればいいorダイジェストサイズでしか発売されていないという場合の選択肢にした方がよいかと。

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 日本の青年コミックよりも若干、縦幅があります。こうして見ると日本とアメリカでは本の版形が全然違うんですねぇ。

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 オマケ。こちらはカプコン系のアメコミをリリースしているUDONコミック。

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 ダイジェストサイズよりも一回り大きくなっています。紙質はTPBと同等で、オマケページも充実。作りもしっかりしていて、TPBなどを読むときにつきまとう「これ、ページが外れるんじゃないか」という恐怖感も殆どありませんw手に持った時の感触は邦訳版のアメコミに近いですね(サイズは違うけど)。

 思いつきのサイズ比較でした。購入の際の参考にでもしていただければ。

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SPAWN #155



 ヴンズゲート。人間に天国と認識されるその地では今、忘れ去られし者と天使たちの戦いが繰り広げられていた。忘れ去られし者とは、天界にも魔界にも属さない勢力である。スポーンを苦しめたマモンもその一人だった。
 強大な実力を誇る忘れ去られし者の軍勢相手に、神を欠いた天使たちは追い込まれる一方である。そこで、一万年前に神が幽閉した熾天使の長・ゼラを解き放つことにしたのだ。ゼラは神への忠誠篤く、そして、最も力の強い化け物の一人であった。

SPAWN #155

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 ゼラの力の源は、狂気。荒ぶる気性と力を以って、熾天使の長は敵を蹂躙する。主を欠いた天使軍団の劣勢を覆すほどの実力を秘めたゼラがいれば、忘れ去られし者との戦いに勝利出来るのだ。
 だが、ゼラを解き放つ……その選択は果たして正しかったのか天使たちにも判断がつかない。狂気に駆られ、殺人機械と化したゼラから、誰が自分たちの身を守ってくれるというのだろうか。神ですら手を焼き、封印したというのに。

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 北インド、ベンガルには死の匂いが満ち満ちていた。村からは人が消え、僅かに生き残った人々はカーリーを心酔する黒装束の殺人鬼を恐れている。やがてスポーンとクリスは、この世に現出した地獄を目撃することとなる。
 黒装束の男が村人の死体を解体していたのだ。しかも、彼自身の手は汚さず、生き残った村人たちにかつての隣人の死体を切り刻ませていた。
スポーン「貴様、どういうつもりだ?」
「母たるカーリー神のためだ。神はこの世に再び降臨なされる。そしてお前のような存在を地獄へと送り返すのだ!」
スポーン「ほう? ならば一足先に地獄を見せてやる!」
 スポーンは不快感と怒りに任せて、男を殺す。その方法は残虐無比。スポーンの殺し屋としての顔は些かも衰えていない。
「慈悲、という言葉を君は知っているかい?」
 スポーンを嗜めるのは、マン・オブ・ミラクルズだった。

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スポーン「またお前か? 今度はどんな講義をぶってくれるんだ? 己が内の声に耳を傾けるんだ……か?」
ミラクルズ「その通り。そして君は声を聞いた。今の君は全ての言語が同一のものとして捉えられるはずだ」
クリス「そうだよ、あいつとあなたは話をしていた……」
スポーン「それがどうした?」
クリス「あいつはこの地方の言葉を使っていたんだよ」
スポーン「だが俺は理解できたぞ」
ミラクルズ「君の内なる存在のおかげさ。彼らが君に学ばせたんだ。もしカーリーを倒し、ここの人々を解放したいのなら、〝声〟に耳を傾け、何をすべきか見極めることだね」
スポーン「そんな暇はない」
ミラクルズ「君に選択肢はない」
スポーン「俺はいつでも選択してきた。天界にも魔界にも左右されずに、だ。二度と俺にそんな口を叩くな!」
ミラクルズ「それじゃあ君は世界が破滅するまで、あの路地裏で無知のまま朽ち果てていくつもりかい? もうこの世界に安寧は訪れない。君の愛するワンダやサイアンも例外じゃないよ。彼らを守りたいならば、〝声〟を聞くんだ、アル」
 クリスがカーリーを倒す秘密を知っているよ。そう言い残し、ミラクルズはいつものように消えていった。
クリス「一度、あなたの中に戻った方がいいみたいだよ」
スポーン「本当にカーリーを倒せるんだろうな?」
クリス「多分ね」
 クリスの小さな姿が、スポーンの胸の中へと吸収されていく。

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 スポーンの中に広がるもう一つの世界では、ヒンドゥー教の信者と思しき夫婦がいた。二人はクリスやヒロシたちと違い、自分たちが既にこの世のものでないことに気づいていた。生前に罪を犯したからこそ、そのカルマを背負ってこの不可思議な世界に取り込まれたのだ。そう語る女性は、小さな物体を抱えていた。よほど大事なものらしく、女はクリスが外の世界……つまり、スポーンの体の外へとクリスが運ぶ時にも手放さなかった。
 敬虔なヒンドゥー教徒である二人は、現在の北インドを俄かに騒がす破壊神カーリーに詳しかった。スポーンは二人からカーリーが血と殺戮に魅入られた恐ろしき女神であることを聞かされる。
「ですが、今お話したことはあくまでも神話なのです。現実ではありません」
スポーン「そいつは、あの女に言ってやってくれ」

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カーリー「愚かなる悪魔がのこのこと現れおって。おかげで貴様を探す暇が省けたわ!」
スポーン「思い違いをしているな。俺は悪魔じゃない。お前がもたらす恐怖を止めるために来たんだ」
カーリー「恐怖じゃと? 虚ろなる者よ、貴様こそ多くの恐怖をもたらしてきたのだろうよ。今度は貴様の番じゃ!」

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 テネシー。記憶を取り戻したヒロシは、訥々と過去を語り始める。
 生前のクミコは両親に反発し、夜な夜な歩き回る少女だった。その日もクミコは両親の制止も聞かず、外に飛び出していこうとしていた。ヒロシが嗜めても、クミコは聞く耳を持たない。それどころか、両親がヒロシを疎んじていることを告げる。ヒロシがいては、プライバシーが守れないのだと。家族を傷つけるだけ傷つけて、クミコは家を出て行った。
 それでも、ヒロシにとってクミコは孫であることに変わりなかった。刀を手に、ヒロシはクミコを追って飛び出す。ここのところ彼女が何をしているのか、ヒロシはすべて知っていた。体を売ることと引き換えにドラッグを買い漁っていたのだ。
 ドラッグの元締めの居所を突き止めたヒロシは、今夜こそクミコをドラッグの呪縛から解き放とうと決意する。
 銃で武装した男たちに刀片手に挑むヒロシ。彼に銃が向けられた瞬間、クミコが叫んだ。
「この人に手を出さないで!」
 だが、その叫びも虚しく、クミコは祖父もろとも銃弾に倒れるのだった。

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ヒロシ「お前を助けるつもりじゃった。じゃが……」
クミコ「思い出したわ。あたし、皆のことを傷つけてた。でも、本当は……調子に乗ってたのよ。ごめんなさい、お祖父ちゃん」
ヒロシ「もう泣かんでいい。ワシの方こそ、すまなかったな」
クミコ「あたしたち、これからどうすればいいの?」
ヒロシ「どのような理屈かは知らんが、ワシらとスポーンはリンクしておる。この街を守るためにワシらは召還されたんじゃ」
クミコ「なら、新しい武器がいるね……もう銃なんかいらない。あたしに必要なのは」
 クミコの意志に反応して、コスチュームが全身を覆っていく。
クミコ「さあ、ゾンビ退治だよ!」
 完全なヘルスポーンと化したクミコの手には、祖父と同じ刀が握られていた。

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 テネシーを開放した二人のヒーロー。クミコとヒロシの活躍は既に世界中の知るところとなった。その様子を忌々しく見つめているのは、ワンダ・ブレイクの双子たち。
ジェイク「お前のカーリーはニュースになってないみたいだな」
ケイティー「そんなことより。ジェイク。あんた、あたしにしたこと覚えてるだろうね? 鋏を頭にブッ刺したアレだよ」
 ケイティーはバットを手に、ジェイクの背後に立った。
ワンダ「あなたたち、何をしているの!」
ケイティー「借りを返してもらってるだけよ」
 帰宅したワンダの目の前には、変わり果てた我が子が転がっていた。





←vol.2が安くなってます

テーマ : アメコミ
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HEART OF STEEL

Marvel今週の新刊。

十月十七日発売予定(amazon)
Fallen Son: The Death of Captain America Premiere
  FALLEN SON: WOLVERINE, AVENGERS, CAPTAIN AMERICA, SPIDER-MAN, and IRON MANを収録。ウチで既に紹介済みです。ハードカバー。

Marvel Adventures Iron Man 1 (Marvel Adventures)
 収録号数明記なし。公式サイトでは何故かリーフの値段になっているので、恐らく単純なミスかと。ページ数から考えると三話~四話収録だと思います。ダイジェストサイズ。

Ms. Marvel 3: Ready, A.i.m., Fire! (Ms. Marvel)
 MS. MARVEL #11-17を収録。ハードカバーです。

Spider-man and the Fantastic Four: Silver Rage (Spider-Man (Graphic Novels))
 ついこの間完結したばかりのSPIDER-MAN/FANTASTIC FOUR #1-4を収録。リリースペースが半端じゃないです。

十月二十四日発売予定
X-factor Visionaries: Peter David 3 (X-Factor (Graphic Novels))
 X-FACTOR #79-83, and Annual #7を収録。


テーマ : アメコミ
ジャンル : サブカル

SPAWN #154



 行を積めば、天国に行ける。スポーンがまだアル・シモンズだった頃、大人たちにそう言われて育ってきた。だが、シモンズは戦士としてあまりにも多くの人を殺しすぎた。シモンズが本来持っていたはずの純粋さは永遠に失われてしまったのだ。彼が地獄の尖兵、ヘルスポーンとなるのは自明の理だった。
「だが、あのガキは……」
 スポーンは両目を失ったヘルスポーン・クリスに目を向ける。クリスはその空洞の眼窩に雨を受け続けていた。

SPAWN #154

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 スポーンがアンダーワールドに幽閉されている間に、世界は変貌しつつあった。トゥイッチから世界の状況を知らされたスポーンは、クリスをサムとトゥイッチの事務所へと招き入れる。自分と、そして世界を取り巻くこの状況の鍵を握っているのは、マン・オブ・ミラクルズと面識のあるクリスだけだと考えたためである。
スポーン「クリス、俺に教えてくれ。俺の頭の中には何がいる?」
クリス「説明するのは難しいよ。何と言うか、あなたの中に沢山の人たちがいるんだ」
スポーン「マレボルギアが最初に俺を蘇らせた時から、闇からの囁き声は聞こえていた。ミラクルズはその声に耳を傾けてみろというが、俺には雑音にしか聞こえない。まるで虫どもが騒いでいるようにな。まったく理解できん。気が狂いそうだ」
クリス「彼らは混乱しているんだよ。自分が何処にいるのかすら、理解出来てない。闇の中で彼らは道標を待ち続けているんだ」
スポーン「クリス、俺を見つけた時に連中を召還したな? 今も出来るのか?」
クリス「もちろんだよ」
 それを聞いたスポーンは、自分が真に強大な力を獲得したことを理解する。かつては自分の力を欲する地獄、そして敵視する天国の二大勢力の板ばさみになっていたが、これからは違う。マモンとサムズを退けたヘルスポーン軍団には、彼らと対等に渡り合えるだけの力がある。
スポーン「これからは俺が打って出る番だ。トゥイッチ、情報をくれ」
トゥイッチ「北インドで破壊神カーリーが現れたみたいですよ。ですがインドに赴く前に、テネシー側の異変を調査した方がよさそうです。何でも、死者が蘇っているとか……」

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 テネシー。街中が火に覆われる異常な状況の中で蠢くのは、やはり尋常ではない存在だった。ビリー・ボブはかつての我が家で、妻・エマをたぶらかした男と出くわす。墓から蘇ったビリー・ボブが最も殺したい相手が目の前にいた。エマを殺したビリー・ボブに躊躇う道理などない。既に生ける屍となったエマと共に、ビリー・ボブは復讐を果たすのだった。

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 老人は、いつ果てるともしれない闇の中を歩き続けていた。彼が覚えているのは、北村ヒロシという己の名と、家族を守るという固い誓いだけだった。孫のクミコを守るという誓い。長い間、ヒロシはクミコを見守ってきた。彼女の後ろを歩き続けてきた。だが、その距離が縮まることもなければ、クミコが振り返ることもない。もう何年も、暗闇の中のクミコと顔を合わせていない。
 そのクミコが突然、光に向かって歩き始めた。暗闇の中で過ごした数年間で初めて目にした光だった。
 ようやく悪夢の終わりが訪れた。老人はそう考えた。
 だが、暗闇を抜け出た老人を待っていたのは胸に大きな傷を持つ奇妙な男だった。
ヒロシ「クミコ! 何が起きたんじゃ? ここは一体……?」
クミコ「ゲームよ! あたしがいっつもハマってたやつ。そうでしょ?」
 ヒロシとクミコは、男・スポーンと同様のコスチュームに身を包んでいる。スポーンはクミコの子供じみた反応を冷淡に観察しながら、力の使い方を伝授した。テネシーの異変は、この二人に任せるつもりだった。
クミコ「オーケー。武器の使い方は分かったわ。で、どいつを殺せばいいの? このゲームのルールは?」
スポーン「ルールなどない。勝て! この下にいる連中を根絶やしにしてみせるんだ」
ヒロシ「誰が相手だと?」
クミコ「すっごい。こいつらゾンビよ!」
 無邪気に喜ぶクミコは、己がどういう存在なのかまるで理解していない。この場を本当に任せてもいいものか。不安を抱くスポーンに、クリスが「安心しなよ」と声をかける。
クリス「もう少し、他人を信用した方ががいいんじゃないかな」

spawn1541 (4)

 クミコと並んでゾンビを屠っていくヒロシ。ヒロシが今まで磨き続けてきた剣技に翳りはない。それどころか、これまでにないほどに体が動く。だが、喜びはなかった。ゾンビどもは斬るに値しない相手だからだ。
 やがて二人は、生存者が立てこもる教会を発見する教会を守るために奮闘するクミコ。だが、いかにネクロプラズムの銃を使用しているとはいえ、相手は無数に湧き出る生ける屍たち。クミコはゾンビに囲まれ、悲鳴をあげる。その瞬間、彼女はゾンビを屠る戦士ではなくなっていた。腐った匂いが立ち込める。だが、その匂いは決して、ゾンビからのみ発せられるものではなかった

spawn1541 (5)

 ヒロシは剣を一閃し、ゾンビを一蹴する。クミコの窮地を救った今、ヒロシの誓いは果たされたことになる。だが、ヒロシはその誓いが何の意味も持たないことを悟るのだった。地面に蹲る孫は己が屍肉の匂いで嘔吐していた。
 そう、ヒロシとクミコは既に死んでいる
ヒロシ「思い出した……ワシはお前のあとをつけておった。刀を持って、お前のあとをな。お前を守るため、家族を守るために……ああ、クミコ。お前はワシが殺したんじゃ」

spawn1541 (6)

 天界。迫り来るアルマゲドンに対して、天界はあまりにも無力だった。神を欠いた天界に出来るのは、ただ状況が推移していくのを見守ることだけ。うろたえる天使たち。そこに、一人の天使が現れる。
「姉妹たちよ、恐れることはない。私が希望となって道を照らしてみせよう。忘れ去られし者すら恐れるこの熾天使の長、ゼラが」

to be continued SPAWN #155




 今週はスポーン紹介週間。次の155でアルマゲドン編の折り返し地点に入ります。それに合わせて、続々と新キャラクターが登場。誌面を賑やかに彩ってくれます。といっても、その殆どはこのアルマゲドン編で姿を消すんですけどね(ぇ



←vol.2が安くなってます

テーマ : アメコミ
ジャンル : サブカル

SPAWN #153



 ポーンことアル・シモンズのかつての妻の下には三人の子供がいる。サイアン、そしてジェイクとケイティの双子だ。まだ幼い双子は家の中で自由気ままに振舞っている。ジェイクの目下の興味は、「池にペンキを流し込んだら、どうなるか」だ。もちろん、その池には魚がいる。ジェイクはその魚の行く末をサディスティックに観察するつもりだった。
 一方、ケイティは腹に口の生えた不気味な蛙の絵を描いている。
 おぞましい趣味を持つ双子。二人に手を焼くワンダは、彼女の祖母・グラニーに双子を託し、会議へと行ってしまう。グラニーが盲目であることを知る双子は、言葉では従順に従ってみせるものの、その表情は完全に曾祖母を馬鹿にしていた。
 母が仕事に出かけ、姉のサイアンが学校に行っている今、双子を止める者は誰もいない。ジェイクは「池の悪戯」を告げ口したケイティに向かって鋏を振り下ろした

SPAN #153

spawnhundredfiftyth (1)

「あんたに絶対後悔させてやるから」
 鋏に脳を穿たれながら、ケイティは殺意を剥き出しにした。

 その晩、家に帰ってきたサイアンは双子への恐怖をグラニーに漏らす。あの二人は、自分たちとは根本的に違う存在なのではないかと。サイアンがそう零すのには理由があった。ここのところ毎晩、悪夢にうなされているのだ。血の川、太陽と月が並ぶ異常な光景、その空の下で飢えに苦しむ人々。しかも、彼女が夢に見た光景が次々と現実になっていく。自分の悪夢が現実を侵食しているのではないかという気すらしてくる。グラニーは、そんなサイアンを慰めるものの、世界を覆う混沌に不安を隠せない。

spawnhundredfiftyth (2)

 アンダーワールド。グラニーが守護天使と愛するアル・シモンズはスポーンの軍団を従え、忘れ去られし者の一人である・マモンと相対していた。
スポーン「よく見ろ、マモン。貴様は真実を欲していたな! 俺が何者であるかを知りたがっていた。これが答えだ!」
サムズ「馬鹿な。マレボルギアがアル・シモンズをヘルスポーンの上位存在として蘇らせたとしか考えられん」
マモン「いや、マレボルギアではない。奴よりも強大な存在がシモンズの変化に関っているのだ……シモンズよ、貴様という存在は興味深い。我が軍門に下れ。その暁には世界をくれてやろう」
スポーン「貴様如きが俺に取引を持ちかけるだと? サタンを連れて来い。お前では話にもならない」
サムズ「我が主の名を軽々しく口にするな!」
スポーン「威勢はいいな。だが、貴様らの恐怖を感じる。俺という存在が理解できないんだろう? 俺は貴様らの想像を超えた存在だった。違うか?」
 ヘルスポーン軍団を従え、スポーンはサムズが創りだしたかつての仇敵たちへと戦いを挑む。

spawnhundredfiftyth (3)

 復活したスポーン、そしてヘルスポーン軍団の力は圧倒的だった。敵を瞬く間に屠り、サムズとマモンを敗走へと追い込む。
 戦いを終えたヘルスポーン軍団は現れた時と同じように、スポーンの体へと吸い込まれていった。スポーンは復活の鍵となったクリストファー、サムとトゥイッチを連れてアンダーワールドの外へと飛び出す。クリストファーらをアンダーワールドへと案内したサーカスは跡形もなく消え去っていた。訝しがる一行の前に、マン・オブ・ミラクルが姿を現す。
ミラクル「〝あれ〟は役目を終えたのさ」
スポーン「サム、トゥイッチ、クリスを頼む。こいつの相手は俺がする」
クリス「大丈夫、彼は僕を傷つけたりしないよ。ねえ、僕は上手くやれたかな?」
ミラクル「完璧だよ。君のおかげでスポーンは己がアル・シモンズ以上の存在であることに気づけた」
スポーン「何故俺のことを知っている? 答えろ!」
ミラクル「ずっと、君のことを見ていた。君の魂が流れ出していく様を。そして今日、分かたれた魂は君の元へと戻った。クリスを大事にするんだよ。彼は、君の良心そのものだ。君が失ってしまった、ね。己が内に響く魂の声に耳を傾けてごらん。最初は意味を成さない言葉かもしれない。だけど、必ず理解できるようになる」
 ミラクルは啓示を残し去っていった。

spawnhundredfiftyth (5)

 スポーンは地球に帰還した。だが、その間にも世界は刻一刻とその姿を変え続けていた。
 ケイティーとジェイクの双子は、ついにその異常性と残虐性を露にし始めた。まるで、世界の変化に足並みを合わせるように。

spawnhundredfiftyth (6)

 テネシー。エマは亡夫を偲んで墓地で涙を流していた。当時浮気をしていた彼女は、愛人に会いたいがために夫を騙し、嵐の夜へと送り出した。哀れなビリー・ボブは交通事故に巻き込まれ、帰らぬ人となった。すべてはエマが招いたことであった。夫の墓の前で己の罪を懺悔する妻。そこまでは、ありふれた光景であったかもしれない。だが、世界は変わり始めている。その価値観が、根底から変質しているのだ。
「エマ。てめえは俺が嫌うものを知ってんな? 水で薄めたウイスキーと、二股をかけやがる淫売だ!」
 死者は、もはや死者ではない。それがこの世界の新しいルールだった

to be continued SPAWN #154





←vol.2が安くなってます

テーマ : アメコミ
ジャンル : サブカル

あすなろ舎 マーベル3ageフィギュアシリーズ1 スパイダーマン



 歳児がマーヴェルキャラのコスプレをしたら~という何だかマニアックな企画のフィギュア。発売元はご当地スパイダーマンを発売している、あすなろ舎です。ご当地スパイダーマンもそうなんですが、デフォルメ加減が非常に上手くて、元のキャラクターの記号を残しつつ、愛らしさを出すことに成功しています。

marvel3agespiderman2.jpg

 品質も問題なく、フィギュアとしての完成度は高し。ただし、値段設定が滅茶苦茶で、フィギュメイトよりも一回り大きい程度なのに千円近くもするんですよ。なので、気軽につまむにはちいとばかし高いアイテムになってしまっています。(といっても、スパイダーマン以外は今ではお目にかかれませんが)

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 両足・両腕が付け根で可動。足はオマケで、腕で表情つける感じ。

marvel3agespiderman4.jpg

 首も可動。横から見ると見事なまでの幼児体形ですwにやりと笑っている口元も可愛らしい。
 3ageスパイダーマンでした。ワンコインくらいの値段だったらおススメなんですけどねぇ。

←3のDVD今月発売

テーマ : アメコミ
ジャンル : サブカル

FINAL FANTASY Ⅶ ADVENT CHILDREN PLAY ARTS2 ユフィ・キサラギ



 F7アドベントチルドレンから、ユフィ・キサラギ。初プレイアーツです。このシリーズは今まで敬遠していたのですが、ユフィのお顔の出来がよさげだったので思わずレジへ突撃してました。弄ってみると、なかなかどうして良いアクションフィギュアでしたよ。

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テーマ : おもちゃ
ジャンル : サブカル

SINS OF THE FATHER

 Marvel、今週の新刊。

Annihilation 1 (Annihilation)
 DRAX THE DESTROYER #1-4, ANNIHILATION PROLOGUE and ANNIHILATION: NOVA #1-4を収録。アニヒレーションのTPBのリリースが開始されました。

Blade: Sins of the Father (Blade (Marvel))
 BLADE #7-12を収録。

Essential Moon Knight 2 (Essential)
 MOON KNIGHT #11-30を収録。白黒のエッセンシャルシリーズです。

Spider-man Loves Mary Jane 4 (Marvel Adventures Spider-Man (Graphic Novels))
 SPIDER-MAN LOVES MARY JANE #16-20を収録。ダイジェストサイズです。


テーマ : アメコミ
ジャンル : サブカル

Marvel Lgendary Heroes Pitt Series MADMAN



 ジェンダリーヒーローズからマッドマン。今まで紹介してきたキャラ以上に日本ではマイナーなヒーローですね。とはいえ、一目見れば記憶に刻み込まれるインパクトを持ったキャラでもあります。

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テーマ : アメコミ
ジャンル : サブカル

フィギュメイト 涼宮ハルヒの憂鬱 バニーハルヒ・喜緑



 ィギュメイトハルヒを貰ったので、サクッと紹介。第二弾です。これでノーマルで手に入ってないのは鶴屋さん(メイド服)のみになりました。もらい物なのに何気に揃ってるw
 あ、ちなみにアメコミ紹介は来週に回します。弾切れというか、紹介できるほどちゃんと読んでいるコミックがないので。

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テーマ : 美少女系フィギュア
ジャンル : サブカル

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