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FALLEN SON THE DEATH OF CAPTAIN AMERICA CAHPTER3 BARGAINIG



 は世界中の誰もが知る、偉大なヒーローだった。
 シビルウォーでヒーローが二つの陣営に分かれ、破滅へと突き進む最中、彼は混乱を鎮めるために降伏した。
 だが、自ら犠牲を払った彼を待ち受けていたのは、暗殺者だった。
 キャプテンアメリカは、死んだ
 これは、彼の死を巡る物語である。

FALLEN SON

fallensonfourcap.jpg

 アヴェンジャーズマンション。今は廃墟と化したその地に、一人の不法侵入者が現れる。アイアンマンが駆けつけると、男はすらすらとアヴェンジャーズのコードナンバーやパスワードを並び立てた。彼の名は、クリント・バートン。かつて、ホークアイと呼ばれた男である
 スカーレットウィッチの現実改変能力に再び生を得たホークアイを目の当たりにして、アイアンマンは驚きを隠せない。キャプテンアメリカの死について話し合いに来たというクリントだったが、彼を本物だと信じられないアイアンマンは彼を気絶させ、S.H.I.E.L.D.のヘリキャリアーまで運ぶのだった。

THE DEATH OF CAPTAIN AMERICA CAHPTER3 BARGAINIG

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 DNA鑑定の結果、クリント・バートンは本人だと断定された。
クリント「スティーブに何が起こったんだ?」
アイアンマン「彼は暗殺された。スティーブ・ロジャースは死んだんだ」
クリント「あんたはそれを黙って見てたのか?」
アイアンマン「……私と来てくれないか。君に見せたいものがある」
 アイアンマンはクリントの問いかけには答えなかった。今、重要なのは、この国が何を欲しているか、だ。クリント個人の欲求など、関係ない。
 そんなアイアンマンは、クリントにスティーブ・ロジャースの遺品を見せる。それは、キャプテンアメリカを象徴する、星条旗を模したシールドだった。
クリント「これを使って何をするつもりだ?」
アイアンマン「投げてみたくはないかね?」
 親友の妻を騙しているようで気分が悪いと言いながらも、クリントはシールドを見事に操ってみせる。キャプテンアメリカのシールドの使用者を探し続けていたアイアンマンは、ようやく適格者を探り当てた。これまで77人テストしてきたが、その内の九割はシールドに打ちのめされ、一割はヘルメットをしていたためにかろうじて助かったという体たらくだったのだ。
 アイアンマンの意図は、新たなキャプテンアメリカを奉じることにあった。それを感じ取ったクリントは拒絶反応を見せる。
クリント「スティーブ・ロジャースなしで、キャプテンアメリカが成り立つものか!」
アイアンマン「そうかね。君がそのように考えていたとは知らなかったよ」
クリント「……俺が馬鹿だったんだ」
 ホークアイとしてアヴェンジャーズに所属していた頃、ホークアイはキャップよりもチームを上手く運用できると豪語したことがあった。
アイアンマン「君はかつて、ホークアイであり、ゴライアスであった。そして、再びホークアイになった。君はまるで、自分のアイデンティティを探しているようだよ。もっとも、それこそが、君が現世に復活できた理由なのではないかと私は思うがね
 そう言って、アイアンマンは〝仕事〟へとクリントを誘う。

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 アイアンマンに連れられてきたクリントが目にしたのは、バッキーやキャプテンアメリカを髣髴とさせる少年と、ホークアイの弓矢を扱う少女だった。ニューアヴェンジャーズの隠れ家を飛び出してきた、パトリオットとホークアイである。自分と同じ名を持ち、ヒーローとして活躍している二代目ホークアイを目の当たりにし、クリントは最早自分が何者にもなれないことを知るのだった。
 小悪党を片付けたヤングアヴェンジャーズの二人は、未登録のヒーローである。行いが正しくとも、法は彼らを〝悪〟と規定する。二人を逮捕しようとしたアイアンマンだったが、ホークアイがブラックパンサーから譲り受けた矢の前に機能停止してしまう。
 逃走に移る二人。そんな二人の目の前に、星条旗を模したシールドが飛来する。そして……

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ホークアイ「キャップ……?」
キャップ「俺が誰に見える?」
パトリオット「彼の名を盗むな。あんたをキャプテンアメリカだとは認めないぞ」
キャップ「ホークアイと呼ばれる、そこの少女みたいにか?」
ホークアイ「どう説明したらいいか困るけれど……私はホークアイに敬意を表して、そう名乗っているのよ。もしホークアイが生きていたなら、もっと違う名前にしてた。それに、私に名前と装備をくれたのはキャップなのよ」
 かつてのヒーローに影響を受けるのと、そのヒーロー自信に成りすますのはまったく違うことだとパトリオットが続ける。
ホークアイ「ねえ、そのシールドは彼のものじゃないんでしょ。コピーってことよ。だって、そうでなければ……あなたはとても大きな過ちを犯していることになるもの
アイアンマン「よくやってくれた、キャップ」
 そこへ、機能を復帰させたアイアンマンが現れる。だが、キャップ=クリントは若き二人を逃がすのだった。
クリント「パトリオット、ホークアイ、ここは任せろ」
アイアンマン「この国はキャプテンアメリカを必要としているのが理解出来ないのか? 君が彼になることで、キャプテンアメリカを必要とする人々に希望を与えられるのが」

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クリント「人々? 必要なのはトニー、お前だろう
 クリントはキャップの覆面を脱ぎ捨てる。
クリント「哀しみ、痛み、喪失感……そいつを持て余しているんだ、お前は。だから俺をキャップとして仕立てることで妥協しようとした。そして、失敗した。誰にも、彼の代わりは務まらないんだよ」
 クリント・バートンは去ってゆく。
 雨降る夜の街に、キャプテンアメリカのシールドを抱えるアイアンマンだけが残された。その仮面の下の顔を知る者は、いない。

to be continued chapter4...



 今回のアーティストはジョン・ロミータJr.。チャプターごとにアーティストが変わるのも、このシリーズの見所です。ただ、今回はインカーが最悪でした。いやね、アイアンマンやキャップ(クリント)は格好いいんですよ。ホークアイがね……黒すぎる(苦笑)こんなに黒くないよ、ケイトは。そりゃー、キャシーと比べれば黒いだろうけども。多分、このミスはロミータJr.のせいではなく、インカーの責任ですよね。せっかくの、二人のホークアイの絡みだったのに一人が別人のような肌の色にされたせいで、ちょっと興ざめでした。

 とはいえ、キャップを軸にして二人のホークアイを絡めるというのは、キャップと縁の深い彼らならではのもので面白かったです。

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ジャンル : サブカル

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仮面の下の涙を拭え

キャプテンアメリカの死を巡る話、毎回楽しみに見させていただいてますー。

ホークアイの話のようで、トニー・スタークの本音を伺えるところが見事。
キャップの死に誰よりショックを受けているのは彼なのでしょうね...。

しかしさすがに部落パンサーはヤバイって^^;
他部族のパンサーみたいで。

ビハインド・マスク

ホークアイのコスも、キャップと同じようにイニシャルを頭部に持ってきているので、意外にハマるかも。

でもスティーブ以外にキャップに成り得ないと、共に戦った同士の会話だから、余計に悲しいですね。

ホークアイ

ちょっ…ニューアベンジャーズだと
Roninの中身がホークアイって事に
なってるようなんですが…(笑
この話もカッコイイからどっちでもいいや!

>ななはるさん
 何と言う部族パンサー(笑)修正しておきました。
 トニーって、色々企むんですけど、結局最後は誰かに一方的に言われて終わるんですよね。言い返さないor言い返せない辺りが、トニーの焦燥っぷりを現しているような気がします。

>ロヒキアさん
 クリントもホークアイの名を奪われたから、再就職先がキャプテンアメリカっていうのも面白いですよね。
 しかしここまでスティーブでなければ……と強調するからには、やはり復活の予定ありということなんでしょうねぇ。

>YMTさん
 ローニンもクリントですよ。時系列がよく分からないのですが、多分NA→FALLEN SONだと思います。心から望んでローニンになったわけではないようですから、キャプテンアメリカになるのもいいかもしれないと思ったのかもしれませんね。何にせよ、妙な形で復活してしまった男の悲哀は続きそうです。
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