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THE AMAZING SPIDER-MAN#534

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 晩、我々はこの二十年間で最も暴力的な行為に訴えた……血と苦痛にまみれてはいたが、諸君、あれは必要なことだったのだ。
 キャプテンアメリカ率いるシークレットアヴェンジャーズとの戦いから一夜が明けた(※CIVIL WAR#3and4)。戦いが一段落したものの、完全に終わったわけではない。イエロージャケットやシーハルクら、己の指揮下にあるヒーローたちに命令を下すアイアンマン。任務は、キャップらシークレットアヴェンジャーズの残党狩りである。

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アイアンマン「今日はやけに静かだな」
 ミーティング中、スパイダーマンは口を開かなかった。
スパイダーマン「冗談を言う気分じゃないんだ」
アイアンマン「意見があるのかね?」
スパイダーマン「僕たちは一体何と戦い、そして戦おうとしているんだろう。君に言いたいのは、それだけだよ」
アイアンマン「ピーター、私とて……」
スパイダーマン「ああ、そうだね。僕たちは命令に従っているだけだ。命令ってのは、どうにも好きになれないけどさ。さあ、パーティーの時間だ。急ごう」

 THE AMAZING SPIDER-MAN#534

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 シークレットアヴェンジャーズ狩りに赴くピーターが耳にしたのは、賞賛と罵倒の声だった。半数は「法律に従う」ピーターを支持し、半数はピーターを「糞野朗」と罵る。ピーターは、自分が正しい立場にいると信じていた。法律という後ろ盾があるのだから。何より、メイ叔母さんもMJもピーターの選択を支持してくれた。そう、これは正しいことなのだ。
 だが、何故だろう。とても正しいことをしているはずなのに、途方もない過ちを犯しているような……そんな迷いをピーターは抱くのだった。
 アイアンマンにしても、信用できないところがある。MJとメイ叔母さんしか知らないはずのスパイダーセンスの存在を知り、ピーターの体にピッタリのアイアンスーツを開発してみせた。一体、彼は何処からデータを手に入れたのか。ソーのクローンの件もあり、アイアンマンへの不信感は募っていく。

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 攻撃は、ファンタスティック4の一人・ヒューマントーチが民間人に襲われたヤンシーストリートで行われた。突如として、何者かが放った小型ミサイルがニューアヴェンジャーズを急襲してきたのだ。スパイダーセンスで小型ミサイルを感知、迎撃したスパイダーマンの眼下に広がったのは昨晩と同じ、ヒーロー同士の戦争だった。
 スパイダーマンの前にはキャプテンアメリカが現れる。
キャップ「ピーター、私は君を尊敬している。君という人間を知っているからだ。君が自らの決断を忌み嫌っていることも、私にはわかっている。だが一方で、その決断を正しいとも思っている。ピーター、君は間違っているんだ。まだ、やり直す機会はある。我々には君を迎え入れる準備が出来ている……二度は尋ねない」
 キャップはピーターに手を差し出す。
ピーター(僕はずっと、皆からの尊敬を得たかった。そして、彼は、スティーブは僕の求めたものを持っている。僕だって、ようやく皆に慕われるようになった。だけど、僕は自らそれを捨て去ろうとしているんだ。人々からの尊敬を、永遠に。そう、永遠に)

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 キャップとの戦闘に突入するピーター。だが、豊富な戦闘経験を誇るキャップの動きは力強く、敏捷性に溢れ、何処から攻撃が飛んでくるか予想が出来ない。ピーターはキャップの戦闘能力を知り尽くし、そして畏怖していた。彼に挑むのは、あまりにも無謀。だが、キャップにも知らないことはある。それは、新しいスーツの機能だった。アイアンスーツのアームで、ついにキャップに傷をつけるスパイダーマン。
 だがその時、ヤンシーストリートで爆発が巻き起こる。シークレットアヴェンジャーズとニューアヴェンジャーズの衝突に、何者かが便乗したのだ。キャップはシークレットアヴェンジャーズと合流するため、スパイダーマンの前から姿を消してしまう。スパイダーマンの糸で壁に縫いとめられたシールドを残したまま。

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 キャプテンアメリカのシールドは誰もが知る彼のシンボル。騒ぎを聞きつけたヤンシーストリートのゴロツキたちが、シールドを奪おうとする。
スパイダーマン「その手を離せ。そして、ここから去れ。今すぐに、だ。さあ、行け」
 スパイダーマンはゴロツキには手の届かない場所に、改めてシールドを糸で縫いつける。
スパイダーマン「キャップがシールドを見つけた時、彼は僕のメッセージを受け取ってくれるだろうか。あのシールドは国家を象徴している。そして、その国の正義を決めるのは、いつでも法だ。それが例え、どんな法律であろうとも。道徳的か、不道徳的かなんて関係がないんだ。僕は法に従っている。登録している。認可されている。そして、僕の存在が今回の法律の出発点であるとも感じている……僕の決断が正しいことを、祈っている

to be continued THE AMAZING SPIDER-MAN#535




 CIVIL WAR#3直後のスパイダーマンの姿を描いたエピソードです。重傷を負ったはずのキャップがピンピンしているのはご愛嬌(笑)そのせいで時系列が混乱しがちですが、冒頭の1ページでCIVIL WAR#3の廃工場?でのシーンがハイライトしてあるので、CIVIL WAR#3・4→今回のエピソードという順番で間違いないです。見所はお互いに理解しあっているスパイダーマンとキャップ。そして、アイアンマンへの不信感(笑)このあたりを押さえておかないとCIVIL WAR本編のスパイダーマン離反がチンプンカンプンになるので、さりげに重要なエピソードです。

←今回のエピソードを収録しています
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テーマ : アメコミ
ジャンル : サブカル

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これってどこで購入できるんですか?

 シビルウォー時のスパイダーマンのエピソードは、TPB(単行本みたいなものです)に収録されています。アマゾンリンクに貼ってあるやつがそうですね。
 もちろん、この記事で紹介しているエピソードも勿論収録してありますよ。

漫画ですか?

 ? 質問の意味がよく分からないのですが、これはアメコミです。中身は英語。
 通常の書店では入手できないので、アマゾンなどを利用してください。
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