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CIVIL WAR #5



 ューヨーク。ヒーローとヴィランの戦いが繰り広げられたその街では今、かつてのヒーローがシールドに追われていた。ファンタスティック4を離脱したインビジブルウーマンとヒューマントーチだ。政府に逆らう彼らは最早、ヒーローではない。犯罪者を追い詰めるがごとく、シールドの厳しい追跡は続く。

CIVIL WAR #5

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 対照的に、スタークタワーにはキャプテンアメリカの犠牲を厭わぬやり方に疑問を持ったナイトホークと、ヤングアヴェンジャーズのキャシー・ラングが姿を現していた。己が持てる力を政府に対抗するためではなく、その力を本当に必要としている人々のために、二人はその決断を下したのだ

 一方、そのスタークタワーの内部ではアイアンマンとスパイダーマンが対立していた。二人の対立の原因はただ一つ、スパイダーマンが離反を企てたためである。
「S.H.I.E.L.D.と一緒に働くのは構わないさ。だけど、ヒーローをネガティブゾーンに閉じ込めるなんてどうかしてる」
「だが我々のシステムはならず者のスーパーヒューマンを逮捕するのに適している。そのことを忘れてはならない。思いなおすんだ、ピーター。本当に昔の生活に戻れると思っているのか? 世界中の人間が君の正体を知っている。君の叔母は、そしてMJはどうなる?
 アイアンマンが家族のことに触れた途端、ピーターは彼を吹き飛ばしていた。
「君には失望させられたよ、ピーター……」
 だがここはスタークタワー。すぐさまS.H.I.E.L.D.のエージェントたちが部屋に雪崩れ込み、スパイダーマンに銃弾を浴びせかける。さしものスパイダーマンといえど、成す術はない。銃弾に撃たれながら、スタークタワーの上階から落下するのだった。
 スパイダーマンを捕獲するだけのつもりだったアイアンマンはうろたえ、S.H.I.E.L.D.のエージェントの追撃を止めようとする。
「スターク。こちらマリア・ヒルよ。スパイダーマンは裏切ったわ。全てのエージェントを逃走すると思われる範囲に派遣するわ」
「マリア、待つんだ! もう一度彼と話したい……」
「その要求は聞けないわ、スターク。以上よ」
 アイアンマンとの通信を一方的に打ち切ったマリア・ヒルは、サンダーボルツへと追撃指令を出す。元ヴィランである彼らの存在はトップシークレット、そして何よりも彼らが信用できない人物であることは百も承知であったが、マリア・ヒルに躊躇いはなかった。

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 最新鋭のテクノロジーの結晶であるアイアンスーツもスタークタワーの落下には耐えられなかった。ボロボロになったスーツに身を包み、スパイダーマンは満身創痍の状態で下水道をひた走る。彼の前に立ちはだかったのは、ジェスターと、ジャック・オ・ランタン。彼らはもう、スパイダーマンに追われるヴィランではない。スパイダーマンを追う、S.H.I.E.L.D.子飼いのスーパーヒューマンチームの一員なのだ。抵抗する力も残されていないスパイダーマンをいたぶる二人の元ヴィランに、S.H.I.E.L.D.から攻撃中止の命令が下される。彼らがヴィランだった時代のように、相手を気の済むまで嬲るようなことは許されない。彼らにはスターク社が開発したナノボットが埋め込まれており、その行動を制御できるからだ。
「興をそぎやがって」
 悪態をつくジェスターの目の前で、ジャック・オ・ランタンの頭が弾け飛ぶ。次の瞬間にはジェスター自身も銃弾を喰らい、倒れていた。
 ジェスターのガス爆弾で錯乱状態に陥るスパイダーマンは身を縮めこませ、謎の乱入者に目を向ける。
「誰だ……? 待てよ。僕は君の髑髏マークを知っている……僕は君をずっと前から知っている。そうだろう?」
 意識を失う直前、ピーターの脳裏に焼きついたのは髑髏のおぞましいマークだった。

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 32番通り。S.H.I.E.L.D.の追撃を逃げ切ったインビジブルウーマンとヒューマントーチの二人は夫婦を装いながら、キャプテンアメリカの新しい拠点へと戻ってきた。任務を終えて帰ってきた二人に聞かされたのは、クロークとダガーの二人が捕らえられたという報せだった。クロークは瞬間移動能力を持つヒーローであり、彼を失ったのは大きな痛手である。こうなると問題は、いかにネガティブゾーンから囚われたヒーローたちを解放し、アイアンマンらアヴェンジャーズと対等な条件に持っていくかである。議論が始まった拠点に、血だらけのピーターを抱えたパニッシャーが足を踏み入れる。
「彼に医者をよこせ。早く!」
 パニッシャーの突然の登場に、キャップたちに衝撃が走る。独自のルールに乗っ取って行動するパニッシャーはあまりに過激な行動を取るために、ヒーローたちに好かれているとは決していえなかった。
ファルコン「パニッシャー、お前さんはいつから俺たちの味方になったんだ?」
パニッシャー「もう一方の連中が盗人や大量殺人者どもを利用し始めたからだ
 大量殺人。パニッシャーが口にしたその言葉に、失笑が漏れる。パニッシャーこそが、その大量殺人者の一人だからだ。ハンニバル・レクターにまで例えられ、パニッシャーは完全に孤立する。
ルーク・ケイジ「あんたの考えを聞かせてくれ、キャップ。こいつを警察に引き渡すか、それともこいつの言うとおりに仲間に引き入れるか?」
キャップ「静かにしてくれ、ケイジ。考えている最中だ」

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 ヘルズキッチンでは、その場を縄張りとするヒーロー・デアデビルが今まさにネガティブゾーンへと連行されていくところだった。自らネガティブゾーンの刑務所設計に携わったリードは、こんなはずではなかったと嘆く。全ては犯罪者を取り締まるはずのものだった。だが実際に逮捕されるのはかつての仲間たちばかり。取り締まるべきヴィランたちはサンダーボルツとして活動している。
 そんなリードに、シーハルクは毅然とした態度で言う。
「無軌道に活動するティーンのヒーローたちには任せていられない。世論がそう判断したのよ」

 ネガティブゾーンでは、トニー・スタークがデアデビルを説得していた。アヴェンジャーズに参加すれば、すぐにでも釈放するのだと。だが、デアデビルは一言も口を利かない。いや、喋れなかった。何故ならば、デアデビルの口には銀貨が一枚、含まれていたからだ。
トニー「銀貨だって? どういう意味だ」
デアデビル「そいつが三十一枚目の銀貨だ。ゆっくり眠れ、ユダ

to be continued CIVIL WAR#6




 シビルウォー#5でした。以前にもダイジェストで紹介しましたが、今回はキッチリと紹介してみました。ちなみにフロントライン誌の紹介ではないのは、出来るだけ時系列順に出来事を追っているためです。本編だけ見ていると、スパイダーマン離反の動機づけや、サンダーボルツの制御方法、そしてネガティブゾーンの牢獄など、色々な情報が欠けてしまうんですね。スパイダーマンに関してはセンセーショナル誌の家族襲撃まで押さえて初めて離反の理由になるかなと思って、前回紹介した次第。
 アイアンマンが家族の話題に触れた途端、ピーターが怒るなんてシーンはセンセーショナル誌とアメイジング誌を読んでいて、初めて説得力を持つ作り方してますしね。
 尚、次の紹介はシビルウォーの1・2になる予定。そう、古い話です^^;順序の話をした側から逆行するのは心苦しいんですが、そろそろウチのシビルウォー紹介もクライマックスに入ってきたので、ここらで欠けていたエピソードを保管してしまおうと……w

←周辺タイトルで補完すると尚よし
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