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CIVIL WAR #1



 ネチカット州、スタンフォード。スピードボールらニューウォーリアーズはTVショーのために隠れ住むヴィランたちを見張っていた。今回の相手は、コールドハートにスピードフリーク、そしてニトロといったヴィラン。若いニューウォーリアーズには少々荷が重い相手だった。
 だが、スピードボールは満面の笑みを浮かべて言う。
「セカンドシーズンで最高のエピソードになるに違いないぜ。ノヴァがいなくなってつまらなくなったって言われることも、もうなくなる
 手柄を立てることに躍起になるスピードボールには、これから待ち受ける未来など知りようもないのだった。

CIVIL WAR #1

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 GO! スピードボールの号令でヴィランの隠れ家に突入するニューウォーリアーズ。奇襲は成功し、戦いはニューウォーリアーズ有利に進む。そんな中でも彼らはテレビ映りを気にし、戦闘への恐怖や緊迫感は薄い。その最中、ニトロが逃げ出し、ニューウォーリアーズの一員であるナモリタが追跡する。
「もし逃げたり、爆発を起こそうとしてみたりしなさい。私がぶん殴ってやるから」
「ナモリタ、あんたはサブマリナーの従兄弟らしいな。だがな、お嬢ちゃん……俺が今まで相手にしてきた雑魚どもと一緒だと思うなよ」
 次の瞬間、ニトロの体が爆発した。爆風は彼の背後にあったスタンフォード小学校をも飲み込んでいく。

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 スタンフォードにはキャプテンアメリカやアイアンマンらアヴェンジャーズ、それにXメンといったヒーローたちが被災者の救助にあたっていた。瓦礫の山と化したスタンフォード小学校に子供たちの声が響くことはもうない。
 救助活動にあたるゴライアスは胸に渦巻く不安をミズ・マーヴェルに打ち明ける。かつてアヴェンジャーズの一員でもあったハルクが大統領の命を狙って宇宙へと追放された今、ヒーローに対する風当たりは強い。今回の件が発端となって、魔女狩りが始まるのではないのだろうか、と。

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 スタンフォードの犠牲者となった子供たちの合同葬。葬儀に出席するために姿を現したトニー・スタークに、一人の婦人がが唾を浴びせかける。犠牲となった子供の母親だ。アメリカのヒーローチームの代表であるアヴェンジャーズが今まで「タイツを着てさえいれば、無軌道な行動さえ許される」とティーンのヒーローに錯覚させていたからこそ、今回の事件は起きたのだと。
「あんたの手は、私の可愛いダミアンの血で汚れているのよ」
 トニーは何も言い返さずに、去りゆく婦人を見送った。

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 スーパーヒーローへの風当たりが強くなる中、新たな悲劇が起こる。クラブへの出入りを巡って、ファンタスティック4のジョニー・ストームと一般人が口論となったのだ。口論はやがて暴動へと変化し、ジョニーは後頭部を強打され、病院へと担ぎ込まれることとなる。

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 バクスタービルディング。スタンフォード事件やジョニー・ストームの一件を受けて、ファンタスティック4の拠点に多くのヒーローが集っていた。
ドクターストレンジ「私の聞き間違いであって欲しいのだが。リード、私に政府に雇われろというのかね?」
 リードは素性を明かして、政府に仕えるべきだと主張していた。トニーも同様の考えだ。だが、パトリオットやルーク・ケイジを始めとして、多くのヒーローが抵抗を見せる。素性を明かしてヒーロー活動を続けることは即ち、そのヒーローの人生を危険に晒すこととなるからだ。そう、ジョニー・ストームのように。彼がヒーローだと知られていなければ、リンチを受けることもなかった。
 叔父を失い、グウェン・ステイシーをも失ったピーターは一層強い不安を見せるのだが、弟がこん睡状態にあるにも関らず、スー・リチャードは「素性を隠すことって、そんなに大切なことかしら」と漏らす。ファンタスティック4は数少ない、素性を明かしたままで活動しているヒーローチームなのである。そんな彼女にとって、素性を明かす明かさないで揉める仲間たちの心情は理解しにくいものだった。

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 S.H.I.E.L.D.のヘルキャリアー。スーやリードのような一部の例外を除いて、素性を明かしながらの活動に抵抗を示すものは多い。キャプテンアメリカも、素性を明かし、政府に従うことに疑問を覚える一人であった。S.H.I.E.L.D.のマリア・ヒルに呼び出されたキャップは、一方的にスーパーヒューマン登録制度への登録を迫られる。彼は全てのヒーローの指針となるべき男。キャップさえ押さえれば、ことはスムーズに進められるからだ。
キャップ「自分の人生を犠牲にしてまで、合衆国政府に尽くすべきだと、君はそう言いたいのか?」
マリア・ヒル「違うわ。私は命令しているのよ、キャプテン。全ての人民がそう望んでいる」
キャップ「私を政治の道具にしようとしても無駄だぞ、ヒル。政府がヒーローやヴィランを判別するなど馬鹿げている」
マリア・ヒル「ヴィランというのはね、法に従わない者のことを言うのよ
 いつの間にか、キャップはアンチ・スーパーヒューマン部隊に囲まれていた。マリア・ヒルからキャップへの攻撃命令が下る。脅迫としか言いようの無いマリア・ヒルのやり口に静かな怒りを覚えつつ、キャップは部隊を蹴散らし、ヘルキャリアーから逃亡するのだった。

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 同時刻、バクスタービルディングではウォッチャーの威容をヒーローたちが見上げていた。
スパイダーウーマン「頭が馬鹿でかい男の人が見えるんだけど、私だけじゃないわよね?」
ストレンジ「ウォッチャー……大きな変化が訪れる時に、その事件を記録するために存在する者なのだよ、スパイダーウーマン。彼の出現は良くない兆候だ」

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 スタンフォード事件、キャップの逃走。ワシントン、ホワイトハウス前には不満を募らせた民衆がプラカードを掲げている。ジャスティス・フォー・ダミアン。デモの先頭にはトニーに唾を吐きかけた婦人……ダミアンの母親が息子の遺影を携えて佇んでいた。
アイアンマン「大統領、今こそ準備を進めてきた登録制度を施行する時です。キャプテンアメリカのことは、我々に任せてください
 民衆を背に、鋼鉄のアーマーに身を包んだ男はそう言った。

to be continued CIVIL WAR #2

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