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HOUSE OF M #4

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 グニートー。本名エリック・マグナス。磁界の帝王として数多くの人間を恐怖に陥れてきた彼の願いは唯一つ。ミュータントが幸せに暮らしていける世界を創ること。ミュータントのためならば、マグニートーはどんな犠牲をも厭わない。その犠牲の中には、家族すらも含まれる。
 Xメンとの戦いに敗れ、ジェノーシャで隠居するマグニートーにはかつての強靭な意志はなかった。放置していた一人娘が精神を病んだのも、その一因だ。磁界の帝王マグニートーは、もういない。いるのは、過去の己の所業を悔いる一人の父親だった。

 スカーレットウィッチによって改変された世界で、エリック・マグナスは己の大望を果たすこととなる。ミュータントがサピエンから人権を勝ち取った、ミュータントの理想郷。その統治者を務めるエリック・マグナスは孫と戯れる幸せな時間を送っていた。だが、その表情は影に覆われている――

 HOUSE OF M #4

 ニューヨーク、ヘルズキッチン。ウルヴァリンが自分の名前を知っていることを訝しがるルーク・ケイジをよそに、ホークアイがウルヴァリンの発信機を首ごと打ちぬく。大量の血を流して倒れるウルヴァリン。ウルヴァリン殺害を巡って、ルークとホークアイの間で口論が巻き起こる。
 だが、ウルヴァリンは何事もなく起き上がる。ヒーリング・ファクター。ウルヴァリンのミュータント能力はありとあらゆる怪我の治癒を可能とする。覚醒したウルヴァリンは自分が倒れていた時間を知ると、「もう遅い」と呟いた。彼の言葉に呼応するかのように現れたのは、対サピエン用にプログラムされたセンチネルだ。彼らはウルヴァリンの発信機を追跡してきたのである。(ウルヴァリンの発信機はS.H.I.E.L.D.隊員全員にインプラントされたものと思われる。また、彼がセンチネルの接近を感じ取ったのは、この世界でのS.H.I.E.L.D.隊員としての記憶をも保有しているためだろう)

 ヘルズキッチンに地獄絵図が広がる。その光景はかつてミュータントがサピエンに受けていた仕打ちそのものだ。ウルヴァリンは側で立ちすくむ少女を抱え、クロークと共にその場から避難(テレポート)する。

 避難先でウルヴァリンはルークたちに、〝元の世界〟のことを語る。Xメンやアヴェンジャーズの存在、Xメンはミュータントの平和のために戦っていたこと、自分が過去の記憶もないままに長い時を過ごしてきたこと。そして、Xメンの宿敵マグニートー、その子供にまで話は及ぶ。ワンダ・マキシモフのことだ。彼女の持つ〝現実改変能力〟によって、世界は変貌させられた。
 だが、この世界でのワンダ・マキシモフは人間だという。タブロイド誌がこぞって、ミュータントの王のスキャンダルを騒ぎ立てているらしい。
 奇妙な現象に疑問を抱くウルヴァリン。一方、真実の世界で自らが殺害されたことを知らされたホークアイは、動揺を隠せない。

 ウルヴァリンは真実の記憶を語ったが、レジスタンスはルーク・ケイジを除いて、誰も話を信用しない。何故、ルークだけは信用するのか?
 その答えはウルヴァリンが助けた少女に秘められていた。

 レイラ・ミラー

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 彼女はウルヴァリンの他に、〝真実の記憶〟を持つ人間だった。Xメンの存在、ホークアイの死を知る彼女は、不思議な能力を備えていた。それは、目を合わせた者の〝真実の記憶〟を蘇らせるというものだ。ルークはレイラの能力で、真実の記憶を垣間見、それ故にウルヴァリンの話を信じたのだ。(ウルヴァリンを捕らえたのは、レジスタンス活動の一環。ウルヴァリンの奇行を知り、ルークは接触を試みた)

 だが、ウルヴァリンとレイラの二人だけが〝真実の記憶〟を有している理由は不明だ。ウルヴァリンは、「真実の記憶を手に入れたいと長年願っていたからだろう」と考える。
 ――願い。そう、この世界では様々な人間の願いが叶っている。マグニートーは追い求めてきた理想郷を手に入れ、スパイダーマンは永遠の恋人、グエン・ステイシーと幸せな結婚生活を送っている
 世界中の人間の願望を〝この世界〟で実現したことにより、マグニートーは完璧なミュータントの理想郷を手にした。彼個人の願望だけでは、いかにスカーレットウィッチといえ、世界そのものを創り変えるまでにはいたらなかっただろう。
 だが、世界中の人間の願望を知ることなど、到底不可能だ。実現できるのは、ただ一人。強力なテレパス能力を有する、チャールズ・エグゼビア――プロフェッサーXだ。彼を確保しないことには、話は始まらない。

 プロフェッサー奪還のため、ウルヴァリンはコネチカットへテレポートする。エマ・フロストとスコット・サマーズ――Xメンのリーダーが住まう住居へと。

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 謎の少女、レイラ・ミラーによってエマ・フロストは全ての記憶を取り戻す。すべてを思い出したエマは怒り狂う。

「ハウス・オブ・マグナス? ハウス・オブ・マグナスですって!? ローガン、マグニートの元へ行くのよ。それから……そうだわ! 奴を殺すのよ! 奴の子供たちも!
ああ、そいつについちゃ異論はねえ。だが、面子が足りないだろ。それに、集めたとしても……このクソったれなほどに完璧な世界を否定する理由にはならねえさ」

 ウルヴァリンの表情は浮かない。仲間を集めるということは、望みを叶えた彼らの幸福な生活を破壊することを意味するからだ。この世界の存続を望む者もいるかもしれない。だが、それでも世界は元に戻さねばならない。ウルヴァリンは内心の憂鬱を覆い隠すように、ビールに口をつけた。

to be continued HOUSE OF M#5




 HOUSE OF Mの折り返し地点。ウルヴァリンの台詞はかなり意訳したので、ニュアンスがちょっと違うかも(汗)ただまあ、ポイントはマグニートー殺害を決意するエマとウルヴァリンなので、そこだけ押さえてもらえればいいかと。
 ちょっと捕捉。スパイダーマンなどの主要キャラが未だに出てきていないのは、彼らが自らのタイトルでHOUSE OF Mのエピソードを展開しているため。ちなみに、今度リリースされるフィギュアはHOUSE OF M本編には関係してこない各タイトルのキャラクターたちです。チョイスとしてはどうなのよって感じではありますが、ヴィジュアル的に面白いのは本編とは関係ない奴らなんですよねぇ(苦笑)

←フィギュアで出る人たちは、この本でチェック
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テーマ : オススメ!
ジャンル : アニメ・コミック

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その意味を知る。

 まったくもって目が離せない展開の連続ですね。まさかタイトルの『ハウス・オブ・M』のMがマグニートーのMだったとは意外でした。
 それにしてもキャップの扱いはあんまりですよね。それとフィギアにラインナップされている素敵な社長の活躍が本編ではないとは思いませんでした。
 社長の活躍に期待していたのに~~~。

コメントありがとうございます~

 Mの意味には驚きましたねー。
 キャップは凄い扱いですよ(笑)あんなヨボヨボのお爺ちゃんになってるなんて。
 それと、社長は自分のコミックの方でアーマーを大破させちゃったのか、戦いには参加するんですが生身という扱い(汗)ファンタスティック4・ハルクに関しては本編に登場すらしません^^;各誌を見るしかないってことなんでしょうねぇ。さすがにそこまで追いきれないや……
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