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HOUSE OF M #7



 スカーレットウィッチに変貌させられた世界の真の姿を取り戻すため、ヒーローたちの戦いが始まった。戦いに負ければ、世界の真実を知る者が消滅してしまう。世界は変貌したまま、時を重ねていくことになるのだ。
 負けられない戦いが、ハウス・オブ・マグナスで繰り広げられる――

 HOUSE OF M #7

 戦いはヒーロー優勢。ハウス・オブ・マグナス側は完全に混乱していた。マグニートーは姿が見えず、ピエトロは倒れた姉を抱いて叫ぶ。

お前たち、姉さんに何をした!?

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 彼の姉、ワンダ・マキシモフ――この世界では人間である――の体がブロックのように崩れ落ちていた。あたかもこの場にいるワンダは作り物であるかのように。何故こんなことをするのだと叫ぶピエトロを、ローグが蹴り落とす。

 一方その頃、ドクター・ストレンジはハウス・オブ・マグナス内に聳える塔への潜入を試みていた。世界最高位の魔術師であるストレンジはワンダとの接触を図っているのだ。果たして、ストレンジは塔の内部にて双子の子供と戯れるワンダ・マキシモフと出会う。戦場で崩れ落ちたワンダは、彼女自身が作り出した幻影だったのだ。
 どうしてジェノーシャに来たのかと問うワンダに、ストレンジは「君がレイラ・ミラーという少女を作り出して、我々を呼んだのだろう」と答える。だが、ワンダは「そんな子は知らないわ」と素っ気なく言うのだった。
 だが、ストレンジは構わずに続ける。

君は父親も同じように創造したのではないかね? マグニートーが命を落としたことは、噂で伝え聞いていた。だが、彼は今回の件より前に復活していた。一体いつから現実を改変していたんだ?

 問いかけに、ワンダは答えない。

「我々の仲間が戦っている。君や、君の父上を止めるために。今まさに、外で」
戦う必要なんてないのに……彼は言ったわ。私たち皆、幸せになれるって
「彼とは誰のことかね? マグニートーのことか? チャールズ・エグゼビアを何処に隠した?」
彼は私に幸せになって欲しかっただけなの。私たちに……
「マグニートーは何と言ったのかね?」
「ドクター、そんな簡単な話ではないのよ……あなたにも理解して欲しい。彼は、私を守ろうとしただけだと

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 ワンダがドクター・ストレンジに見せたのは、あの時の光景だった。アヴェンジャーズがワンダの処分を巡って議論し、それを目撃したピエトロが父・マグニートーにすがる――あの、場面。

俺は命をかけて姉さんを守ると誓ったんだ。最初はあんたから。今度は彼らから守らなくちゃならないと言うのか? 家族同然のアヴェンジャーズから! あんたは娘が殺されてもいいのか!?

 マグニートーは何も答えずに去る。悲嘆に暮れるピエトロに、「父さんに怒鳴っては駄目よ」と声がかけられる。ワンダ・マキシモフだ。

「父さんにも答えられないのよ」
「聞いていたのか」
「ええ。彼らが来るのね……ピエトロ、気にしないでいいの。彼らが来ても、私は戦わないから
「俺が姉さんをここから連れ出してみせる」
「彼らも追ってくるわ。駄目よ」
「俺が奴らと戦うよ。姉さんは絶対に渡さない。俺が、俺が……」
「終わったのよ」
「違う」
六ヶ月前……皆を傷つけたあの時に終わるべきだったのよ。でも私は、死に切れなかった。臆病だったから……死ぬべきだとわかっていたのに

 姉を抱きしめながら、ピエトロは涙を流す。

「俺たちにはチャンスなんてなかった。マグナスは俺たちを置き去りにして、ミュータントのために戦った。小さかった俺たちを置き去りにしたんだ。だから俺たちは這い上がるために戦ってきた……俺たちだけは、家族でいようと思ったんだ
「ええ、そうね……」
俺たちは偉大なヒーローになろうと思った
「ヒーローだったわ。ほんの少しだけれど」
俺はアヴェンジャーズを愛していた
「私もよ……でも、私は彼らを傷つけた。もう、元には戻らない」

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 沈黙の後、ピエトロが静かに口を開く。

「姉さんなら出来る」
「何?」
姉さんは全てを元に戻せる。皆を幸せに出来るんだ
「無理よ。コントロールできないわ」

 ピエトロは姉にプロフェッサーの力を使えばいいと持ちかける。彼の力を利用して、能力を安定させればいいのだと

「姉さんがやらなければ、殺されるんだ。俺たちは、二度と一緒にいられなくなる……」

 懇願するピエトロ。
 世界を変貌させた首謀者は、ピエトロだったのだ。マグニートーでは、ない

 真実を知り、驚愕するドクター・ストレンジはワンダにプロフェッサーの居場所を聞き出そうとする。彼を発見すれば、世界を元に戻す何らかのきっかけになりうるからだ。だが、ワンダは何も答えない。答えられなかった。彼女の背中に、一本の矢が突き刺さっていた

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 ホークアイだ。姿を消した彼は復讐の機会を伺っていたのだ。ホークアイは涙を流しながら、ワンダに矢を向ける。

俺たちは友達だっただろう、ワンダ。チームメイトだった。俺は君の事を本当に愛していた。なのに君は、俺を殺した」
「私も愛していたわ」
「なら、何故殺した! 何故、あんなことした!?」
「私はあなたを蘇らせたわ」
「君は理解していない……自分が何をしたのか」

 激昂するホークアイ。彼の眼前にワンダの子供が立ちふさがり「黙れ」と告げる。その瞬間、ホークアイの肉体はブロックのように崩れ落ちていくのだった

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 ハウス・オブ・マグナスではレイラ・ミラーによって、エリック・マグナス――マグニートーが〝真実〟の記憶を取り戻していた。

「私の名を利用して何をした、息子よ!」
「あんたは姉さんを見殺しにしようとしただろ!」
「お前は私を利用した。姉も利用した。こんなことは許されんぞ。お前は全てを、皆の人生を破壊したのだ!」

 怒り狂ったマグニートー。その姿はかつての、磁界の帝王そのものであった。そして彼は、怒りに身を任せ――

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 ピエトロを殺害する。その光景を目撃していたワンダは、マグニートーの口を現実改変能力によって消滅させる。弟の亡骸の側に跪いた彼女は、その能力を使って弟を蘇らせる。だが、父が弟を殺した――その事実までが消えたわけではない。

彼は私に幸せになって欲しかっただけなのよ。父さん、見て。あなたが私たちに何をしたのかを。ピエトロは正しいわ。あなたは私たちに何のチャンスも与えないまま、すべてを破壊した。何故私たちを育ててくれなかったの?
「それはあなたが、自分が誰よりも優れているからと、傲慢にも確信しているからよ。私たちがミュータントだから、サピエンよりも優れていると。私たちはそれを考えて、この世界を作り出したのよ。あなたをミュータントの王にした。ミュータントがサピエンよりも優れているこの世界を作り出した」
でも、あなたは全てを手にしても化け物だった。私たちは優越種などではないわ。ましてや神でもない。見て、父さん。私たちは化け物なのよ!!

「……ねぇ、父さん」

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ミュータントなんて、いなくなってしまえばいいのにね

 ミュータントさえいなければ、ワンダとマグニートーは普通の親子でいられた。こんな世界を作り出すことも、かつての仲間に命を狙われることもなかったのだ。
 ワンダは再び世界を創りかえる。
 彼女の、最後の望みを叶えるために。

 巨大な光が世界を飲み込んでいく――

to be continued HOUSE OF M#8




 ハウス・オブ・Mも残すところあと一回となりました。ちょっと本編の捕捉をば。ホークアイがワンダのことを愛していたと叫びますが、それは家族愛のようなものですので、あしからず。ワンダもホークアイも、共に既婚者ですし。
 それと、ワンダの「ミュータントなんて~」という台詞。今まで彼女を殺すと言っていたのはエマ・フロストとウルヴァリン。彼女の処分をアヴェンジャーズに持ちかけたのはプロフェッサー。それを看過したのはマグニートー。彼ら四人の共通点は、ミュータントであることそして、彼女を最後まで仲間として扱ったのは人間であるアヴェンジャーズ。(ホークアイ・スパイディは心を深く傷つけられていたために、除外)
 ワンダが最後に出した結論も頷けるというものですね。
 明日は最終回でっす。

←誰かコスプレしてくださいw
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テーマ : オススメ!
ジャンル : アニメ・コミック

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リンクさせていただきました

はじめまして
アメトイの紹介ブログをやっているJOSHと申します。
以前はこんな弱小ブログを紹介していただき有難うございます。
今回リンクさせていただいたので御挨拶に参りました。

HOUSE OF Mに関してはSPIDER-WEBさんのs
サマーセールで「SECRET OF THE HOUSE OF M]
という
キャラクターの設定をまとめたリーフを買ったり、
HOUSE OF M版のウルヴァリンのフィギュアが
ようやく日本で発売されたりと一人で盛り上がってます。

8月はマーヴル系の紹介を頑張りたいと思っておりますので
宜しくお願いします。

リンクありがとうございます~。早速、こちらからもリンクさせていただきました! 本来なら、こちらから挨拶にいかねばならないのに…申し訳ありません(汗)

八月はマーベル系ですか。キャラ紹介と共に、楽しみにしてます!
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だっちゃん

Author:だっちゃん
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