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YOUNG AVENGERS & RUNAWAYS#2

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 ューブ。そこは犯罪を犯したヴィランたちを収容し、〝矯正〟させるための施設である。S.H.I.E.L.D.のエージェント、マリア・ヒルは逃亡したランナウェイズたちを捕獲するため、キューブを訪れていた。過激な手法でヴィランを矯正させるキューブの所長のやり口を、S.H.I.E.L.D.含めマリアは快く思っていなかったが、ヒーローが真っ二つに分かれた現在となってはそんなことも言っていられない。そんなマリア・ヒルを、所長はとある装置の前まで案内する。そこには、夥しいチューブを体に接続された男が収容されていた。

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「ミス・ヒル。こちらがNOH-VARRだ。昆虫の遺伝子を組み込まれたクリーの超兵士。このクズが、きっとあなたの望みを叶えてくれるだろう」

YOUNG AVENGERS & RUNAWAYS#2

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 その頃、ロサンゼルスではランナウェイズとヤングアヴェンジャーズがにらみ合っていた。些細な誤解からヤングアヴェンジャーズをモリーが攻撃したため、彼らはやむなく彼女を撃退。それを見たランナウェイズが激怒してしまったのだ。
カロリーナ「ニコ。どうしてこいつら、私たちの縄張りでアヴェンジャーズのコスプレなんかしてるのかしら」
ニコ「さあね。でもあいつらがモリーを置いて立ち去らないなら、チーム解散にまで追い込んでやるわ。アヴェンジャーズ、〝ディスアセンブル〟よ」
パトリオット「待て。彼女は無事だ。俺たちはただ……」
キャシー「ちょっと皆……ヴィジョンが」
 S.H.I.E.L.D.の攻撃で中破したヴィクターに、何かに導かれるようにして接触するヴィジョン。彼ら二人の創造主はアヴェンジャーズのハンク・ピムが開発したウルトロン。同じ父を持つ〝ウルトロンの子供たち〟が、互いに惹かれあったのだ。だが、ヴィクターは暴走。ヴィジョンもまた、制御を完全に失うのだった。キャシーがヴィジョンを止めようとするが――アイアンラッドのアーマーを元にしているヴィジョンとキャシーはある種の絆で結ばれている――、それがランナウェイズとヤングアヴェンジャーズの戦いの発端となった。

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 ウィキャンに襲い掛かるスーパースクラルと同等の能力を持つザビンの前に、クリーとスクラルのハーフであるハルクリングが立ちはだかる。
ハルクリング「彼に触るんじゃない!」
ウィキャン「テディ……スーパースクラルはクリー艦隊に残ったはずだろ!
ザビン「てめえら、馬鹿か!? 俺はトレーニングでスーパースクラルになったんだ。あの偉大なクラートさん(スーパースクラルの本名)にはまだまだ及ばないぜ!」
ハルクリング「だろうな。でも俺たちには同じに見えるんだよ!」
 ハルクリングに一蹴されるザビン。二人が空で戦いを繰り広げている間、地上ではキャシーがヴィジョンに駆け寄っていた。
ニコ「ちょっと! あんたらが私らにちょっかい出してきたのよ。分かってんの!? チェイス、モリーをお願い。私はパリス・ヒルトン(キャシー)をやるわ!」
ホークアイ「待ちなさい。私たちは助けに来たのよ!」
ニコ「助けたいなら、何もしすんなよ!」
ホークアイ「この……分からず屋!」
 ホークアイに投げ飛ばされ、唇から血を流すニコ。
ホークアイ「ごめんなさい。こうするしかなかったのよ」
ニコ「謝らなくていいわよ」
 ニコの体から、魔法の杖が召還される。血を流すことが、杖の召還条件なのだ。
ニコ「消えちまいな!」
 閃光がホークアイの体を包み込む。

パトリオット「時間の無駄だ。話を聞いてくれさえすれば……」
チェイス「モリーを下ろせって言ってんだよ。てめえとはサシで勝負してやる」
スピード「まぁ、待て待て。超人兵士、ジャイアントガール、30世紀から来たロボットだろ。クリーとスクラルのハーフ、それにビリー。オリンピック級のマーシャルアーツの使い手……そして俺様。あんたにゃ、俺で十分だ。ギブアップしたらどうだい?」
チェイス「んん、確かになぁ。俺は何のパワーも持ってない。おっと、待てよぉ。大昔の肉食獣と俺は精神が繋がってるんだった。ええと、悪い。こいつのことを何ていうか忘れちまったよ」
 タイムトラベラーによって現代に連れてこられたその肉食獣の名は、恐竜。オールドレースと名づけられた恐竜が、スピードに噛み付く。
スピード「わ、悪くない力だ」
チェイス「ありがとよ。こいつは贈り物でね」
 スピードとオールドレースが戦いを繰り広げる傍らでは、カロリーナとウィキャンが争っていた。
ウィキャン「さっきの奴、口のでかいスクラルだとは思わないか?」
カロリーナ「彼は私の許婚よ! 彼が女性に変身してる時は、ホントに素敵なんだから!」
ウィキャン「スクラルとデートしてんの? マジかよ」
カロリーナ「な、何か問題でもある!?」
ウィキャン「い、いや、別に……」
 
キャシー「ヴィジョン、やめて!」
ヴィジョン「す、すまない……」
キャシー「何があったの?」
ヴィジョン「キャシー……わ、分からない。キャシー、僕は……」
 巨大化したキャシーが、ヴィクターからヴィジョンを引き離す。ヴィジョンはそのままぐったりと倒れこむが、ヴィクターは未だ自我を失ったまま。ゾンビのように一人でに歩くヴィクターに、キャシーが顔を引きつらせる。
キャシー「彼らは彼に何をしたの?」

パトリオット「すべての大人のヒーローたちがこの戦争に夢中になっている。俺たち〝子供〟が結束しなければならないんだ」
 ホークアイに止めを刺そうとするニコを、パトリオットが制する。
ニコ「みんな、凍っちゃえ」
 だがニコは聞く耳を持たず、部屋全体を対象に凍結魔法を発動させるのだった。

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 ヤングアヴェンジャーズとランナウェイズの戦いが一段落した頃、キューブの所長はNOH-VARRを引きつれロサンゼルスに向かっていた。クリー人の兵器である彼に敵対勢力スクラル星人(ザビン)を見つけるように言いつけると、所長は飛行機からNOH-VARRを突き落とした。知性を奪われた彼は所長の操り人形に過ぎず、人間として見られていないのだ。都市部へ落下していくNOH-VARR。

 ニコの魔法で終結をみたヤングアヴェンジャーズとランナウェイズの戦い。冷気に震えながら、ランナウェイズはヤングアヴェンジャーズがアイアンマン率いるアヴェンジャーズとは別陣営に属するヒーローチームだと知る。また、ヴィジョンとヴィクターの共鳴反応が同じ父――ウルトロンを持つことが原因だと判明。両チームの誤解が次第に解けていく中、誤解の発端となったモリーはスピードにすっかり懐き、二人で遊び始めるのだった。
 そんな彼らを尻目に、パトリオットとニコ・チェイスの間で口論が始まる。
ニコ「キャプテンアメリカ? あいつは私らを施設にぶち込もうとしたのよ。それに、あんたらのアンドロイド君がヴィクターに何をするか分かったもんじゃないわ」
パトリオット「これはチャンスだ。彼の陣営だけが、君たちのような人間を助けられる」
チェイス「どんな連中のことだよ?」
パトリオット「未登録ヒーローだ」
ホークアイ「あなたたち、ニュースは見ないの?」
ニコ「戦争は大人たちの間でやってりゃいいのよ
チェイス「お前らみたいになれって言うのか!? おまえは俺たちに……」
 チェイスが語気を強めた瞬間、間近で爆発音が轟く。モリーがスピードにせがんで、岩を爆発させてもらったのだ。これをきっかけに口論は自然と終わり、各メンバーはそれぞれ思い思いに喋り始めた。
 モリーはスピードと遊びまわり、キャシーは動かないヴィクターを気遣い、ニコはカロリーナと「パトリオットがキュートだと思うわ」と軽口を叩く。
 一方、ハルクリングがスクラルとクリーのハーフだと知ったザビンは「あ、あなたがドーレク七世!? 散り散りになったスクラル星人を統合すると言い伝えられている?」と驚きを隠せない。ザビンは先ほどまでの態度を一変させ、ハルクリングに忠誠を誓うのだった。ところがハルクリングは自分のあずかり知らぬところで決められたそういった〝使命〟を快く思っていなかった。それを知ったザビンは「ありえない!」と叫ぶ。
ザビン「あなたは偉大な義務を背負っているんだ。それを受け入れるべきだ。さもなくば、一生恥を背負って生きていくことに……」

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 熱弁するザビンの首を突如、何者かがへし折った。
「次は誰だ?」
 首の折れたザビンを抱きかかえ、問うたのはキューブから放たれたNOH-VARRだった

to be continued YOUNG AVENGERS & RUNAWAYS#3




 今回は台詞を大目に紹介してみました。戦闘シーンの台詞はほぼ全訳に近いです。いやー、ちょっと調子乗りすぎました。おかげで時間を食うわ食うわ。ニコの暴れっぷりがあまりに素敵だったものでついつい(笑)凍結魔法を発動させた後、皆から無言の抗議を受けて「だって、知らない奴らの助けなんて受けられないじゃん」と開き直るところがたまりません(ぇー
 あとはやっぱり、ランナウェイズの登録制度への態度が面白いですよね。対岸の火事っつーか、あたしらには関係ないしという態度がいかにも今っぽい(笑)ただまあ、今回の戦争に関しては彼らのスタンスが正解に近いような気もしますが。ドクター・ストレンジも静観決め込んでるしねぇ。
 ザビンとハルクリング、ヴィクターとヴィジョンなど設定上で密な関係を持っている面子が顔を合わせるのも楽しみの一つ。この二チーム、一年に一回こうしてクロスオーバーさせて欲しいなぁ。ニコの「パトリオットいいじゃん」発言も見過ごせない。(しかしパトリオットは何だかんだで女の子と絡むよなぁ。ケイトもパトリオット絡みでメンバーになったしw)
 明日は第三号を紹介する予定だけど、今日やりすぎたのでちょっと時間を置くかも~

 関連タイトル
 Runaways vol.1
 Runaways vol.2
 Runaways vol.3
 Runaways vol.4
 Runaways vol.5
 Runaways vol.6
 ※通常のTPBとは違い、日本の漫画の単行本サイズです。サイズが小さい分、値段もTPBより遥かに安いのが特徴。

 Runaways HC vol.1
 Runaways HC vol.2
 ※こちらはハードカバー。値段が張る分、美麗なカバーアートを存分に楽しむことが出来ます。ただし、リリース期間はかなり長いデス。

←YAのTPB。左からvol.1、vol.2
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