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Marvel Event:ANNIHILATION SILVER SURFER



 ルバーサーファー。本名、ノリンラッド。母星を救うために、星を喰らう魔神ギャラクタスの手下――ヘラルドとなった彼は主人の飢えを満たすために地球を選定した。母星を救うために、サーファーは他の星を犠牲にしなければならなかったのである。だが、アリシア・マスターズとの出会いによってサーファーはギャラクタスに反旗を翻した。地球のヒーロー・ファンタスティック4と共にギャラクタスを追い返し、サーファーはヒーローの一員となるのだった。
 ギャラクタスと和解し、宇宙を自由に駆け巡っていたサーファーは、ネガティブゾーンの支配者アニヒラス率いる艦隊が蹂躙したザンダーを訪れていた

ANNIHILATION SILVER SURFER vol.1
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 ザンダーの残骸舞う宇宙を駆けるサーファーは、今も尚どこかで異変が起きていることに気づく。そこではアニヒラスの部下レイブンアスと、アンドロイドにしてギャラクタスのヘラルドであったガブリエル・ザ・エアウォーカーが戦いを繰り広げていた

「ロード・アニヒラスはお嘆きになることだろう。ガブリエル・エアウォーカー……ギャラクタスのヘラルドだったアンドロイドよ、俺を失望させるな」
「お前の主人、アニヒラスは高いツケを払うことになるぞ……ザンダーを破壊するとは。十億だぞ、十億が死んだ。何のためにこんなことを!」
「エアウォーカーよ、俺に教えてくれないか。一体いくつの星をギャラクタスに捧げた? 何十億人の命を、ヤツの空腹を満たすために選定したのだ?」
「ギャラクタスは銀河のバランスを取っている。必要だからこそ、彼は星を喰らうのだ!」
「俺とお前が違うようには思えないがな。ここで十億人死んだ、お前も十億人を主人に捧げた。それだけのことだ。さあ、降伏しろ」

 レイブンアスに組み伏せられるエアウォーカー。だが、そこへシルバーサーファーが現れ、レイブンアスとサーファーとの戦いが始まるのだった。レイブンアスはアニヒラスから、サーファーやエアウォーカーのようなコズミックパワーを持つヘラルドの捕獲命令を受けていた。コズミックパワーは宇宙に満ちる無限のパワーである。
 コズミックパワーがあるからこそ、サーファーは絶大な力を振るうことが出来る。だが、レイブンアスはコズミックパワーと対を成す力を備えていた。オポジングフォースである。レイブンアスと彼が使役する獣クルスに追い詰められたサーファーは一瞬の隙を突き、コズミックパワーを爆発させると、ガブリエルを連れて逃走するのだった。

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 満身創痍のガブリエルはサーファーに、ザンダーの崩壊と彼らヘラルドが捧げてきた星の崩壊は同じだと言う。アトロシティのようだと。
 それだけ言うと、ガブリエルの体がショートを起こし始める。

「奴らは俺が機械だとは知らない。アンドロイドと勘違いしているんだ。奴らとは文明レベルに差がある。そこを利用すれば……考えろ、サーファー。君がどうするべきか。それとも、君の周りの死に無関心を貫き通すつもりなのか?

 そう言い残し、機能停止するガブリエル。

君の体を奴らに弄ばせたくはない……安らかに眠れ、我が友よ

 ガブリエルを跡形もなく破壊し、サーファーは宇宙へ飛び立っていく。

 スクラル帝国へと辿りついたサーファーは、多くのスクラル星人の遺体を目にする。

「以前にも似たような光景を見たことがある……ギャラクタスに星を捧げていた頃と同じだ。だが、これは悪意に満ちている。同じではない……」

 同じではない……そう言いながらも、サーファーは過去の己の所業を思い出していた。ヘラルドとして、数多くの星を主人のギャラクタスに捧げていた日々のことを。アニヒラスと自分は同じではないのか――サーファーは苦悩する。
 サーファーはまた、遠かりし日のことを思い出す。アリシア・マスターズとの会話だ。

「私たちの星は危険に晒されているわ。でも、私には確信があるの。あなたには私たちを救う力があると」
「ギャラクタスに反逆しろと? 考えられない」
世界が破壊される様を、あなたは黙って見ていられるの!? あなたに気高さを感じたのは間違いだったようね……」

 世界が破壊される様を、看過できない。何よりも、アニヒラスの虐殺とギャラクタスの〝食事〟は根本的に違う。ギャラクタスのそれは生きるために必要なことだが、アニヒラスの虐殺には何の意味もない。アニヒラスと自分は同じではない。自分にそう言い聞かせ、サーファーは迷いを断ち切った。

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アニヒラスを止めなければならない!
 シルバーサーファーはコズミックパワーを漲らせ、宇宙を駆け抜けていく――

to be continued ANNIHILATION SILVER SURFER vol.2






 ニヒレーションデイから十九日が経過した。かつてスクラル帝国が栄えていた宙域にはアニヒラス率いるネガティブゾーンの住人たちがうろついている。彼らの目的は物資補給。数多くの遺体を脇に、黙々と作業を続けるネガティブゾーンの住人たち。

 そこへ、巨大な男が現れる。コズミックパワーを漲らせるその男は、テラックス・ザ・テイマーギャラクタスのヘラルドの一人である――

ANNIHILATION SILVER SURFER vol.2

 一方その頃、サーファーはスクラル帝国宙域を駆け抜けていた。大破した宇宙船からスクラル星人が投げ出され、例外なく息絶えている。アニヒラスの進撃――アニヒレーションウェーブの威力を、サーファーは改めて目の当たりにするのだった。そんな彼を呼び止める声があった。
 タラ・マル、テーセラの大使だった。彼はスクラル帝国へ赴く途中に、アニヒレーションウェーブに見舞われたのだ。ギャラクタスのヘラルドとして、サーファーは顔と名前を広く知られていた。そのため、タラ・マルが彼を呼び止めたのだ。タラ・マルを助けてやるサーファーだったが、彼の元にレイブンアスの放った追っ手が迫ろうとしていた。

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サノス・ザ・タイタン、お前があの狂える巨人か?
 時を同じくして、サノスはアニヒラスとの面会を取り付けていた。インフィニティガントレットを失ったサノスに、かつての威光はない。それどころか、ロード・アニヒラスに見くびられる体たらくだ。だが、サノスは「貴様と俺は同等だ」と言い放つ。その様子に何かを感じ取ったアニヒラスは配下の者どもを下がらせ、二人だけの場を設けるのだった。
「ネガティブゾーンのことをどれだけ知っているのだ、サノスよ」
「ネガティブゾーンにさしたる興味はない」
「では、この宇宙についてお前はどれだけ知っている?」
「それがどうした?」
貴様らの宇宙は膨張しておるのだ、タイタン! このアニヒラスの領域を犯しておる。ネガティブゾーンをな!
 アニヒラスは、この度の戦争は当然のことだと唱える。自らの縄張りを取り戻すべく戦うのは当然だと。怒りの収まらないアニヒラスは「お前は私に敵対するのか」と問いかける。
「まさか。アニヒラス、お前が来るのは予め分かっていたことだ。信頼にたる預言者が、俺にはいるのだよ
「誰だ?」
デスだ
「デス……知っておるぞ」
「どうだ、俺を対等に扱う気になったか?」
「むう……仕方あるまい」
 こうしてサノスはアニヒラスの賓客となった。

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 スクラル帝国――シルバーサーファーに、遂に追っ手に追い付かれていた。追っ手はレイブンアスが持つオポジングフォースはないが、彼らの放つ獣が厄介だった。倒しても倒しても、すぐに復活してくるのだ。またしても窮地に立たされつつあるサーファーの頭上から突如、無数の火球が降り注ぐ。火球は追っ手と獣を残らず駆逐する。
 サーファーを助けたのは、やはりギャラクタスのヘラルドであるファイヤーロードとレッドシフトだった。
「ファイヤーロード……力に訴えずとも彼らとの話し合いを
「違うな、サーファー。これは戦争だ。ザンダーは滅ぼされた。我々に選択肢はないんだよ」
「アニヒラス。ザンダーを破壊するよう仕向けたのはヤツだ、ファイヤーロード……君はザンダーの人間だったな。何と言ったらいいか」
「過ぎたことだ」
 サーファーらは、アニヒラスが自分たちヘラルドを狙っていることを確認しあう。捕らえられないためには団結して行動する必要があった。ファイヤーロードがテラックスの所在をサーファーに尋ねるが、サーファーも彼の行方は知らない。一方、レッドシフトはサーファーに星を喰らう者――ギャラクタスの所在を尋ねるのだった。

 彼らヘラルドにコズミックパワーを与えた魔神ギャラクタスは、ヘラルドの一人・スターダストを従えて虚空を睨んでいた。
邪悪な予兆だ。スターダスト、お前は何も感じないのか? バランスが崩された……

 舞台は戻り――亡命者のキャラバンへタラ・マルを送り届けることになったサーファーたち。宇宙を駆けながら、サーファーはファイヤーロードとレッドシフトにアニヒラスの目的を告げる。
「コズミックパワーだ」
「何だって?」
私たちがヘラルドと呼ばれるようになったのは、コズミックパワーを使いこなせるからだ。アニヒラスは我々の力を掻き集めるつもりらしい
「何が目的だ? ヤツは十分すぎるほどに力を持っているだろう」
「恐らく、嫌でも知ることになるだろう」

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 テラックス、捕獲――

 その頃、アニヒラスと同盟を結んだサノスの肩で、小人のスクリートがわめき散らしていた。ネガティブゾーンの連中は気に食わないと。いつまでこの同盟を結んでいるのかと尋ねる彼女に、サノスは不敵な笑みで答える。
「俺の忍耐が切れるまでだ」

to be continued ANNIHILATION SILVER SURFER vol.3




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 ガティブゾーンの主の一人であるアニヒラス率いる艦隊によってキランムーンが破壊されてから、即ちアニヒレーションデイから二十日が経過した。
 牢獄として機能していたキランムーン、その最大警戒レベルの牢獄から、二人の囚人が解き放たれた。

 テネンバウスとイージス。星を喰らう魔神ギャラクタスと同等の体躯を誇る巨人たちである――

ANNIHILATION SILVER SURFER vol.3

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 気の遠くなるような年月を経て牢獄から開放されたテネンバウスは外界の空気を楽しんでいた。一方、イージスは怒りに燃えていた。二人を牢獄に閉じ込めた存在――星を喰らう者・ギャラクタスに対して。一方、テネンバウスは直後、付近に発生したエネルギーの存在を察知する。
「感じるか?」
ギャラクタスの波動ね……感じているわ

 二人の巨人が感知したギャラクタスの波動、それは彼のかつてのヘラルドであるフォールンワンが発しているものであった。今は狂える巨人サノスに使えるフォールンワンは、主人よりの指令によりキランムーンに赴いていたのだ。その指令とは、とある囚人の一人を生死を問わずサノスの元に運ぶというものだった。息絶えた囚人を発見し、主人の元へ引き返そうとするフォールンワン。
 だが突如、牢獄を突き破って巨大な腕が出現してきた。テネンバウスである。

 フォールンワンを捕らえ、「貴様はギャラクタスの下僕だろう」と問い詰めるテネンバウスとイージス。だが、フォールンワンの主人はサノスである。ギャラクタスのヘラルドとして活動していたのは、一世紀も前のことだ。一世紀……フォールンワンの弁明を聞くうちに、テネンバウスの胸の内に疑問が生まれ出る。

クリエーションイベントからどれだけの時が過ぎたのだ?

 その頃、ファイヤーロードらと合流したシルバーサーファーの前にギャラクタスの現役ヘラルドであるスター・ダストが姿を現していた。ギャラクタスの召還を、シルバーサーファーに伝えるためである。ギャラクタスの召還を無視し、共に戦おうと持ちかけるファイヤーロードだが、サーファーは首を振った。ギャラクタスがサーファーを召還するなど、未だかつてなかった。サーファーはギャラクタスを裏切った最初のヘラルドだからだ。一時は完全に敵対し、地球に封じ込められたことさえあった。
 今回の銀河の異変とギャラクタスの召還には何らかの関係があるのかもしれない――サーファーは、かつての主・ギャラクタスの下へと急ぐのだった。

 アニヒラスの旗艦では、ロードアニヒラスとサノスがギャラクタスのヘラルド・モーグの死体を取り囲んでいた。
 モーグの死と同時に、彼のコズミックパワーが消えうせたことを理解出来ないアニヒラスは、サノスがパワーを盗んだのではないかと考える。ネガティブゾーンの住人である彼にとって、この宇宙の生物の仕組みは理解しがたいものがあったのだ。怒り狂うアニヒラスに対し、サノスは冷静だった。アニヒラスに残されたヘラルド・テラックスのコズミックパワーにアクセス出来ることを告げ、異次元の支配者であるアニヒラスに「お前の望みを言え」とまで言わしめるのであった。

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 ギャラクタスとの邂逅を果たすシルバーサーファー。サーファーは、ギャラクタスから〝キランから放たれた二人――暗黒のテネンバウスと哀しみのイージスが宇宙の平穏を乱す存在であること〝・〝ギャラクタスと同種の存在であること〟を知らされる。ギャラクタスが宇宙のバランスを保つために、二人をキランに封じ込めたことも。そしてギャラクタスは、彼らに対抗するためにサーファーに協力を呼びかけるのだった。
「共にだって? 私をもう一度ヘラルドにするつもりなのか?
それ以上の存在にしてやろう
「私に何が出来る……大勢が死んだんだぞ。私は、無力だ」
「お前の意志はどこにある、ノリン・ラッドよ」
「私は……」
「私ならお前を生まれ変わらせてやれる。お前が抱える後悔の念すら消し去ってやれるのだ」
「それは駄目だ、ギャラクタス。私は自分を見失いたくない。かつての罪が、私を戒めてくれるのだ」
「いいだろう」
 ギャラクタスの掌にシルバーサーファーが包まれていく。
 時を同じくして、サーファーを追ってきたレイブンアスがギャラクタスの前に姿を現す。愚かにもギャラクタスにサーファーの行方を尋ねるレイブンアスだったが、星を喰う魔神の掌を目の当たりにして脅えを見せる。サーファーの生まれ変わりを察知したのだ。
 そして――

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見よ、愚か者ども! これが我が僕、シルバーサーファーである!
 ギャラクタスの掌中から飛び出す銀色の騎士。かつてない力を全身に漲らせるサーファーは一撃でレイブンアスが引き連れてきた艦隊を全滅させるのであった――

to be continued ANNIHILATION SILVER SURFER vol.4




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 が殺したのだ。
 アニヒレーションウェーブは宇宙に更なる破壊をもたらすだろう。
 だが、今この瞬間、犠牲者となったのはアニヒレーションウェーブだ。
 私が殺した。
 私の名はシルバーサーファー。
 ギャラクタスのヘラルドとして生まれ変わった――

ANNIHILATION SILVER SURFER vol.4

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 シルバーサーファーによる大破壊を唯一生き残ったレイブンアス。シルバーサーファーとの戦いが始まる。
レイブンアス「俺たちは似ていると思わないか、サーファー。この宇宙でコズミックパワーと呼ばれるものが、ネガティブゾーンではオポジングフォースに相当する。状況が状況でなかったら、俺たちは〝友に〟なれたかもしれないな」
サーファー「友よ……お前には、うんざりだ
 かつてはレイブンアスに成す術もなく圧倒されたサーファーだが、今ではその実力は互角。不用意にサーファーのサーフボードを奪ったレイブンアスは体の自由を奪われ、遥か彼方へと飛ばされてしまう。
ギャラクタス「遊びもほどほどにしろ、僕よ。じゃれ合いは見飽きたぞ」
サーファー「了解……すべてはギャラクタスの意のままに

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 サーフボードを新たに生み出したサーファーは、とある惑星まで吹き飛ばしたレイブンアスに追いつき、再び戦いを始める。
サーファー「ネガティブゾーンに戻れ。そうすれば見逃してやる」
レイブンアス「戯言を。この戦いは避けられないぞ!」
サーファー「レイブンアス……敗北から、学べ」

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 生まれ変わったサーファーのコズミックパワーが、一つの惑星を粉みじんに打ち砕く。
 だが、サーファーはレイブンアスを殺してはいなかった。ネガティブゾーンに帰れと告げると、主のもとへと帰還するのであった。レイブンアスの生存を知ったギャラクタスはサーファーの甘さに怒りを露にするが、サーファーは「私は殺し屋ではない」と受けあわない。ヘラルドとして生まれ変わったサーファー、しかし、その心は以前と何ら変わっていなかったのだ。

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アニヒラスを排除できるよう、私はギャラクタスを制御してみせる……多くの命を救うために
 こうして、サーファーの新たな戦いが幕を開けるのだった。

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 その頃、暗黒のテネンバウスと哀しみのイージスの両者が、狂える巨人・サノスとの邂逅を果たしていた。
 サノスが従えるスクリートを見たイージスは、彼女がクリエーションイベントによって生み出された最初の生物であることに気づく。一方、スクリートは伝説上の存在であるはずのテネンバウスとイージスに恐怖を隠せない。だが、サノスはそんな彼らに恐れどころか興味を抱き、共に同じ目的――ギャラクタスの発見を持つ同士として、協力を持ちかけるのであった。
 その口元には、いつもと変わらぬ不敵な笑みが浮かんでいた――

to be continued ANNIHILATION#1

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