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CIVIL WAR FRONT LINE ENBEDDED part3

CIVIL WAR FRONT LINE ENBEDDED part3

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サリー「物事を見ようとしない人たちほど盲目ではない……私の祖母はよくそういったわ。おかしかった。祖母は鼻の先までしか見えなかったのに」
 ジャーナリストのサリーは目隠しをされ、とある場所へと案内されていた。
サリー「祖母は私に大きな影響を与えた人よ。今思い出しても、恐ろしく古臭い人だった。ドイツ人、メキシコ人、ミュータント、祖母はとにかく色々なものを嫌った。特に、スーパーヒーローを。だから私はヒーローを尊敬すると決めたの。彼女への嫌がらせのためにね」
 目隠しが取れたサリーを出迎えたのは、未登録ヒーローたちだった。さしたる力もない彼らは地下に終結し、レジスタンスを結成していた。サリーはその取材に訪れたのだ。
 彼らはプライバシーを公開せねばならない、スーパーヒューマン登録制度に強い不満を抱いていた。その中の一人、オーソリティーは尽くしてきた国に裏切られたと感じていた。プライバシーを尊重する権利すら、彼らにはもはや与えられない。
 スタンフォードの事件は確かに悲惨なものだった。だが、人々は事件に対する怒りをぶつけるスケープゴートを求めているだけなのだと、レジスタンスの一人が呟く。本当に悪いのは誰なのか、スタンフォードの事件(TVショー)を望んだのは誰なのか、考えもしないのだと

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 バクスタービルディング。デイリー・ビューグルの記者、ジョン・リッチはスーパーヒューマン登録制度に対するコメントを、リード・リチャーズに求めにやって来た。
 アイアンマンと共に登録制度施行の強硬派として知られるリード・リチャーズは、この制度こそが混乱を回避するための最良の策だと信じている。ベン・リッチは、思い込みとも言えるリードの考え方に疑問を持っていた。
 だが、リードはそんなベンに、得意げに新たなシステムを披露する。それは、登録されたすべてのスーパーヒューマンの行動をトレースするというものだった。監視としか言いようのないシステムに、ジョンは懸念を示す。リードは得意げにシステムを自慢するが、このアプローチは非常に危険なのではないかと。人間をデータとしてしか見ない価値観は間違っているのではないだろうかと。しかも今は、どちらかの陣営が完全な勝利を収めたわけではない。そんな状態でこれ以上、未登録派を刺激することは賢明とは言えなかった。
 だが、リードは考えすぎだとしてベンの意見に耳を聞き入れないのだった。

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 その晩、レジスタンスのインタビューを終えたサリーは路上で殴りあう二人の超人と遭遇する。未登録のサンダークラップと、登録制度を支持するバンタムだった。制度に従えというバンタムに、そんな考えに染まりはしないとサンダークラップは受け付けない。痺れを切らしたバンタムが殴りかかるのだが、サンダークラップの反撃にあえなく吹き飛ばされる。運の悪いことに、バンタムが吹き飛ばされた先にあったのは、ガス車だった。バンタムの体が車にめり込み、大爆発が起こる。
「ああ、何てことだ……俺は、何をした?」
 ただの小競り合いだったはずが、夜の街に突如として地獄絵図が出現する。サンダークラップは呆然となって、その場から逃げ去るのだった。
サリー「誰も考えもしない。戦争に行って、ライフルのスコープ越しに相手を見れば、そこに個人は存在しない。ただの標的だわ。だけど、死者について家族と話してみて。そこにいるのは、人間なのよ

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to be continued CIVIL WAR FRONT LINE ENBEDDED part4...




 今後のアメコミ紹介予定。現時点では週に三日、アニメ感想や新刊発売予定など固定記事があるので、アメコミ紹介に割けるのは必然的に週に四日×隔週(二週)の八回となります。その内の半分はCIVIL WARタイトルを補完していくつもりです。よって、明日はFRONT LINEの続き。タイミングを見て、アメイジングスパイダーマン誌なども、この枠で紹介していきたいと思います。
 残りの半分は自由枠というか、なるべく新刊の紹介にする予定。もしかしたら、注文してるYAの第二巻が届いたら、そっちの紹介を優先するかもしれませんが、基本的には新刊の方向で。

 さて、相変わらずくらーいFRONT LINE誌ですが(笑)、登録制度の影響を見るにはやっぱり、このコミックが一番なんですよね。登録派と未登録派の双方を描いていて、今回では登録派のリードが暴論を振りかざしたかと思いきや、後半では未登録派が殺人を犯す。混沌としていく世界を上手く表現しているのではないでしょうか。ちょっち読むのも紹介するのも大変なのですが、読み応えはあります。

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テーマ : アメコミ
ジャンル : サブカル

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