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キングダムカム愛蔵版


キングダム・カム 愛蔵版 (ShoPro Books)キングダム・カム 愛蔵版 (ShoPro Books)
(2010/10/30)
マーク・ウェイド

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 年以上前に発売されたキングダムカムが愛蔵版となって再登場した。化粧箱つきなのが地味に嬉しい。
 発売元は小学館集英社プロダクション。HOMを発売しているヴィレッジブックスとは異なり、絶版していたコミックを再販する機会が増えている。映画ダークナイトの高評価、ウォッチメンの映画化と上手く波に乗っている印象だ。

 個人的にはヴィレッジの勢いと小プロの堅実さの中間が程よいと思うのだけれど。飛鳥新社から発売しているユーロマンガシリーズがペース的に気持ちいい感じ。ジャイブはずっとマイペースなので、あれはあれでいいと思う。

 閑話休題。

 キングダムカムは全編、アレックス・ロスの美麗かつ写実的なアートで綴られる。アートを眺めているだけでもため息がこぼれる。これが十年以上前の作品なのだから、もう唸るしかない。ストーリーも錆びついてはおらず、名作たる所以を感じさせる。消耗されるのが常の創作において色褪せないのは凄い。もう、凄いという言葉しか思い浮かばない。どれだけ言葉を並び立てても、アレックス・ロスのアートを見た瞬間に消え失せる。

 本編以外も、大充実。ボリュームたっぷりの設定イラスト集には詳細な解説が加えられ、巻末・冊子と二つの解説が付属。別冊冊子の方には昨今のDCコミックとキングダムカムの関連性が記載されており、親切な作り。すべてを味わおうと思ったら、本編以上に時間を費やすことになるんじゃないだろうか。愛蔵版の名に恥じない重厚な一冊だ。

 少しでもアメコミが好きなら、間違いなく買いの一品。

ハウスオブM


X-MEN/アベンジャーズ ハウス・オブ・MX-MEN/アベンジャーズ ハウス・オブ・M
(2010/10/30)
ブライアン・マイケル・ベンディス

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 ウスオブMの邦訳版が発売中。

 当ブログで紹介したのはもう随分昔のこと。記事と照らし合わせながら、じっくりと堪能した。原文で読んだ時の感動には及ぶべくもないけれど(訳する時にはどうしても訳者のフィルターを通してしまうため。文字数の制限もある)、詳細な解説がついているので有難い。作中のタブロイド誌も事細かに訳されているので、よりどっぷりとHOM世界に浸ることができる。
 ただHOMのタイインタイトルの邦訳は予定されていないようで、関連タイトルが解説に羅列されるに留まっている。この辺りは原書にチャレンジするしかない。

 個人的には邦訳版を手にできて満足なのだけれど、何故にこのタイミングでこのタイトルなのだろうか?
 今人気のアイアンマン、映画公開が控えているキャプテンアメリカやアヴェンジャーズは殆ど活躍しないし、ソーにいたっては復活していない時期のストーリー。XMENも近々新作をやる訳でもなし。
 HOMは好きなクロスオーバーだし、邦訳ものがどんどん発売されるのは嬉しいけれど、アメコミを知らない人が手に取るには時期が微妙かなとは思う。

 難しいなあ。

ヘルボーイ復刊


ヘルボーイ:壱 ~破滅の種子/魔神覚醒~ (ShoPro Books DARK HORSE BOOKS)ヘルボーイ:壱 ~破滅の種子/魔神覚醒~ (ShoPro Books DARK HORSE BOOKS)
(2010/09/30)
マイク・ミニョーラ、Mike Mignolaジョン・バーン、John Byrne

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ヘルボーイ:弐 ~チェインド・コフィン[縛られた棺]/滅びの右手~ (ShoPro Books DARK HORSE BOOKS)ヘルボーイ:弐 ~チェインド・コフィン[縛られた棺]/滅びの右手~ (ShoPro Books DARK HORSE BOOKS)
(2010/09/30)
マイク・ミニョーラ、Mike Mignola

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 プロで発行されていたヘルボーイが合本となって復刊。ものによっては高騰していたものもあったので、思い切って二冊まとめて購入した。読んでいないのは滅びの右手のみだったのだけど。どうせなら、ね。ちょっと高い買い物だったかもしれない。
 ……ふと思い立って旧版の魔人覚醒と何気なく比較してみた。うん? 復刊の方が色のコントラストがしっかりしているような気がする。くっきり、メリハリがついている。というか、明らかに色が濃い。もしかしたら、これが本来のヘルボーイのアートの美しさなのかもしれない。

 経年劣化で色褪せているという線も捨てきれないけど……うーん、やっぱり復刊の方が発色いいね。紙質の問題かしらん? わざわざ買いなおすほどじゃないけど、両方持っている人は比較するのも面白いかもしれない。
 ちなみに巻末にはスケッチを収録。ミニョーラのアートを存分に楽しみたい方は是非。

 ※Scholarly Roomさんをリンクに追加。
 アメコミ紹介・翻訳ブログさん。レイアウトが素敵。内容も素敵。ウチも頑張りたい。英語の勉強再開しようかなあ。ウチは意訳の嵐なのです。

アメコミ新潮、墜つ

 クシィの方で話題にしたんですが、こちらでも一応。
 アルティメットXメンやアルティメットスパイダーマンなどを出版していたアメコミ新潮のアメコミ撤退が決定しました。マーベルコミックスとの契約が切れたためだそうです。今後、新たにアメコミ出版部が発足することがあるかもしれないと言ってはいますが、あまりアテにしない方がいいでしょう。

 というのも、アメコミ新潮がアルティメットシリーズをリリースしていたのは、アルティメットXメン1(2003/4/24)~アルティメットスパイダーマン11(2004/05)までの約一年間のみ。残りの二年は目だったアクションなし。そんな会社が再びアメコミ出版部を立ち起こすとは考えにくいというか……またアメコミ出版を開始されたら、むしろ困る(苦笑)
 いやね、アメコミって凄く定着にしにくいジャンルなんですよ。やたらと歴史は長いし、信じられないようなストーリー展開がなされたりもしますし。だからアメコミを定着させるためには根気が自然と必要になってくるわけで、一年間のみアメコミリリースして後はサイナラって出版社には二度と邦訳して欲しくないってのが本音です。(アルティメットシリーズは既存作品のリメイクだから歴史は関係ないけど、素人には区別つかないと思うな)

 アメコミ新潮の撤退で、邦訳アメコミ会社はJIVEと小プロワールドコミックスの二社を残すのみ。
 JIVEコミックスはヘルボーイを精力的にリリースしている会社。かなりのペースで邦訳されており、原作リリースとのタイムラグが少ないです。他にも去年映画が公開されたSINSITYや、Xメンのジム・リーが手がけたバットマンHUSHやスーパーマン・フォートゥモロウなどをリリース。そして、アメコミの傑作の一つに数えられるアストロシティの邦訳も手がけています(二巻のみ。続刊は途絶えてます)。ここがマーベルと契約結んでくれれば、色々と面白いことになりそう。
 小プロワールドコミックスはガイドブックやグラフィックノベルなどをリリース。ちょっと渋いかなぁ。あんまりおススメ出来ないです。キャラクターのガイドブックを出されても、リアルタイムでエピソードが積み重ねられていくわけで。それなら原書にチャレンジしちゃった方がいい。

 そんな訳で、頼りになるのはJIVE一社のみ。日本のアメコミ市場はますます冷え込んでいくことになりそうです(涙)
 一方で、マーベルは色々なキャラクター商品をリリースしているんですよ。カードとかシールとか、ミニコミックとか。見かけた方もいるんじゃないでしょうか。フツーはここで原作コミックとの連動を図るものですが……まったく連動がなされていないのが現実。どうにかしてくれ、マーベルOTL

 なお、アメコミ新潮でリリースされていたアルティメットシリーズはまだ購入が可能。本国でもアルティメッツ(アルティメットユニバースでの、アヴェンジャーズ)やアルティメットファンタスティック4、アルティメットクロスオーバーが刊行中です。邦訳をきっかけに、知識がなくてもある程度ついていけるアルティメットユニバースに飛び込んでみてはいかがでしょうか?

 ※アメコミ取扱店はこの記事を参考にしてください。


←ヘルボーイ長編最新作

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ジャンル : サブカル

バットマン・パニッシャー

batopanicross.jpg

 しぶりにブックオフに行ったら、オモロイものがあったので確保してきました。

 その名もバットマン・パニッシャー(1995年)

 何なんでしょう、この「えっ?」って思わず言いたくなる作品は(笑)
 バットマンは説明するまでもなく、DCコミックスの看板タイトルですな。何度も映画化されているので、説明するまでもないでしょう。悪を挫くお人ですが、殺しまではしません。
 んで、パニッシャー。最近公開された映画が評判にもならずに終わったちょっち哀れななヒーローさんです。(版権はマーヴェルコミックス)何たって、もともとがスパイダーマンの脇役ですしね。そんなパニッシャーさんは、ヒーローというにはちと語弊が生じる人でして。詳しくはマーヴェルファンクラブのキャラ紹介を見てもらうとして、一言でこやつを言い表すと「悪・即・斬」。悪人どもは皆殺しだぜ! というお人なのです。このバットマン・パニッシャーでもジョーカーを殺しそうになって、バットマンに止められています。そりゃまあ、他社のヒーローに殺されちゃ、ジョーカーも立場がないですからね(ぇー

 悪人を殺さないバットマンと悪人を殺しまくるパニッシャー、一見面白そうな組み合わせなんですが、如何せん互いの知名度・人気が吊り合っておりません(笑)日本では尚更。そんな両者をクロス・オーバーさせてしまうのですから、DC&マーヴェルコミックスは恐るべし。
 ちなみにそれ以前のクロス・オーバーは「スーパーマンVSスパイダーマン」・「スーパーマン&スパイダーマン」・「バットマンVSハルク」・「Xmen&ティーンタイタンズ」とそうそうたる顔ぶれ。ティーンタイタンズはDCコミックスの若いヒーローたちのチームです。ロビンが主役格と言えば、結構有名な連中だと分かっていただけるでしょう。さて、そこに組み込まれたのが「バットマン・パニッシャー」どうでしょう、この釣り合ってなさっぷりは。クロス・オーバー当時はパニッシャー人気が高かったのかもしれませんが、今見ると何とも滑稽なものが。 

 もうね、タイトルを見た瞬間に「マジすか!?」と心の中で叫んでしまうほどなんですよ。今となっては異色すぎる組み合わせですからねー。
 肝心の内容は……パニッシャーが宿敵ジグソーを追ってゴッサムシティにたどり着いて、ひたすら暴れる&バットマンに追いかけられるというお話。そんだけ。解説を見るとこのパニッシャーの登場で、バットマン本誌でイベントが進んだそうですが、クロスオーバー単体としては何とも地味。何というか、ある意味期待通りの出来でした(笑)やっぱね、バットマンとパニッシャーじゃこうなりますよ。うんうん。ちなみに最後は、パニッシャーがバットマンに殴られて、ゴッサムシティを去るところで終わりです。

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